2017.12.12: 文末に「Windowsのライセンス認証をリセットする」追記(リンク紹介のみ)
2017.04.18: Creators Update 以降のライセンスの扱い追記
2016.09.27: 「Anniversary Update以降のライセンスの扱い」が誤解を生みそうな表現だったので修正
2016.08.23: ページ構成を変更。
Anniversary Update以降のライセンスの扱いを追記
2016.06.23~30: Anniversary Update以降のライセンス認証について追記
2016.06.15:「てきとうなぶろぐ」さんの情報を追加
2016.06.05: Windows10 Home → Pro (Microsoftストア利用時)を追加
2016.01.19: 全面改訂&改装中
Windows10のライセンス認証に関する情報を扱ったページです。
このページは基本的に リンク紹介のみです。認証手順の解説はありません。
Creators Update以降、Anniversary Update以降のライセンスに関連する情報も追記しています。
TH1/TH2時代の情報はページ後半に移動しています。
Creators Update 以降のライセンスの扱い
まだ一度も Windows 10 へアップグレードしていない 8.1 のライセンスキーではアップグレード後の認証が通らないケースが発生するようになってきたようです。
外部参考リンク
- Windows10 Creators Updateは新規インストール時に8/8.1のDPKを読みにいかなくなった - パソコンりかばり堂本舗
- まだWindows10インストール履歴のない7PCをCreators Updateでアップグレード - パソコンりかばり堂本舗
リンク先 (パソコンりかばり堂本舗さん) の検証によると、
- メーカー製PC Windows8.1
デジタルプロダクトキー(UEFI BIOSに埋め込まれたキー)
・・・・デジタルプロダクトキーを読みにいかなくなった
・・・・新規インストールしたWindows10で手動のプロダクトキー入力も通らなかった - メーカー製PC Windows7
レガシーBIOS起動
・・・・新規インストールしたWindows10で手動のプロダクトキー入力は通った
という状況になっているようです。
Anniversary Update 時代、デジタルプロダクトキーはMicrosoftアカウントと紐付くように変更されていましたが、Creators Updateでは これを停止し、マザーに内蔵されたデジタルプロダクトキーは読み込まないようにしているようです。
Anniversary Update以降のライセンスの扱い
ライセンスをMicrosoftアカウントに紐付けておけば、ライセンスの移動やパーツ交換時のライセンス認証ができるようになりました。
Anniversary Update以降も、Microsoftアカウントに紐付けせずローカルアカウントで運用することも可能ですが、この場合はライセンスの移動やパーツ交換時の再認証はできないようです。
また、アカウントの移動や再認証にはいろいろと複雑な手順が必要な感じですが、古いPCのライセンスを新しいPCへ移行することも可能なようです。
※無償アップグレードしたPCの場合、どこまでパーツ交換できるかについては未確認。
検証された方のリンク
- 価格.com - 『Windows 10 1607 の新機能ライセンスの移動を試してみた』 マイクロソフト OSソフトのクチコミ掲示板あ
- 以下のインストールで無事ライセンスが認証できているようです。
- 「Windows 10 無料アップグレード済み環境のHDDを交換」 →「Windows 10 1607 をクリーンインストール」可能
- 「新しいパソコン」→「Windows 10 1607 を新規インストール」可能
- 必要に応じて、ローカルアカウントによるログオンに戻すこともできる
- 注意
- ライセンス移動する前にそのPCでMicrosoftアカウントでログオンするのが重要。
- ローカルアカウントの状態で使っていたPCが壊れた場合、そのアカウントを別PCに移す事は出来ないので注意。
- 注意その2
- リンク先では「新パソコン」の方には「無料アップグレード済み環境」の一言が無い。
- ライセンスが DSP版、パッケージ版、無償アップグレード版、IP版へ早期参加したテスターへの無償版、どれなのか不明
- あくまでもVMware上での検証
- 以下のインストールで無事ライセンスが認証できているようです。
私は、自作PCのアカウント認証では以前と同じような「点数ルール」と「90~120日ルール」が適用されると予想していましたが・・・・大はずれだったみたいです。
Microsoftは方針を変更して (再認証を行いたい場合は) 完全にアカウント紐付きにしたみたいですねえ。
しかし、なんだか随分複雑な移行方法です(^_^;
2016年7月以前に「Anniversary Update以降のライセンス認証」について書かれた情報
- Windows 10新プレビューでハード構成変更に関わる認証問題を改善
- ライセンス認証の仕組みが変わる。
以下、部分的に引用
Windows 10 IP Build 14371で「Activation Troubleshooter」という機能が追加。デジタルライセンスがMicrosoftアカウントと紐付くようになった。PCのハードウェア構成を変更した場合も、アクティベーショントラブルシューター経由でOSのデジタルライセンスを再アクティベートできる。 - 上リンクでは無償アップグレードに関して一切触れていないので注意。Anniversary Update以降も、(個人的には) 無償アップグレード版はパーツ交換に何らかの制限はあると思っている。
- ライセンス認証の仕組みが変わる。
- Windows 10次期大型アップデートにギリギリで加わった「自作PC」向け新機能
- 例えばWindows 7/8.1からの無料アップグレードでWindows 10を導入しているユーザーは、ハードウェア構成変更後の再インストールでOSのライセンス認証が通らなくなるといった問題に自ら対処できるようになる。内蔵パーツを入れ替えることの多い自作PCユーザーやPC中上級者にとっては、地味ながらうれしい強化ポイントだ
- こちらのリンクでは無償アップグレードにも言及あり。
ライセンス認証にユーザー自らが対処できるようになる感じ。
どこまでのパーツ交換が認められるかは記事からは分からない。
Anniversary Updateでライセンスの認証方法が変更されるキッカケとなった問題
- MobileHackerz再起動日記: 絶対にWindowsストアでWindows 10 Home→Proへのアップグレードをしてはいけない
- 「おおざっぱなまとめ」部分の転載
ストアからProへアップグレードすると、パーツひとつ交換しただけでアップグレードが無効となり1万4000円が消えてなくなります。そしてこれはそういう仕様でそういうライセンスです。Cドライブを交換、OSクリーンインストールでライセンスが外れている。
※その後、このMSサポートの対応(失効として取り扱うこと)は誤っていたという回答を貰っている模様。
まだ最終的な回答は貰えていないようです。
- この問題は前項「Anniversary Update (RedStone)以降のライセンス認証について」のような変更が入るキッカケとなりました。
- 「おおざっぱなまとめ」部分の転載
RS1 (Anniversary Update ) の情報はここまで。
以下、TH1~TH2時代 (2015年8月.~2016年7月) の情報
TH1~TH2時代の情報
以下、無償アップグレードしたWindows10のライセンスに関するリンク。
引用部分の赤字および太字修飾は当サイトの編集。
「パーツ交換」と「ライセンスを別PCに移行」は別問題であることに注意。
リンク先の内容については各自で判断。
Microsoft: ライセンス再認証はできない、と読めるページ
- Windows 10 をライセンス認証できない理由 - Windows ヘルプ
- 引用
ハード ドライブやマザーボードの交換など、PC のハードウェアを大幅に変更すると、その PC でWindows がライセンス認証されていない状態になる場合があります。
- 引用
- アップグレード後の Windows 10 再インストールについて-マイクロソフトコミュニティ
- 引用
Windows 10 デバイスのハードウェアの構成を変更した場合(例えば、マザーボードの交換など)、そのデバイスの Windows の再認証が必要になると考えられます。これは以前のバージョンのWindows (Windows 7 や 8.1 など)と同様の動作です。無償アップグレードでは、このようなハードウェア変更の認証リセットのシナリオは Windows 10 の認証に適用されません。
- 引用
- マイクロソフトコミュニティ
無料Windows10はアップグレ-ド対象の元osのライセンス条件に関わらず 移設等は不可で認証されない&無料版はHDD等追加して認証が外れたら電話認証させてもらえない(項目も無い)
Microsoft: ちょっとあいまいな表現のページ
- Windows 10 FAQ - マイクロソフト
リンク先下段の「アップグレードした後で、Windows 10 を再インストールすることはできますか。」の項目
- 引用
はい、できます。無料アップグレードを使用してWindows 10 にアップグレードした後、同じデバイスに再インストール(クリーンインストールを含む)できます。同じハードウェアで再度ライセンス認証を行う際は、プロダクト キーは必要ありません。ハードウェアに大きな変更を加えた場合は、カスタマーサポートに連絡してライセンス認証に関するサポートを受けなければならない場合があります。USB ドライブや DVD など、ご自分のインストールメディアを作成して、デバイスのアップグレードやアップグレード後の再インストールに使用することもできます。
- 引用
Microsoft: 条件付きながら、ライセンス再認証ができる可能性が書かれたページ
- アップグレード後に Windows 10 を再インストールできますか?-マイクロソフトコミュニティ
- きぬあさ氏の報告を転載
無償アップグレード期間が過ぎた後のハードウェア変更によるライセンス認証について、Answer Deskに問い合わせてみました(参考記事:[Windows 10]アップグレード後にハードウェア構成を変更したらライセンス認証はどうなるの?)。
その結果、無償アップグレード期間が過ぎた場合であっても、修理故障等でやむを得ずハードウェア構成を変更した場合(不可抗力で構成を変更せざるを得ない場合)には、下記窓口に連絡することでライセンス認証を行うことができる、とのことでした。
------------------------------
セットアップ窓口0120-54-2244
自動音声ガイド:1→3→1→2 (※このガイド番号は既に変更されたものと思われる)
平日:9:00~18:00
土日:10:00~17:00
------------------------------ただし、パーツのグレードアップ等意図的にハードウェア構成を変更した場合には上記の限りではなく、OSを購入する必要があるようです。
従いまして、無償アップグレード期間後に故障によるパーツ変更でライセンス認証が求められた場合には、一度上記サポート窓口に連絡されるのが良いかと思います。
- きぬあさ氏の報告を転載
他サイト情報 (過去のアプグレ版と同等なパーツ交換できるよ情報)
- Windows10無償アップグレード版がパーツ構成変更後に再認証できない話はウソ -てきとうなぶろぐ
一部引用
- 「とくにパーツの交換部品の違いでライセンスの認証を拒否することはない」
- 「無償アップグレード版のWindows10について、再ライセンス認証の回数の制限はなく、パーツの交換をしたからと、パーツ交換の回数によってライセンスの認証の拒否をすることもない」
- 「画面に出てくるエラーコードが重要で、エラーコードの内容によって審査している」
- 「基本的にユーザーの申告を全面的に信頼してライセンス認証の手続きを行う」
- マイクロソフトアンサーデスク窓口への電話する方法や、電話対応時の詳細が書いてあり貴重。しかし結構めんどうくさい。
他サイト情報 (条件はあるけど再認証できるよ情報)
- ASCII.jp:「Windows 10 無償アップデート」に絡むライセンスの扱いを調査! (2/2)|ズバッと解決! Windows 10探偵団
引用 (※赤字は当サイトでの修飾)
自作PCでも、Windows 7/8.1ユーザーはもちろんWindows 10にアップグレードできる。しかし、大幅なパーツ変更を行うと、再アクティベーションを求められるケースがある。この場合、認証エラーが出ても電話でライセンス認証ができるとのこと。インターネット上では、「故障修理などで不可抗力の場合のみ、ライセンス認証できる」という情報が流れているが、パーツ交換でも対応に違いがなく電話認証が可能とのことだ。
しかし、新しい自作PCを組み、OSを入れる場合、元のWindows 7/8.1のライセンスはもちろん有効だが、Windows 10にアップグレードすることはできないとのこと。この場合は購入するしかない。
- Windows 10無償アップグレードはパーツ変更不可? - BTOパソコン.jp
- 【突撃電話】Windows 10 無償アップグレードの認証【MSサポート窓口】|自作PCの道楽新館
パーツ交換時のライセンス認証切れについての検証
他サイト情報: クリーンインストールの検証
Windowsのライセンス認証をリセットする
2017.12.12追記。
@IT で 山市良さんが面白い検証記事を上げていたのでメモ的に追記
いつか役に立つかもしれない……勝手にMicrosoftのサポート情報を更新してみた(無保証):山市良のうぃんどうず日記(114) - @IT
正式な情報に裏付けられたものではないため「ようです」とあやふやにしてますが、何か役に立つことがあるかもしれません。
このページの情報は以上です。