更新履歴 [ 全て表示戻す ]
2017.07.14: 効果のなくなった手順の削除、ページ再構成。

2017.06.30:「Windows8.1で更新の確認が終わらない場合」の項目を修正
2017.06.14: 6月分の月例更新にあわせ内容を更新
2017.05.10: 5月分の定例更新にあわせ内容を更新
2017.04.12: 4月分の定例更新にあわせ内容を更新
2017.03.20: Windows10 の KB4013429 の情報を臨時追記
2017.03.15: 一部の情報を最新のものに更新
2017.03.04: このページにも KB3173424 の記載があった方が良いと判断。追記
2016.12.15: 古くなった情報の修正。
2016.11.14: Windows8.1のFlash先入れ検証追記
2016.09.06: 初出


Windows 8.1 や Windows 10 で、Windows Update が終わらない場合の対処方法の紹介です。Windows Updateの確認が終わらない原因や、予防方法などを記載しています。

サイト内関連リンク

最新情報

Windows Updateが終わらない問題の対処方法 2017年7~8月版

月例のWindows Updateでその月固有の問題が発生した場合は、上記リンク先にて個別の対処方法を紹介しています。
以下は「一般的な対処方法」となります。


参考情報(Windows10/少し古い情報)

基本的な対処方法

「Windows のシステムや、Windows Updateのデータベースに異常がない場合」は、基本的に以下で解決します。以下の4つ、すべてを実行します

  1. ウイルス感染を疑ってみる、セキュリティソフトを最新の状態にしてからウイルススキャンを行う
  2. PCを再起動する
  3. ディスククリーンアップする
    • サイト内の手順解説ページ
      Windows7で手順解説していますが、10 / 8.1でも手順は同じです。
    • 非常に長い時間がかかる場合があります。
      ネットから切断し、セキュリティソフトを停止してから実行する方が早く済みます。
  4. しばらくPCを放置する
    • タスクマネージャーを起動し、「CPU」の使用率と「ディスク」のアクティブな時間の両方が落ち着く(1分以上2~3%以下の状態) になったら終了。
  5. 参考情報

これでも解決しなかった場合、Windowsのシステムになんらかの異常が発生していると思われます。以下のような対処を行ってみます。

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まだ解決しない場合

Microsoftが配布しているトラブルシューティングツールを実行してみます。

トラブルシューティングツール

中~上級者向け対処方法
Windows Updateの構成ファイルをコマンドプロンプトで削除してみる

かなり効果的な手順ですが、PC初心者には難しい項目です。
自身がない場合はこの手順は省いてもOKです。

手順詳細ページ

調子が悪くなった Windows Update を コマンドプロンプト で修正する方法

削除コマンド

net stop usosvc
rem Windows 10の場合青部分も必要
net stop wuauserv
net stop cryptSvc
net stop bits
net stop msiserver
ren %systemroot%\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
ren %systemroot%\System32\catroot2 catroot2.old
del "%ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr0.dat"
del "%ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr1.dat"
net start msiserver
net start bits
net start cryptSvc
net start wuauserv
net start usosvc
rem Windows 10の場合青部分も必要
  • 実行には管理者権限のコマンドプロンプトを利用します。
    コマンド実行後は「PC再起動」または「Windows Update」のどちらかを必ず実行します。
  • 削除したデータやフォルダは自動的に再作成されます。
    データベースの再作成中、PCはかなり重くなります。Windows10 の場合、再作成にかなり(30~90分くらい)時間がかかるケースがあります。
  • コマンド中でバックアップされたファイル (SoftwareDistribution.old と catroot2.old) は後で必ず削除しておきましょう。(削除しなかった場合、上記コマンドは2回目以降、正しく実行されません。)

Windows10で、問題を起こすKBのみを更新したくない場合

wushowhide.diagcab というツールを使い、更新を一時的にストップします。
更新プログラムに明らかな不具合がある場合は、この状態で修正を待つのが賢明です。PC内に問題がある場合、問題のKBを止めた状態で問題を解決してみます。

Windows10でありがちな問題1

Windows 10 Anniversary Update では、以下のような問題が良く発生します。

  • 更新プログラムのダウンロードが 5%~11% で10~60分くらい止まってしまう
  • 同じくダウンロードが 95% で10~20分くらい止まってしまう

この問題は、このページの前半に書いた「基本的な対処方法」で少しだけ緩和する事が出来ますが、根本的な解決は出来ないようです。

※補足情報

  • ダウンロードが止まっている間はPC内のスキャンが行われ、必要な更新プログラムやドライバをチェックしているため時間がかかると思われる
  • Windows 10 Creators Updateではこの問題はかなり改善されている。待ち時間は半分以下になっている。

Windows10でありがちな問題2

Windows10の場合、月例Windows Updateのタイミングでドライバが自動的に更新されるケースがあり、それが原因でWindows Updateが止まったり、失敗したりします。

ドライバが原因で更新が進まなくなり、失敗した時の例
このPCの問題点
▲クリックで拡大
手元のPCが、ダウンロードが95%で3時間止まり、さらに更新にも失敗した時の「信頼性モニター」の結果です。
 ・ビデオカードドライバ
 ・マザーのチップセットドライバ
 ・IMEI (インテル®マネジメント・エンジン・インターフェイス )
この時は、上記3つのドライバがインストールに失敗していました。

対処方法

  • 軽症の場合
    Windows が通常起動する場合、再起動してWindows Updateを繰り返せばドライバ類の更新も無事適用されます。(上図の時はPC再起動のみで解決しました)
  • やや症状が重い場合
    Windows Updateが始まる前に、問題のドライバを手動でインストールする必要があります。
  • 重症な場合
    • Windows が起動しなくなった場合や再起動を繰り返す場合、まずはスタートアップ修復で「システムの復元」を試します。
    • 手順解説リンク
      Windows10/8.1をセーフモードで起動する方法とセーフモードでPCを復旧する方法
    • 「システムの復元」ができなかった場合や、Windows Updateが原因で「何度もPCが起動しなくなる」場合、PCをセーフモードで起動し、原因となりそうなものを削除または停止してみます。
  • 原因となりやすいものリスト
     ・ビデオカードドライバ
     ・USB機器
     ・LAN機器(特に無線LAN子機)
     ・セキュリティソフト
     ・スタートメニューやデスクトップ変更ツール
      (Classic Shell、MacType、QtTabBar など)
     ・ウィルス感染  
    (スタートアップに不審なプログラムがないか確認)
      (セキュリティソフトを最新の状態にしてウイルススキャンを行う)
  • さらに重症な場合

更新の確認に時間がかかるようになりやすい原因

  1. Windows Update を手動に設定し、 Windows Update を2~3ヶ月溜めてしまう
  2. 最新のドライバを利用していない
  3. 「高速スタートアップ」 + 「スリープまたはシャットダウン」 + 「Windows Updateを手動に設定し、滅多に行わない」、という運用
    (再起動をしていない)
  4. 普段使わないPCなのに、毎月 Windows Updateだけはしっかり適用している。Windws Updateを実行したらすぐシャットダウンしている。
  5. 「スリープからの自動復帰」を無効にしている。そしてPCは「使う時だけ」電源を入れている。用事が済んだらすぐにスリープまたはシャットダウンしている。

上記4点のうち、いずれか1つでも当てはまる場合は注意。
2つ以上当てはまる場合は、かなりの確率でWindows Updateの「更新の確認」に長い時間がかかるようになります。

予防方法

  1. 最低でも週1回はWindows Updateする
    • 「自動的に確認する(推奨)」がおすすめ。
    • 手動で更新する場合は、Windows Updateを 1か月以上貯めないよう注意する。
  2. たまにはPCを再起動させる
    • 高速スタートアップが有効になっていると、シャットダウンでは初期化されない部分があります。
    • 定期的にWindows Updateしていれば、必要に応じてPCは再起動されるはず。
  3. Windows Updateの後はしばらくPCを放置する
    • タスクマネージャーを開き、「CPU使用率」と「ディスクのアクセス時間」両方が「ほぼ0%」になるまでPCを放置する
      • 放置時間の目安
        一般的なPCなら1~2時間
        低スペックなPCの場合3~4時間
  4. 定期的にPCメンテナンスを行う
  5. 定期的にWindows システムのバックアップを取っておく。

効果が出なかった場合

このページの対処方法で効果が出なかったPCは、システムに異常が発生しています。かなり本格的なPCメンテナンスが必要になります。
この場合、サイト内関連記事「Windows 10/8.1 で Windows Update ができない・失敗してしまう場合の対処法」を試してみます。(※一部の手順が重複しています。)

このページの情報は以上です。
以下はおまけ (個人的な資料) です。

手元の検証 (Windows 8.1)

検証日 2016.11.14

※以下は「特定のKBの先入れが必要」だった時代の古い情報です。
 資料として残っています。

  • KB3172614、KB3202790の両方が入っていない場合
    Windows8.1の更新の確認が終わらない-その1
    ▲クリックで拡大
    「更新プログラムを確認しています」の画面から先に進まなくなる事が確認できた。3時間40分経った所で確認をキャンセルした。
  • KB3202790のみを入れた場合
    Windows8.1の更新の確認が終わらない-その2
    ▲クリックで拡大
    先ほどの(3時間40分進まなかった)状態からKB3202790の手動インストールを済ませると、5~6分ほどで更新の確認が終了した。
  • 2016年 7月~8月にKB3172614をインストールしたPCの場合
    基本的にこの問題は発生しない事を確認した。
  • KB3172614がすでにインストール済みだが、更新の確認に時間のかかるPCの場合
    この場合は、しっかりとPCメンテナンスしてやれば問題解消する。
    以下「基本的な対処方法」をすべて実施する。

あとがき (2016.09.06)

  • 手元のマシンや知人宅のマシンなど、複数の環境で「Windows8.1で更新の確認に時間がかかる」という症状が発生するようになってきたので調査してみました。
  • 現時点 (2016年9月) では、ちょっとメンテナンスすれば Windows Update に時間がかかる問題は解消できそうなPCが殆どなのですが、かなり重症なケースも見受けられるようになってきました。
  • 2016.11.14追記
    今になって考えると、この当時から「PCメンテナンスしたから更新の確認が早くなった」のではなく、「KB3172614をインストールしたから更新の確認が早くなった」のかもしれません。

Windows8.1もリリースされてから3年が経過しています。
OSリリースから一定期間が過ぎると メンテナンス不足なPCの場合に Windows Update の更新の確認に時間がかかったり、システムに異常が発生するようになるのは、Windows 8.1でも同じなのかもしれません。