e-Tax 関連の更新、11回目。
「自分が分かれば良い」というレベルで e-Taxソフト(Web版) で確定申告を行う手順を、この1ページに集約した。

来年以降、サッとナナメ読みしただけで申告できる事を目標に作成している。
セットアップと情報登録は、前年に終わっているものとする。

e-Taxソフト(Web版) とは、この部分のこと。
e-Taxソフト (Web版)
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e-Tax 対応の会計ソフト出力データ(.xtxファイル)が利用でき、(個人的には) これがイチバン分かりやすいと感じたからだ。

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準備:会計ソフトで e-Tax用データを出力する

私は弥生会計を使っているので、弥生会計の手順を記載する。
申告データを.xtx 形式でファイル出力しておく。

通常の手順 (注: .xtx 形式で出力しない / 私は採用していないもの)
読み飛ばしてOKな部分

弥生会計の場合、e-Tax するには通常は 以下のボタンを使う (らしい)。
確定申告e-Taxモジュールボタン?
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ただし、このボタンを使うには「確定申告e-Taxモジュール」を別途インストールする必要があるらしい。(手順や使い方はリンク先にあり)
7~8年前、(e-Tax初挑戦時に) 上手く動作しなかったので使わない事にしている。


私が利用しているのはこちら ( .xtx 形式で出力する手順)
確定申告e-Taxモジュールボタン?
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「決算・申告」メニューの「電子申告」>「e-tax データの書出し」を選ぶ。
「Yayoi\Exchange」フォルダに e-Tax 用の「.xtx」ファイルが出力される。

弥生会計、その他注意点

  • 減価償却資産の一覧表にて、資産名や備考欄に文字数が多すぎると「.xtx」ファイルの書出しでエラーが出るので気を付ける。(申告用のバックアップファイルを作成し、そこで申告には不要なメモを削除する)
    資産名・・・・16文字以内
    備考欄・・・・複数行不可、15文字以内
  • 減価償却、不動産収支の内訳などは、弥生会計から印刷しない。
    e-taxサイト の印刷データの方がコンパクトにまとまっており、読みやすい。

申告の手順ここから

前準備

  • 事前準備セットアップツールは、アップデートせずに開始してOK。
  • JAVAはアップデートしておく。
  • 「JPKI利用者ソフト」はJava実行環境へ再登録しておく。
    「Java実行環境への登録」を実行
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    ※カードリーダーやマイナンバーカードは繋いでいても繋いでいなくてもOK

実際の申告手順1(ログイン)

e-Taxソフト (Web版) の場所
e-Taxソフト (Web版) の場所
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ここから申告を行う。他は使わない。

この警告は無視する。
個人の方の申告書作成は、「確定申告書等作成コーナー」をご利用ください。
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個人も使ってOK。
.xtxファイルがない人はここから申告は出来ませんよ、と言う意味らしい。

重要: 事前セットアップが古く、アップデートが必要な場合
このタイミングで警告が入る。
環境チェック画面
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ダウンロードリンクがあるのでそこからアップデート可能。
自力でダウンロードリンクを探さなくてもOKだった!

ログインする
e-Taxソフト (Web版) ログイン画面
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e-Tax トラップに注意
e-Taxトラップ
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マイナンバーカードでログインする。
利用者識別番号の入力は不要。
マイナンバーカード + 市役所で貰ったパスワードでログインする。

重要: パスワード入力時は、これを思い出すこと。

パスワード名称の比較
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パスワード入力時はケタ数に注目すること。
4ケタ数字を「パスワード」と表現したり、
6~16ケタの英数字を「暗証番号」と表現したりと、
意表を突いた攻撃を仕掛けてくる。


4ケタ数字の
パスワードの入力

「マイナンバーカードの読み取り」ボタンを押した後の画面
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ここで市役所で発行してもらった4ケタのパスワードを入力する。
ここで入力するのは
「公的個人認証 利用者証明用パスワード (4ケタ)」
「利用者証明用電子証明書暗証番号 (4ケタ)」
この2つのうちいずれかである (
と言うか同じものである。)

実際の申告手順2(.xtxファイルの読み込み)

パスワード認証に成功した後
ログイン成功画面
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「申告・申請・納税」ボタンを押す。

ここで.xtxファイルの読み込み

「操作に進む」ボタンを押す。
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「作成済みデータの利用」の「操作に進む」ボタンを押す。.xtxファイルを指定する。

.xtxファイルの読み込み後
申告データの表示
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  • 全部チェックを入れる。
  • 「帳票表示」をクリックしてPDFファイルを保存・印刷する
  • ※e-Tax の場合、源泉徴収票や生命保険控除証明、社会保険控除証明などの添付は不要。なので、「添付書類(PDF)追加」は通常の申告の場合は不要。
  • 「次へ」をクリックする

実際の申告手順3(電子署名の付与)

電子署名の付与
申告データの表示
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電子署名の付与つづき:媒体の選択
媒体の選択
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マイナンバーカードを利用する場合、「カードタイプの電子証明書をご利用の場合」にチェックを入れ、「次へ」を押す。

電子署名の付与つづき:認証局サービスの選択
認証局サービスの選択
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公的個人認証サービス (マイナンバーカード)」を選択し、「次へ」を押す。

6~16ケタ英数字のパスワードの入力
パスワードの入力
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市役所で発行してもらった6~16ケタのパスワードを入力する。
ここで入力するのは
「公的個人認証 署名用パスワード (6~16ケタ)」
「署名用電子証明書暗証番号 (6~16ケタ)」
この2つのうちいずれかである (
と言うか同じものである。)

 パスワード入力に成功した後の確認画面
 パスワード入力に成功した後の確認画面
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「電子署名の付与」を押す

電子署名の付与に成功した後の確認画面
電子用命の付与に成功した後
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「閉じる」を押す。元の画面に戻る

実際の申告手順4(送信)

元の画面に戻る
「署名済」のマークが表示
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電子署名の欄に「署名済」のマークが表示されている。
この状態になっている事を確認したら「送信」を押す。
「送信」を押してもまだ送信されない。

確認ダイアログが表示される
確認ダイアログ
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「はい」を押すと、このタイミングで申告データが送信される。

確定申告データの送信完了
確定申告データ送信完了画面
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「受信通知の確認」ボタンを押す。

最終チェック
e-Tax を使った申告完了。最終チェック
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 ・「納める税金 / 還付される税金」の金額
 ・「添付書類送付書」
この2つはチェックする。最後に「閉じる」を押す。

e-Tax を使った申告完了!
ログイン成功画面
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最初の画面が表示されたら、e-Taxを使った確定申告は全て終了。

おつかれさま。

サイト内 e-tax 関連ページ

メモ: 添付書類で省略できるもの

e-Taxを利用して所得税の確定申告書を提出する場合の「源泉徴収票」や「生命保険料控除の証明書」などの第三者作成書類の添付省略の制度について教えてください。|e-Tax

以下、引用 (引用時に順序変更アリ)

  •  給与所得、退職所得及び公的年金等の源泉徴収票
  •  オープン型の証券投資信託の収益の分配の支払通知書、
     配当等とみなされる金額の支払通知書、上場株式配当等の支払通知書
     特定口座年間取引報告書
  •  給与所得者の特定支出の控除の特例に係る支出の証明書
  •  個人の外国税額控除に係る証明書
  •  雑損控除の証明書
  •  医療費の領収書、セルフメディケーション税制の医薬品購入の領収書、一定の取組を明らかにする書類(注1)
  •  医療費に係る使用証明書等(おむつ証明書など)
  •  社会保険料控除の証明書
  •  小規模企業共済等掛金控除の証明書
  •  生命保険料控除の証明書
  •  地震保険料控除の証明書
  •  寄附金控除の証明書
  •  勤労学生控除の証明書
  •  住宅借入金等特別控除に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)
  •  特定増改築等住宅借入金等特別控除(バリアフリー改修工事)に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)(注2)
  •  特定増改築等住宅借入金等特別控除(省エネ改修工事等)に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)(注3)
  •  特定増改築等住宅借入金等特別控除(多世帯同居改修工事)に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)(注4)
  •  政党等寄附金特別控除の証明書
  •  認定NPO法人寄附金特別控除の証明書(注5)
  •  公益社団法人等寄附金特別控除の証明書(注5)
  •  特定震災指定寄附金特別控除の証明書(注5)
    • (注1) 平成29年分以後の所得税より、「医療費控除の明細書」又は「セルフメディケーション税制の明細書」に入力して、送信します。
      (注2) 平成20年分以後の所得税について適用となります。
      (注3) 平成21年分以後の所得税について適用となります。
      (注4) 平成28年分以後の所得税について適用となります。
      (注5) 平成23年分以後の所得税について適用となります。
      (注6) 平成31年4月1日以後、次の書類については、申告書の提出の際に、提出又は提示が不要となりました。