更新履歴 [ 全て表示戻す ]
2017.07.20: Clover Trailベースのプロセッサーを搭載したPCはCreators Updateにアップデートできない

2017.06.28: 6月28日配信分 KB4022716 で修正された項目を追記
2017.06.24: Windows10が起動しなくなる、システムイメージの作成ができなくなる問題を追記。
2017.06.08: Creators Updateへの自動アップデートが本格的に始まってきたことを観測。不具合情報に「プリンタが使えなくなる」追加。
2017.05.16: DISMの問題がKB4016871で問題解消されている事を確認。
2017.04.27: 臨時追記: 一部PC環境に対しアップデート配信が一時的に停止される(最後尾に移動)
2017.04.26:「ネット接続ができなくなる・不安定になる」「DISM が失敗する」に追記
2017.04.16:「Windows Updateの挙動に変化が」にメモを追記
2017.04.15:「他サイト有用情報」追記 /「不具合・トラブル情報」に複数の問題を追加
2017.04.12:「不具合・トラブル情報」にバッファロークライアントマネージャV追加
2017.04.11:「Creators Update で戸惑いやすい変更点」に要約文を追加
2017.04.10:「アップデートする前の注意事項」をリンク形式から詳細記述に変更。
sfc /scannowで「た。た。た。た。た。た。」追記


Windows 10 Creators Update不具合情報

Windows 10 Creators Update (バージョン1703 / RS2) へのアップデートで発生する 不具合やトラブル、注意事項などをまとめたページです。

ページ内リンク

2017年7月追記分

6月4週目のメモ

6月28日配信の KB4022716 で以下が修正された。Creators Update へアップグレードした直後に一部PCで発生する大きな問題もかなり解消された。

この他にも KB4022716には様々な修正が含まれている。
詳細はサイト内 2017年6月4週目のWindows Updateメモ (記事分離) に記載。

6月1週目時点のメモ

5月31日頃より、一般的なメーカー製PCでも Creators Update へのメジャーアップデートが本格的に始まっているようです。

確認できる範囲内のPCでは、今のところ大きな問題なし。ただし、アップデート直後からプリンタが使えなくなる(見失う)現象が割と多く発生中です。

5月3週目時点のメモ

今のところ 大規模な問題は確認できておらず、Anniversary Updateの時と比べると初期バージョンからかなり安定性・互換性が高い ビルドになっていると思われます。しかし今回も一定数の不具合が報告されていおり、アップデートを行う際は十分な注意が必要です。
特にモデム、Bluethooth、Wi-Fi あたりで不具合が出た場合、元のOSに戻し、修正が入るまでアップデートしない方が良さそうです。

はじめに1: 他サイト有用情報

はじめに2: Creators Updateへのアップデートについて

Creators Update の正式リリースは4月11日 (日本時間では4月12日)となっていますが、4月5日から先行配信がはじまり、新しいOSをいち早く体験したいユーザーは手動でアップデートする事が可能になっています。

※手順: Windows 10 Creators Update へ手動でアップグレードする手順

はじめに3: 急いでアップデートしなくてもOK。ただし・・・・

過去の Windows 10 (TH1、TH2、RS1) は、いずれも公開直後は かなり多くのPCで深刻なトラブルが発生し、いずれも 安定して使えるレベルになるまで3~4ヶ月かかっています。( RS1 に限っては、2017年4月時点でもまだ安定してると言い難いレベル )

まえおきおわり。
以下、このページの本題です。

スポンサー リンク

Creators Updateへアップデートする前の注意事項

大型アップデートです。通常の Windows Update などよりも慎重に準備しましょう。
赤文字部分は必ずチェックしておきます。

  • PCにログインするアカウント名、パスワードをしっかり確認しておく。
  • Cドライブに十分な空き容量がある事を確認する。
    最低でも20GB、できれば40~50GB以上の空きがあるのが理想。
    • HDDの場合、ディスクの断片化が酷くないか確認し、解消しておく。
  • 作業中のファイルがある場合、保存・終了しておく。
  • 自分で変更した設定はメモしておく。
  • システムのバックアップを取っておく。
    • Windows 7/8.1 からアップグレードしたPCで、かつ回復領域が小さい場合、さらに回復領域が追加作成されるケースがあります。
    • サードパーティー製ツールでシステムドライブを丸ごとバックアップしておくのがおすすめです。
    • 「システムで予約済みのパーティションを更新できませんでした」とメッセージが出てアップデートに失敗するケースもあります。
  • Windows システム内にハードリンクを作成していた場合は解除しておく、環境変数を変更している場合は元に戻しておく(tempフォルダ変更くらいなら大丈夫)
  • ブート領域を含んだストレージは1つだけ (アップデート対象のWindowsのみ) の状態にする。デュアルブート環境の場合、シングルブートに戻す。
  • PC構成はできるだけシンプルに。USB機器など、余計なハードは取り外す。
    PCモニタも1台だけにする。デュアルモニターの状態でアップデートしない。
  • サードパーティ製のセキュリティソフトを利用している場合は停止させておく。念を入れる場合はアンインストールしておく。
  • MacType や UxStyle などのデスクトップやGUIカスタマイズツールは削除しておく。
  • 各種ドライバを最新の状態にしておく。
    • 少なくともチップセットドライバ、ディスプレイドライバ、LANやWi-fiのドライバは最新のものにしておく。※元OS が Windows 10 Anniversary Updateの場合はあまり気にしなくても大丈夫。Anniversary Update では、各種ドライバは「ほぼ強制的」にアップデートされている。
    • A社の製品なのにB社のドライバを利用している、敢えて古いドライバを利用している、改造ドライバを利用している、などという場合、標準ドライバに置き換えられるケースもあります。
  • Windows は クリーンブート しておく。
    余計な常駐タスクを実行させないようにしておく。
  • UACを最高レベルにしている場合、標準設定に戻しておく(念のため)

Creators Update で戸惑いやすい変更点

個別ページを作成して紹介しています。

  • コントロールパネルが Win+X メニューから消えた
    • 手順詳細
      Windows 10でコントロールパネルを開く方法
      コントロールパネルは、スタートメニュー内の「Wタブ」>「Windows システムツール」のちょっと下の方にあります。
      スタート画面やタスクバーにピン留めして使うのが良いかと思われます。
  • コマンドプロンプトが Win+X メニューから消えた
    • 手順詳細
      「Win+Xメニュー」に「コマンドプロンプト」を復活させる方法
      「設定」>「個人用設定」>「タスクバー」を開き、「[スタート]ボタンを右クリックするか Windows キー + Xキーを押したときに表示されるメニューで、コマンドプロンプトを Windows PowerShell に置き換える」というメニューをオフにします。
  • 画面中央に「あ」や「A」という文字が表示される
  • Windows Defender の操作方法が変わってしまった
  • システムフォントのサイズ変更が出来ない/ClearTypeや色の調整画面がどこにあるのかわからない
  • IE11に「Edgeを開く」ボタンが追加された
    • 手順詳細:
      IE11に登場した「Edgeを開く」ボタンを消したい場合の対処方法
      IE11 で開いていた URL が 自動的にEdgeで開くわけでもなく、現時点では邪魔なだけのボタンです。不要であれば非表示化します。
      インターネットオプションの「詳細設定」内の「Microsoft Edge を開くボタンを非表示にする」のチェックを外します。

アップデートで元に戻される設定

  • 初期化される主な項目
    • ユーザーが設定・登録した右クリックメニュー
    • 画像、html文書、音声、動画ファイルなどの関連付け
      • 古いアプリへの関連付けが残っていると誤作動を起こす場合があるので注意。
    • 高速スタートアップ
      (hiberfil.sysを無効化していた場合は 戻されない)
    • Microsoft OneDrive、コルタナ、フォルダの設定など
      (OneDriveを完全に削除していた場合は勝手に復活しない)
  • 簡単設定 / フィードバックと診断

不具合・トラブル情報

  • Windows10が起動しなくなる1
    • この問題は 6月28日配信の KB4022716 で修正された。
    • Creators Updateへのアップデートで「エラー0x7F / 0x0000007F」が発生し、Windows 10が起動しなくなる
    • マザーボードが正しく認識されていないと思われる、もしくはメモリの相性問題のような現象が顕在化するものと思われる
  • Windows10が起動しなくなる2
    • デュアルブート構成にしていたり、正しくクローンできていなかったり、その他なんらかの影響でブート領域を変更されていたりすると、Creators Updateへのアップデートで「エラー 0xc000000f」が発生し、Windows 10が起動しなくなる
    • 手順の詳細
      Windows10が起動しなくなった時 (エラー 0xc000000f) の対処方法
  • システムイメージの作成やシステムの復元が正常に作動しなくなる
    • サードパーティ製ツールがブート領域を変更していたりすると、システムイメージの作成やシステムの復元が正常に作動しなくなる。
      ※注意: アップデート前のシステムイメージやシステムの復元が利用できなくなるのは仕様。
    • 詳細 (上と同じリンク先)
      Windows10が起動しなくなった時 (エラー 0xc000000f) の対処方法
  • プリンタが使えなくなる
  • 東芝製PC
  • 一部のBroadcom製ワイヤレスデバイスを搭載した機種
    • この問題は 6月28日配信の KB4022716 で修正された?
    • Bluethoothデバイスとの接続が途切れ、再接続できなくなる
    • 4月27日時点、Creators Update へのアップデートの配信は一時停止されている。
  • 未対応なCPUあり
    • Intel Clover Trail プロセッサは、Windows 10 Creators - マイクロソフト コミュニティ

      次の Intel プロセッサー (コードネーム Clover Trail) を搭載したデバイスは現在、Windows 10 Creators Update ではサポートされていません。

      • Atom Z2760
      • Atom Z2520
      • Atom Z2560
      • Atom Z2580

      これらのプロセッサを搭載したデバイスでアイコンやテキストがまったく表示されなかったり、単色のブロックとして表示される場合があります。

      2017.07.20追記: これらのCPUを搭載したPCは、Windows 10 Creators Updateにアップデートできなくなりました。

  • クライアントマネージャV (バッファロー)
  • MacType
  • UxStyle
    • UxStyle を入れたままアップデートすると システムがフリーズしたり、画面が真っ黒になり、アップデートに失敗する場合があります。
  • Classic Shell
    • 最新バージョンでは今のところ特に問題なし。
      古いバージョンでは問題が発生するかも?

不具合・トラブル情報 (04.15追記分)

  • DISM /Online /Cleanup-image /Restorehealth が失敗する(解消)
    • 2017年5月10日に配布されたKB4016871 で解消している事を確認した。
    • 以下は問題解消前の古い対処方法
    • 余談:後述の「PowerShell の sfc /scannow」の問題はまだ解消していない。
  • バックアップツールでWindows システムをバックアップできなくなる
    以下は手元のPCで Paragon Backup & Recovery フリー版を使った結果
    • Cドライブ・・・・ツールはデフォルト設定のままでバックアップ可能
    • Windows 回復領域・・・・ホットプロセスモードでバックアップ可能
      ホットプロセスモードの画像
    • MSR (通常128MB)・・・・ホットプロセスモードでバックアップ可能
    • EFIシステム領域 (通常100MB)・・・・ホットプロセスモードでもバックアップ不可
      リカバリディスク(Live CD)などからバックアップする必要あり。
    • システム パーティションのアクセス権が厳重になった感じ?
    • ※追記補足
      2chに似たような報告が上がっていたけど、その方はMBR破損が原因でOSクリーンインストールで正常化したらしい。
      http://echo.2ch.net/test/read.cgi/win/1492146514/182
    • 手元のPCは クリーンインストールする予定なし。このまま様子見する。
  • 古いLive CDでUEFIブート出来なくなる
  • オンライン認証が必要な有料ソフトの一部で登録情報が外れる
    一部のソフトで発生。再認証、再アクティベーションが必要になる
    • ※手元のPCで再アクティベーションが必要になったソフト
      • Vue (フランス製 3DCGソフト)
        ファイアーウォールの許可も外れていた。
        NIC(ネットワークカード)関連で何か変更があったのか?別PC扱いされた感じ。
      • その他のソフト (Adobe、cyberlink、弥生会計、Poser、etc...) は問題なし
  • エラー0x0000007B、INACCESIBLE BOOT DEVICE が発生する
    • ブート領域が正しく設定されていない、もしくは異常が発生した場合にこの状態になる。
    • 多くの場合、以下のいずれかが原因。
      1. 余計なデバイス (特にUSBメモリ/SDカードなど) を接続している
      2. UEFI/BIOSの設定が正しくない
        UEFIやセキュアブートの勘違いしやすい設定30個 まとめ
      3. Windowsのブート領域に異常が発生した
        UEFI/GPTインストールしたWindowsの「ブート領域」の復旧方法
        ※回復パーティションが追加作成されている場合がある。この場合は注意。新しい回復パーティションを正しく指定する必要がある。
    • 先の「バックアップできなくなる」問題に関連しているかも?
      ブート領域を 通常とは異なる 方法で作成または管理しているPCをアップデートと発生する・・・・かも。
  • Microsoft Visual C++ 関連でエラーが出る
    • 古い Microsoft Visual C++は削除しなければエラーの元になります。
      ※手元のPCの場合、Anniversary Update の頃に大発生した。Creators Updateでは発生せず。
  • ネット接続ができなくなる・不安定になる

Windows Updateの挙動に変化が

以下はレジストリ操作やグループポリシーエディターで Windows Updateの自動更新を無効化した場合の画面です。

一部の設定が組織によって非表示にされているか、管理されています。
▲クリックで拡大
TH1~TH2時代のような「一部の設定が組織によって非表示にされているか、管理されています。」というメッセージが表示されるようになりました。
まだ確認できていませんが、自動更新を無効化設定した時の挙動もTH1~TH2時代のものに戻っているかもしれません。

  • 2017.04.16追記
    確認結果
    自動更新の無効化
    ▲クリックで拡大
    毎日10時間以上使う メインPC で自動更新の無効化 (※gpedit.mscを使った方法) を行ってみました。
    この状態で4日ほど止まっています。
  • Anniversary Update の時は 勝手に更新プログラムのダウンロードが始まる事があり、この機能が上手く働いていなかったのですが、Creators Updateでは 自動更新は無事無効化できているようです。
  • ただし、警告ダイアログは結構うっとうしいです。
    警告ダイアログは結構うっとうしい
    ▲クリックで拡大
    更新プログラムが配信されてから3日以上経過すると、PC再起動やスリープ復帰などのタイミングでこのダイアログが表示されるようになります。(「更新プログラムを表示」ボタンを押す以外の選択肢はなく、PC操作不能になりかなり邪魔(※表示するだけで更新は強制ではない))
  • この状態から wushowhide.diagcab を使ってみたが、更新プログラムは全部インストールされてしまった。RS1以降、wushowhide.diagcab が効かないケースがあるのは相変わらずの模様。

デバイスのインストール設定

デバイスのインストール設定
▲クリックで拡大
こちらも Anniversary Update 時代は作動が怪しかった (いいえを選んでもドライバがインストールされる事があった) のですが、ひょっとすると元に戻っているかもしれません?

その他の問題

  • 回復パーティションが1つ余分に増える
    • eye4brain さんの記事のこの項目が詳しい
      Windows10がアップデート – Creators Update まとめ
      システムで予約済みのパーティションを更新できませんでした

      • 回復領域が450MBに満たない場合に発生。
        DVD、USBメモリからアップグレードを行うと発生する (回復領域が少ないWindows 7からのアップグレードの場合、よく発生する。)
      • ※注意
        450MB以上の回復領域を作成できない場合、「システムで予約済みのパーティションを更新できませんでした」と表示されアップデートは失敗する。
      • 回復領域が450MB未満、かつ 使い古しの HDD/SSD でクリーンインストールを選択し、「Cドライブのパーティションのみフォーマット」しても発生する。(クリーンインストールする場合は、パーティションではなくディスクの初期化を行う)
  • sfc /scannowで「た。た。た。た。た。た。・・・・」
    • PowerShell 上で sfc /scannow を実行すると、「た。」の文字が増殖していく。
      • Anniversary Update の頃から発生していたが、修正されていない。
        (Creators Update で PowerShell にアクセスしやすくなったため、アップデートしてこれに気が付くユーザーは多いと思われる)
      • sfc /scannow そのものは正常に実行されている(と思われる)。
      • コマンドプロンプトではこの問題は発生しない。
    • 実行中の画像
      sfc /scannow で「た。た。た。た。た。た。」
      ▲クリックで拡大
      「た。た。た。た。た。た。・・・・」
    • sfc /scannow終了時、「た。」はこれくらい増えている。
      sfc /scannow で「た。た。た。た。た。た。」
      ▲クリックで拡大
      上図は正常に終了した所。

その他の問題2(2017.04.27臨時追記分)

問題のあるPC環境の場合、Creators Updateの配信が停止されるケースがあります。特に理由が無い場合は自動配信されるのを待つのが無難です。

私の手元のPCの場合

Creators Update へアップデートしてまだ3~4日ほどしか経っていませんが、PCはすこぶる快調です。

手元のPCの状況

OSの起動 ・・・・Post通過後10秒程度でログイン画面に到達 (倍近く早くなった)
デスクトップ操作 ・・・・若干軽くなった
IE11 ・・・・明らかに作動が軽くなった
Wi-fi ・・・・RS1ではローミング設定が作動しない状態だったが正常に戻った
スリープ復帰 ・・・・今のところ全く失敗しない。

あとがき

個人的な 感触ですが、Creators Updateは 初期バージョンから良い感じです。

TH1~TH2 時代は、割と早い段階 (1~2か月目) からOSは安定していたけれど、RS1 ( Anniversary Update )時代は本当に酷い状態で、デバイス関連のエラーや スリープ復帰失敗には最後まで悩まされました。

(一度安定しても、Windows Update の度に何かしらの問題が再発し、毎月のように大掛かりなメンテナンスが必要な状態だった)

Insider Preview版の3月中旬以降の怒涛のアップデートを見ていると とても不安な気持ちになったのですが、今のところは拍子抜けするくらい順調に作動しています。Creators Update へのアップデートで問題が少ないのは、Anniversary Update 時代に 各種ドライバの更新をほぼ強制的に行っていたため、ドライバに起因するトラブルがほぼなくなっているからなのかなあ・・・・などとと思ってしまいます。

Windows 7 や 8.1、10 の TH1 や TH2 から Creators Update へアップデートする場合も問題なくアップデートできるのだろうか・・・・?

このページの情報は以上です。