情報収集期間 2015:07.29~2016.10.22
2015.08.08: 初出
※サイト内に新しいページがあります。
Windows 10 April 2018 Update (v1803) の不具合やトラブルのメモ
※以下、このページ内には引き続き注意すべき問題も含まれていますが、詳細は未調査です。大半の情報が古くなっているものとしてお読みください。
2015年8月時点の、(主に無償アップグレード後の) Windows 10の不具合とトラブルの情報を紹介したページです。現時点で分かっている解決方法も記載しています。
このページでは結構な量のトラブルや不具合を書いていますが、以下に紹介するものは大部分のPCでは大きな問題は発生しない、もしくは回避可能な問題が多いように感じます。
- 主に「無料アップグレードを行った後」のトラブルをまとめています。
※アップデート中の失敗やライセンス認証の失敗は別ページで紹介
・アップグレード失敗/ライセンス認証失敗の原因リスト(23個)
・ライセンス認証の扱いについてまとめ - 個別のハード・ソフト情報ではなく、一般的な事例を多めに取り扱っています。
- ここで紹介する大半がネットで拾った情報です。
手元での再現検証一切無しの情報も含まれますm(_ _)m - Windows10は、かなり速いペースでアップグレードパッチが提供されています。暫くすると、以下の不具合もなくなるかもしれません。
はじめに
上の項目で「現時点では大部分のPCで(アップグレード自体で)大きな問題は発生していない」と書いていますが、
・Windows10へのアップデグレード中にフリーズする、
・アップグレードそのものに失敗する、
・元のOSに戻せない(戻しても正常作動しない)
などの報告も、それなりの数で存在します。
それなりに覚悟を持ってアップグレードすること。
- 自信が無い場合、使い込んだPCや古いPC、周辺機器てんこ盛りのPCなどをWindows10にしない。もう少し様子見する。
- アップグレードを行う際は、PCの構成はできるだけシンプルにしておく事。(ただしPC内部のパーツ構成を変更するとライセンスが外れ、再認証が必要になる場合がある(しかも無償アップグレードでは再認証が受けられない可能性がある)ので、その覚悟もしておく事)
- サイト内アップグレード方法紹介ページ:
Windows10の予約と無償アップグレードの全手順(詳しい図解入り)
覚えておくと便利な対処方法
- sfc /scannow
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth - いずれも「管理者権限のコマンドプロンプト」上で実行します。
- 上記二つのコマンド、両方または一方で解決するトラブルは結構多い。
最初に行う事/ビデオカードドライバのバージョンを確認し、必要ならば自分でアップデートする
2015年8月の時点では、Windows10にアップグレードした後、最初に導入されるビデオカードドライバは出来の良いものではありません。
- AMD Radeonの Catalyst 15.7.0 は出来が良くありません
(15.7.1以降大丈夫) - NVIDIAのドライバ v353.54はバグがあります。
(v353.62以降は大丈夫)
- ※ Intelのドライバは当方未調査
(一部PCではビデオカードドライバが原因でPCトラブルが発生する模様) - ビデオカードドライバが適用されないケースもあります。
(大きな滲んだアイコンが表示されます) - Windows10のアップグレードファイルは、(予約版・ISO版共に) 随時最新版へと更新されています。しばらくするとこの問題は解消されると思われます。
Windows10へアップグレードした後は、NVIDIA、Radeon、Intelのサイトへ行き、速やかに最新のビデオカードドライバを手動でインストールしましょう。
勝手に古いドライバ/新しいドライバがインストールされて困る場合
サイト内に手順解説ページを作成しました
Windows10でドライバが勝手にインストールされないようにする方法
メモ書きレベルの記事ですが参考にして下さい。
初心者が初見で詰みやすい問題
- サインイン後に黒い画面にマウス カーソルだけが表示される
サインイン前に黒い画面が表示される
- マウスカーソルが動いているなら、解決方法はある。
- 対処方法→ Windows 10 にアップグレード後、黒い画面が表示される場合の対処法-マイクロソフト コミュニティ
- 以下、リンク先の手順の一部
- コントロールパネルから「LockAppHost.exe」を見つけ停止する
- sfc /scannow を実行する
- DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth を実行する
- Windows PowerShellを管理者として実行し、
Get-AppXPackage -AllUsers | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml"}
を実行する。 - 複数のGPUがある場合は要注意。
オンボードGPUとビデオカードの優先順位が逆転している場合がある。 - Windows10上で最新ドライバをインストールすれば、解決することが多い。
- マルチディスプレイで利用している場合に良く発生する。
アップグレードする時はシンプルな構成にする - DVI接続、DisplayPort接続、HDMI接続など、モニタとの接続方法を変更すれば解消する場合もある
Windows7からアップグレードする場合の注意事項
アップグレード元がWindows7で、PCに USB3.0 ポートが搭載されている場合は要注意。
- Windows7の場合、OS標準でUSB3.0コントローラーが付属していないので、メーカー側で専用のUSB3.0コントローラーとドライバを用意している。
- Windows8以降、OSに標準でUSB3.0コントローラーやドライバが付属している。専用のドライバが出ていない場合も多い。
- Windows7からWindows10へアップグレードする場合、USB3.0コントローラーやドライバを削除しておく事。
(アップグレード後に削除してもOK) - Windows7時代のドライバを利用していると、主にUSBハブで不具合が発生しやすい状態になります。
- サイト内参考リンク
Windows 10/8.1/8にはUSB3.0ドライバは不要
- Windows7からWindows10へアップグレードする場合、USB3.0コントローラーやドライバを削除しておく事。
Windows10の不具合
- MSEが削除できなくなる。
- MSEは、いつの間にか新しいバージョンになっています。Windows7で「古いMSE」を使っていた場合、Windows10 へアップグレード後、稀にMSEがそのまま残ってしまい、削除できなくなる現象が発生します。
- 解決方法
Windows10でMSEが削除できなくなった時の対処方法
- スタートメニューの項目の数が512個を超えると一部のメニューが消える
- 一部のアプリ・ソフトがスタートメニューから消えた、またはインストールしても表示されない場合、これを疑う。
- 参考リンク
Windows10で一部スタートメニュー項目が消える不具合が発生|かずきさんのがんばらない日誌 - Microsoftも問題を認識しているようなので、近い内に修正されるはず。
- Build 10547で最大2048個までタイル追加できるよう変更された。(参考リンク)
- 日本語入力が出来なくなる
- MS-IMEでも以下のような不具合が発生する。
※Google IMEなどの問題は、別問題としてページ下段で解説 - 一般ユーザーでログインした場合、UACで管理者に昇格して起動したアプリではIMEが動かない。Build 10547でも修正されていない。
- キーボードが英語101キーボードと認識される
具体例
「半角/全角」キーを押した時に ` (チルダ)が表示される
「Shift」キー+「2」 を入力した時に @ が表示される
「@」キーを押した時に [ が表示される
など
- Windows 10で日本語入力できない、半角/全角キーが効かなくなった場合の解決方法
▲Windows8時代から発生しているトラブルです。
- ※通常はレジストリは弄らなくても治る感じ。
レジストリ弄る場合は、「値の名前: LayerDriver KOR」を削除すればOK (他は弄る必要なし) - 新規にユーザーを追加する/ユーザーを切り替えると発生しやすい。
- ※通常はレジストリは弄らなくても治る感じ。
- その他サイト内情報
PCのキーボードがおかしくなった。半角/全角キーが効かなくなった場合の対処法
- MS-IMEでも以下のような不具合が発生する。
Windows10が重い。何の操作もできない。
- Windows10はインストール直後に、非常に重い自動メンテナンスが実行されます。
- このメンテナンスはPCがアイドル中になった後や、スリープさせた後に開始されます。
- このメンテナンスが終わるまではPCは非常に重くなります。PCは一時的に操作不能なほど重い状態になります。
- 自動メンテナンスが「非常に重い」のは、最初の1~2回のだけ。それ以降は、閉口レベルで自動メンテナンスが重くなる事は無いようです。
- 自動メンテナンスが終了すれば (通常は) Windows7より軽くなります。
- サイト内 自動メンテナンス解説ページ
バッテリーの消費が早すぎる。
ノートPCやタブレットPCが、「朝起きたらバッテリーが空だった」などという現象が稀に発生します。
- ハードやドライバが、Windows10 (主に高速スタートアップ機能)に対応できていないため、正常にシャットダウンまたはスリープが出来ていないと思われます。
- シャットダウンまたはスリープされたように見えて、CPUまたはマザーが稼働している状況があるようです。
- シャットダウン中、スリープ中もバッテリー部分が熱を持っている場合は、これを疑ってみましょう。
- チップセットドライバやUSBコントローラーなどを含め、全部のドライバを最新版またはWindows10対応版に変更してみましょう。
- Windows10はインストール直後に、非常に重い自動メンテナンスが実行されます。
- 自動メンテナンスはスリープを解除し、自動でスタートします。
- このメンテナンスはバッテリー消費がとても大きいです。
(ノートPCやタブレットPCの場合、通常は勝手にスリープ解除して自動メンテナンスがスタートする事は無いのですが、稀にそういうケースが発生しているようです。)
- (自動メンテナンスが終了すれば (通常は) Windows 7/8.1 よりバッテリー消費は小さくなります。)
- 解決策
サイト内 自動メンテナンス解説ページ / サイト内 勝手なスリープ解除を回避する方法
DVDを認識しない、光学ドライブが消えた場合
ありがちなトラブルとその対処方法を以下ページにまとめています
Windows 10がDVDを認識しない、光学ドライブが消えた場合の対処方法
※Windows 10にアップグレードしたら、DVDを認識しななくなった、光学ドライブが消えてしまった、というトラブルは意外と多く発生しているようです。
一部の古いドライバに注意
この項目は 高速スタートアップの話題。
Windows7 ユーザーが注意する事。
Windows8.1で問題が出なかったPCの場合は無視してOKな項目。
- 「高速スタートアップ」に未対応なドライバを使っていると、ブルースクリーンエラーやPC起動不能など、深刻なトラブルが発生するので注意。
- Windows8以降に正式対応しているドライバならば、この問題を心配する必要はない。
- Windows8以降に正式対応していないドライバで、必ずこの問題が発生する、という訳でもない。
- ドライバを呼び出す時に、ある一定のお作法を使っているデバイスの場合、(高速スタートアップの呼び出しに対応できず) 何かしらの問題が発生する。
スタートボタンやタスクバーがクリックできない、反応しない
- Windows 7からアップグレードしたWindows10で、ごく稀にスタートボタンやタスクバーが無反応になり、クリックしても何も起きなくなる場合があります。
- 主な原因
この現象は、主にディスプレイドライバ、オーディオドライバ、SATAコントローラー、各種USBドライバなどが正常に作動していない時に発生します。
- Windows7時代のドライバが残っている
- Windows10用のドライバが正しくインストールされていない。
- タスクトレイに関連ユーティリティが常駐するドライバが怪しい。
- 一時しのぎな解決方法
PCを再起動しましょう。「ALT+DEL+CTRL」同時押しでもWindowsの終了メニューにアクセスできます。 - ※注意: スタートメニューやタスクバーが無反応な間は、問題のドライバの再インストールや自動メンテが行われている可能性があります。暫く待つのが安全です。
- 正しい解決方法
問題が発生していると思われるドライバを、一度完全に削除し、インストールしてみましょう。たいていの場合は解決します。
- 主な原因
アップグレードの際、問題が発生しやすいハード・ドライバ
すでに問題が発生してしまっている場合は以下リンク参照
→ Windows10 にしたらネットやモニタやプリンタが使えなくなった時のチェックポイント
※上リンクは複数デバイスの優先順位が変わった場合の解決方法です。
- ディスプレイドライバ
- 複数のGPUがある場合は注意。
(オンボード上のGPU含め) 優先順位が逆転している場合がある。 - Windows10上で最新ドライバをインストールすれば、解決することが多い。
- マルチディスプレイ環境で良く発生する。
アップグレード時はシンプルな構成にする。 - DVI接続、DisplayPort接続、HDMI接続など、接続方法を変更すれば解消する場合もある
- 複数のGPUがある場合は注意。
- LAN機器/NIC(ネットワーク・インターフェース・カード)
- 複数のネットワークカードがある場合は要注意。
ネットワークアダプタの優先順位が逆転している場合がある。
- VMwareやHyper-Vの仮想環境用のネットワークアダプタがプライマリになっているケースもある。
- Bluetoothも干渉する場合があるので注意。
- 優先順位を下げたいネットワークカードのドライバを削除する、または一旦その機器を外す。
- ドライバの再インストールをしてみる
((ASUS Z97-PROマザー上の)Intel製LANドライバを完全削除したら最新のドライバが適用できなくなった、という報告を頂いています。ドライバは上書きインストールが無難かと思われます) - sfc /scannow を実行する
- DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth を実行する
- 複数のネットワークカードがある場合は要注意。
- オーディオドライバ
- 音質が悪くなった、音が出なくなった、などの問題がかなりのPCで発生する。
- いろいろな原因があり、解決方法も様々です。
- 原因と解決方法の詳細: Windows10にアップグレードしたら音が出なくなった、音質が変わった場合の対処方法
※音質の変化は定期的に発生するか、もしくは現在も改善中、という印象を受けます。
- USB機器・USBコントローラ
- Windows10がスリープ復帰に失敗する、(高速スタートアップ有効時に)シャトダウンからのPC起動がおかしくなる、という場合は、大抵はこれが原因です。
- 対処方法
以下ドライバをWindows10対応の最新版にする
・マザーボードのチップセットドライバ
・USBコントローラ
・各USB機器
(USBコントローラはWindows10標準のコントローラを使う事)
(専用ドライバが用意されていないものはとりあえず無視してOK) - 応急処置
Windows10対応のドライバが用意できない場合は、以下で凌ぐ。
- PCが起動している状態で、USB機器を「正しい手順で」取り外し、一度再起動する。
- 問題発生するUSB機器を繋ぐまでは、スリープ復帰に失敗しないはず。
- その他
前述した情報と重複するけれど、Windows7とWindows10ではUSB3.0 コントトーラーやUSB3.0ドライバはかなり別物なので注意。
- メーカーからWindows10用のUSB3.0ドライバがリリースされていない場合、Windows10標準のドライバで代用する事。
- もしくはWindows Updateからドライバを入手する事。
- 対処方法
- 注意
まだスリープ復帰に失敗する場合は、不具合の原因は他にある。
- Windows10がスリープ復帰に失敗する、(高速スタートアップ有効時に)シャトダウンからのPC起動がおかしくなる、という場合は、大抵はこれが原因です。
- プリンタなど
- アップグレード時は外しておく
- ネットワークプリンタの場合は、電源を切っておく。
- トラブルが出たらドライバの削除とインストールやり直し。
- データドライブの中身が丸々消える
- ネットで拾った情報。
ちょっと怖くて手元の環境で再現テストしようと思えない。 - 複数のドライブを接続したままアップグレードを行ったら、データ用のドライブに予備領域が作成されてしまい、更にデータ領域が消された、という現象なのだろうか・・・?
- ネットで拾った情報。
対処に迷う問題
「最新のドライバを適用していれば不具合からは逃れられる」と思ったらそうでもなさそうです。
- サイト内記事
VMwareがWindows 10を正式サポート/どうやら私は Windows 10で発生するトラブルを紙一重でかわしているらしい
- 内容の概略
我が家のメインPCは「マザーのチップセット/USBコントローラ/Diskコントローラ」などのドライバを、Windows7時代のドライバで凌いでいました。 - 結果、(普通は不具合が発生するはずの) Windows10未対応の旧VMwareが正常に作動していたようです。
- ※ただし、Windows7時代のUSBコントローラを使っていたため、Windows10ではスリープ復帰に失敗するという弊害もありました。
- 内容の概略
各種アプリケーションがWindows10に対応していけば解消される問題ではありますが、「新しいドライバの方が安定する」と思い込み過ぎるのも良くない結果を招きます('Α`)
アップグレードの後、問題が発生しやすいソフトなど
- ゲーム関連
- Windows10にしたら正常に動かなくなった・・・というゲームは意外と多い。特にオンラインゲームは注意。
- 作動するかどうか、各自が事前にチェックしよう。
- SafeDisc、SecuROM関連のアプリ・ゲームが起動しない
- 外部 関連記事
GIGAZINE Windows 10ではSecuROMなど従来のDRM採用ゲームがサポートされないため一部の人気タイトルがプレイできないと判明 - 旧来のDRMシステムを持つアプリケーションの作動は、Windows10では 起動できません (仕様)。
- 外部 関連記事
- セキュリティソフト
- Microsoft以外のウイルス対策ソフトを使っている場合、無料アップグレード失敗の原因になったり、アップグレード後に問題が発生する場合あり
- 上記「ゲームソフトが作動しない」と同じような理由で、「システム的に古い」セキュリティソフトは起動しなくなります。
- セキュリティソフト販売元に専用の削除ツールがある場合は、それらのツールを使って削除する
- 手順や症状の解説が詳しいサイト
Windows 10 にサインイン後、画面が点滅する場合の対処法 - マイクロソフトコミュニティ
- 手順や症状の解説が詳しいサイト
- 一例:ノートン
ノートンと Windows 10 との互換性 | ノートン コミュニティ
最新バージョンの場合問題は出ない模様ですが、ノートン製品が旧バージョンのままWindows10にアップグレードすると、ノートン自体が勝手に削除される等、何やら問題が出る模様。
- Microsoft以外のウイルス対策ソフトを使っている場合、無料アップグレード失敗の原因になったり、アップグレード後に問題が発生する場合あり
- IME関連/日本語入力ができなくなる、正常入力できなくなる
Windows10が修正されるか、各社IMEの最新版が出るまで、当面の間 MS-IME を使うしか手立てがない。
- 一般ユーザーでログインした場合、UACで管理者に昇格して起動したアプリではIMEが動かない。MS-IMEでも発生する。
Build 10547でも修正されていない。 - Google IMEなど、一部サードパーティ製IMEが正常作動しない。
Build 10547でほぼ修正されている模様。 - 再起動するたびにMS-IMEに戻る/日本語が入力できなくなる。
Build 10547でほぼ修正されている模様。 - 古いIMEはストアアプリでの作動は無理っぽい。
デスクトップのみしか使えない。Build 10547+Google IMEの場合、修正されている事を確認 - 一部環境では以下で直る模様
- 他社製IMEはアンインストールしてから無料アップグレードを行う/またはWindows10上で一旦アンインストールしてからインストールしなおす、等で治る場合もある (治らないという報告も多い)
- この件のMicrosoftの回避策
Windows 10 で発生している他社製 IMEの問題について - オペレーティングシステム開発統括部 - Site Home - MSDN Blogs
「他社製 IME を Windows 10 上で一度アンインストールした後、再インストールする」と案内が出ています。
(今はこれで解決しますかね・・・? 9月10日頃にGoogle日本語検索を再インストールした時は直らなかった)
- IMEをアンインストールする場合は、ユーザー辞書のエクスポートを忘れないこと。
- 一般ユーザーでログインした場合、UACで管理者に昇格して起動したアプリではIMEが動かない。MS-IMEでも発生する。
- アップグレードすると、一部拡張子の関連付けが外れる
- ブラウザ、音楽、写真などの関連付けが勝手に変更されてしまうのは・・・まあ・・・新OSに移行したのだから仕方が無いと思って関連付けをやり直そう。
- その他にも、完全に関連付けが外れる拡張子がある。
- 有効な対処方法は、今のところ発見できず。
- 地道に手動で拡張子の関連付けを登録しなおし。
または該当ソフトのインストールやりなおし。
- Windows 7/8.1と比較して、エクスプローラの挙動が明らかに重くなる
- エクスプローラの機能を拡張するツール
右クリックのメニューを拡張するツール
これらツールの拡張機能が原因で、エクスプローラの挙動が不安定になる場合があります。 - 原因となるツールをアンインストールし、PCを再起動してみましょう。
- 該当ツールに最新版がリリースされていないかチェックしてみましょう。
(問題になる機能が搭載されていない旧バージョンを使う事で解消する場合もあります)
- エクスプローラの機能を拡張するツール
- 高機能な圧縮解凍ソフトや仮想ドライブマウントソフトなど
- ブラウザやファイル操作に変更を加えるツールは、Windows10のファイル操作やフォルダ操作に悪影響を与える場合がある。
- ピン留めしたエクスプローラからフォルダが開かなくなった場合はこれを疑う。
- ツールの対応待ち。
高機能化する前の旧バージョンを利用すると問題が出なくなる場合もある (例:WinCDEmu) - サイト内関連ページ
Windows10でピン留めしたエクスプローラーのジャンプリストが使えなくなった場合の対処方法
- 一部のブラウザ系ツール
- 2ch専用ブラウザなど、一部のネット接続ツールが正常作動しなくなる。
- 解決方法
sfc /scannow を実行する
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth を実行するいずれか一方、または両方を行うことで問題解決する場合が多い。
- IEのコンポーネントを利用するツール
- Windows10では、IEの機能を呼び出すツールに制限がかかる可能性がある。
- Windows10 IP版の頃は正常作動しているものが多かったので、今後のアップデートで利用可能になる可能性はゼロではない。
- ツールまたはMicrosoftの対応待ち
- テキストエディタ
- IEのオプションで「HTMLの編集」に関連付けていたり、拡張子 HTMLに関連付けを行っている場合は注意。
- Edgeで「ソースの表示」を行うと Edgeがバグる。
- Edgeの右クリックが無効になる。[X]ボタンから終了できなくなる。
(タスクマネージャーで強制終了するまで不具合が続く) - ツールまたはMicrosoftの対応待ち。
Build 10547でも修正されていない。
- システムユーティリティツール
- Core TempというCPU温度測定ツールが原因でWindows10の作動に影響が出る、という報告がかなりの数で上がっている。
- 最低限、スタートアップからCore Tempは外しておく
- Core TempはWindows10対応版が出るまで使わないのが無難。
代用ソフト→RealTemp
アップグレード後に気をつける問題
- 外付けHDDをWindows7以前のOSと共用しない
- Windows8以降と、Windows7以前では、NTFSストレージのログファイルシステムのバージョンが違います。
- 取り外し手順を間違うと、外付けHDDのデータが消える場合があります。(デュアルブート環境の場合は、内蔵ドライブも注意する事)
- Windows10/8.1/8に接続した外付けHDD(NTFSストレージ)は、正規の手順で取り外す必要があります。
- この問題は、Windows10も発生します。
(警告メッセージが出るようになっているので、注意していれば 多少は被害に遭う確率は減っています)
その他
- 外部サイト参考リンク
- Windows 10アップグレード時のトラブルは事前チェックで防止できる - 週刊アスキー
読みやすい。分かりやすい。
当サイトでは書いていないネットワークプリンタのトラブルの記載あり。 - Windows10のアップグレードはいつすべき?不具合報告多数! | よろず堂通信
何やら笑えない(笑える?)トラブルが記述してあったので、ちょっと紹介。
とある男性がアップグレードの設定を済ませて眠りについたものの、妻からパソコンのデスクトップに「いかがわしい画像」が表示されていると起されました。
どうやって止めたらいいのかわからず、シャットダウンするまでその「辱め」は延々続いたとか…。
実は、Windows10には、ログイン時に好みの画像をスライドショーで表示させる機能がデフォルト設定となっており、「マイピクチャ」に保存されている画像を自動的にスライドショーで表示していた模様。
- Windows 10 The Latest:アップグレードはまだ早い!?各社のWindows 10対応状況リファレンス - @IT
アップグレード時の引継ぎ内容とかが非常に詳しい。
あと以下の一文こわい。
非常にまれだが、再起動に失敗して二度と起動できなくなるということもある。私も VMware上の IP版でアップグレード練習してた時、1回だけ「二度と起動できなくなる」を体験した。(OSを元に戻す作業してた時)
- Windows 10アップグレード時のトラブルは事前チェックで防止できる - 週刊アスキー
このページの情報は 以上です。
サイト内 関連ページ
(メジャーアップデート/インストール関連)
- ISOのダウンロード方法、インストールDVD/USB 作成手順
- Windows10のインストール
- メジャーアップデート手順
- アップグレード失敗/ライセンス認証失敗の原因リスト(25個)
- パーツ変更、再認証、ライセンスの扱いについてまとめ(自作PC向け)
既に解決された問題: Windows Updateの再起動ループ問題について
8月10日から15日頃にかけ、一部のWindows10 PCで、「KB3081424」または「KB3081436」を適用すると再起動ループに陥るトラブルが発生していましたが、この問題はKB3081440にて修正された模様です。
詳細 → Windows10の累積アップデート「KB3081424」で再起動ループが発生した時の対処方法(終了)
2015年9月22日追記分
KB3087040は何度か再配信が行われています。以下のような問題は解消しています。- Windows 10でFlash Playerの更新ができない問題(2015年9月22日)
Windows10、8.1などで、Windows Update経由でFlash Playerがアップデートできなくなっています。
このアップデートは脆弱性の修正であり、一部の脆弱性はすでに攻撃が確認されているとの事ですので、早めにアップデートを行いましょう。