前回更新「e-Tax 覚書3: あーもう!今年も e-Tax はトラップだよ!」のつづき。e-Tax のパスワード トラップを 事前に察知し、確認する術を見つけたので、ここにメモを残しておく。
e-Tax のパスワード トラップを見破るツール
JPKI利用者ソフト
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マイナンバーカードの動作確認や証明書確認ができる、「JPKI利用者ソフト」の「パスワード変更機能」を使うと、前回ハマったパスワードトラップを事前に検知する事ができるのだ。(インストール手順等は割愛)
「JPKI利用者ソフト」の「パスワード変更機能」
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問題のパスワードの名称リストがでた!!!
マイナンバーカードで利用するパスワードの一覧が、このツールにより表示される。
前回更新で私がハマった「公的個人認証 利用者証明用 パスワード」という名称も、しっかりこのリストの中に入っている。
たぶん、e-Tax のサイト内ではこのリストが使われている。
今後、またまたまたパスワードの名称が突然変わっていても、このツールの最新版を事前にチェックしておけば、その変化をキャッチできる筈だ。
これで、敵がどんなパスワードの名称変更で攻めてくるか、事前に見当をつける事ができるのだ!
しかし・・・しかしである。
市役所で貰った紙と、「JPKI利用者ソフト」のパスワード名称を比べてみると・・・
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おいおいおい・・・・これで良いのかよ 全然違うよ・・・・
1つを除き、見事なくらい違う名前になっている。
並び順もバラバラである。
どのパスワードがどれに対応するか、まるでクイズのようだ。
私は紙の方のパスワード名称の方を覚え、e-taxに挑んだのである。
e-Tax のサイトは、JPKI利用者ソフト側のパスワード表記になっているのである。
スイスイと入力を進めていけるワケがない。
これで e-Tax はカンタンになりましたとか、何かの冗談だろ・・・
俺は、来年の e-Tax をサクっと終わらせることが出来るよう、色々と過去の自分の躓きや、現在の e-Tax サイトの挙動をチェック・整理してるだけなんだよ・・・・
なんで整理すればするほど混乱してくるんだよ。。。
あとがき
「JPKI利用者ソフト」は、トラップを見破るツールというよりも、パスワード トラップの片棒を担いでいる加害者のような気もするが、とりあえず今回、私ははナニに騙されたのかは理解できた。
このトラップの正体は、「お役所」と「公的個人認証のサービス機関」で、パスワードの呼称が異なっており、お互いが一歩も譲らず自身の付けた名称を使い続けているために発生しているのだ。。。という風に、私は理解することにした。
という事で、最後に: e-Taxへ一言。
e-Taxのパスワード名称を統一しろ。
そして今後3年間、e-Tax サイトの TOP ページのファーストビュー50%以上を使い、統一後のパスワード名称一覧表、旧パスワード名称との対照表を掲載しろ。
あんなボタンリンク一杯のTOPページなんていらんわ。半分に減らせ。
このページは以上。
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