弥生会計にて、複数人 (または別PC) で手分けして伝票入力する際、以下を覚えておくと便利。我流のTipsだが、たぶんこれで問題はないだろう。
私の場合、ここ数年、複数人 (または別PC) で入力するという状況が発生しやすくなった。しかし、その勘所をよく忘れてしまうので、このページにメモしておく。
まずは手順のメモ。
弥生会計のデータをエクスポートする
- 重要:「弥生インポート形式」でエキスポートする
※「汎用形式」では上手くインポートできない - メモ:「弥生形式インポート形式」のテキストデータは、不要な行をカットして別ファイルにインポートする事も可能。
- 注意: ただし、新しく作成した勘定科目は反映されない。インポート先、インポート元で、あらかじめ勘定科目を一致させておく必要がある。
弥生会計で伝票番号順にソートする
- 仕訳日記帳などをひらき、検索を開く
- 表示順序を「伝票No順」に変更する
- 入力する各自が、先頭と末尾にダミーを入れておくと、統合した際に分かりやすい
※前述のテキスト不要行カットする際の目印にもなる。
手順ここまで。
以下、複数人で手分け入力する際の、勘所をメモしたもの。
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勘所メモ
※ 上記手順にメモしたものと重複した箇所あり。
- データと伝票は(入力者別で)別管理
- 伝票や入力データが重複しないよう、各自が別個の、サラの台帳を使い、データインポートするまで伝票は個別管理する。
- データインポートと伝票の受け渡しは同時に行う。
伝票を渡したら、そのデータは消す(もしくは渡し済みのチェックを入れる) - 重要: 各台帳、事前に勘定科目は揃えておく。
※新規に勘定科目を追加する際は、メイン台帳にも追加する
- データのエクスポート/インポート
- 「弥生形式インポート形式」でなければ上手くインポートできない。
- 別PC・別台帳で入力していた伝票を、メインの台帳にインポートする際に利用
- 伝票番号順にソート
- インポートしたデータは、伝票番号が新規に連番で付与される。
- そのため、インポート統合後は入力順にソートする事で、別PCで入力した伝票をまとめて確認しやすくなる
- 入力人数や件数が増えてきた場合、(付箋機能の利用など) さらなる工夫が必要になると思われるが、現状では「伝票番号に順ソート」されていれば特に問題は起きていない。これが一番効率がよい。
- 同じ台帳 (ファイル) は使わない方がよい
- メインの台帳をコピーし、同じファイルを元に複数人で入力したら、後で訳が分からんようになった。
- Aさん・・・・ Aさん専用の台帳で入力
- Bさん・・・・ Bさん専用の台帳で入力
- Cさん・・・・ メインの台帳に入力
- 最後に、Cさんの台帳に、AさんBさんの台帳をインポート
※ 途中でインポート、統合した場合、エキスポートしたファイルは削除する、もしくは前述のテキスト不要行カットで対処する。
- という手順の方が混乱が少なかった。
- メインの台帳をコピーし、同じファイルを元に複数人で入力したら、後で訳が分からんようになった。
このページの情報は以上。