2016.10.30: 9月30日の臨時追記を削除→ 本文内に組み込み
2013.07.15: 初出

Windows 10/8.1がセーフモードでも起動しない時はどうすれば良いか・・・というお話です。前ページ (Windows 10/8.1でセーフモードを起動する7つの方法とPC復旧方法) の続きも含みます。

PCが起動しない、セーフモードでも起動できないという場合は、まずは以下をチェックします。

チェックポイント

  1. メーカー製PC(Sony、Dell、HPなど)やタブレットの場合
    一般的なPCとは復旧手順が異なったり、専用の回復ツールが用意されていたりします。まず取扱説明書やメーカーのHPを確認してみましょう。
  2. その他のPCの場合
    セーフモードで起動できない場合は、コンピュータの修復などの操作が必要になります。このページ内の内容を試してみましょう。
    (インストールDVDや修復Diskが必要になる場合が多いです)
  3. 復旧メディア経由でセーフモード起動したい場合
    修復Discやインストールメディアからセーフモード起動する方法
    ※インストールDVDや修復Diskからは、通常の操作ではセーフモードの起動はできません
  4. インストールDVDや修復Diskがない場合
    別PCでISOをダウンロードし、DVDやUSBにインストールメディアを作成します。
  5. その他1
    Windows 10/8.1は、複数回(通常は2回連続)OSの起動に失敗すると、次のPC起動で自動的に「修復用のオプション画面」が起動します。何度か起動失敗していると、自動的に(このページで解説している) 回復環境の画面に辿り着きます。
  6. その他2
    Windows10 Anniversary Update
    (RS1 / 1607) へアップグレードした直後の場合
    別途ページを作成しました。
    Windows10 Anniversary Update にアップグレードした直後にPCが起動しなくなった場合の対処方法(2016年8月~10月版)
    ※上リンク先はチェックポイントの紹介です。
    セーフモードで起動できなくなった場合の復旧手順は、リンク先ではなく、以下このページの手順を利用してください。

チェックポイントは以上。
以下、OSがセーフモードでも起動しなくなった場合の対処手順です。

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具体的な手順

ここでは、OSが全く起動しない事を前提に、インストールDVDを利用して起動する方法を紹介しています。

Windows8.1インストールDVDを挿入したPCを起動すると、まず以下の画面が現れます。
Windows8.1インストールDVDを挿入したPCを起動
▲クリックで拡大
まずは赤矢印部分「次へ」をクリックします。

次に、以下の画面が現れます。
コンピュータを修復する
▲クリックで拡大
画面下に「コンピュータを修復する」という文字が表示されている筈なので、そこをクリックします。

起動選択オプションの画面が表示されます。
「オプションの選択」画面
ここでトラブルシューティングを選択します。

トラブルシューティング
▲この画面が表示されます
通常、まずは「詳細オプション」からの復旧を試します。

  • PC のリフレッシュ・・・
    • ほぼ初期化されます。
      自分でインストールしたプログラムやデータはC:\Windows.oldに移動されます(つまり見かけ上は完全に削除されます)。
      お手軽ですが、データを元通りにするには手作業が必要で時間がかかります (外部参考記事)
  • PC を初期状態に戻す・・・・
    • 最後の手段です。クリーンインストールと殆ど変わりません。
      作成したファイルは全部消えます。
  • 詳細オプション ・・・
    • 通常は、まずこれを試します。
      詳細は次項「詳細オプションを選んだ場合」で解説

 

詳細オプションを選んだ場合

詳細オプション

  • システムの復元
     ・通常はまずこれを選びます。
     ※ OSアップグレード直後の場合は(元OSの復元データは残っていないため)利用できません。
     ・通常(OS内)のシステムの復元と同じ作動です。
  • イメージでシステムを回復
     ・事前にシステムイメージを作成しておく必要があります。
     ・アップグレード直後は使えません(元OSのイメージは利用できません)
     ・システムイメージを作成していた場合、かなり効果的に復旧出来ます。
      Cドライブの中身は、全てイメージ作成時の内容に戻ります。
      ・マイドキュメントの中身もバックアップ時の内容に戻ります。
      ・イメージにDドライブが含まれていれば、Dドライブの中身も戻ります
  • スタートアップ修復 (自動修復)
     ・ブート領域に異常が発生した場合などで効果があります。
     ・2回続けて実行すると効果が高いです。
     ・効果が見込めるケース
      ・OSのアップグレード直後、クローン直後、Cドライブを一度取り外した
       ・HDD/SSDを増設した、電源長押し等でPCを強制終了した

     ・OS側で想定している復旧可能なエラーの場合、これで修復出来ます。
     ・ブート構成、ドライブ構成、システムエラーなどはこれで治ります。
     「システムの復元が上手く行かなかった」「初心者でよく解らない」
      などの場合は、これを選びます。
     ・個人で作成したデータに影響はありません。
  • コマンドプロンプト
     ・WindowsシステムやCドライブに異常がある場合はコレ。
     ・手順
      コマンドプロンプトからWindowsを復旧する4つの方法 (Vista/7/8/8.1/10)
  • スタートアップ設定
     ・セーフモードで起動しない場合は、これを選択する意味はありません。
  • 以前のビルドに戻す
     ・OSをアップグレードした直後はこれが有効です。
     ・Windows10の TH2からRS1など、メジャーアップデートの場合も
      これを利用します。
     ・アップグレード前の状態に戻ります。
     ・元に戻せない場合があるので注意する。
      ・Windows10から7/8.1に戻す時に失敗する原因7つ
      ・Windows10にアップグレードした後、元のOSに戻す方法

手順の解説は以上です。以下は注意事項やサイト内の関連リンクです。

「システムの復元」と「イメージでシステムを回復」の注意

以下のPC環境では、「システムの復元」や「イメージでシステムを回復」などは利用できません。

  • Windows 7/8などからWindows 8.1へ上書きアップグレードした直後
  • Windows10 TH2からRS1へメジャーアップデートした直後

これらの場合、「システムの復元」のデータは削除されています。アップデート前のイメージも使えなくなっています。これらの場合は「以前のビルドに戻す」を利用します。

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