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P9X79に付属しているユーティリティ ASUS AI Suite II のAuto Tuningを利用したら、サクッと4.68GHz達成しました。
Vcoreは1.426Vと、事前予想していた電圧より遥かに低めです。(BCLK100MHzで倍率上げていた時は、4.7GHzにするには1.55~1.6V 位必要と感じていた)
「BCLKを上げた方が低電圧でOCしやすい」ってのも本当ですなあ。
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BCLK 130MHz x36倍(4.68Ghz) / VCore 1.426V(CPU-Z)読み
OCCT 4.0 で1時間のストレステストを完走。
手動調整ではなかなか達成しなかった4.7GHz近辺をサクっとクリア。
P6T Deluxeの頃と違い、Auto Tuningも優秀です。
しかし、上記SSでCore Tempに表示されたCPU周波数を見ると4.2GHz。
試しにx264でベンチを取ったら4.5GHzの時と同じスコアが出ました。TDPの壁に引っかかっているみたいです....orz
各種設定値
個人的にはBCLK100MHzx43倍あたりで常用する予定でいるけどとりあえず参考用に。
130MHzx 36倍時の設定値は以下。
UEFI上では、全部AUTO設定になっていました。
VCCSAが定格より0.11V高め。
VTTCPU vは定格と同じ。
Vcoreは1.380V。実際にはLLCにて1.396~1.426Vあたりまで盛られています。
ちなみにUEFI上から上設定を見てみると、全部AUTOです(^_^;
ベースクロックを上げる場合はVCCSAを高めに、CPU倍率を上げるにはVTTCPUを高めに設定する必要があるんでしょうかね。VTTが定格で4.7GHzで安定するとは思いませんでした。
DIGI Power関連
4.7GHz近辺でも、LLCはHighで良いようです。
CPU Current Capability と VCCSA LLC はMAXまで盛られています。
DIGI Power を全部AUTOにして4.3Ghz以上にOCした場合、大抵はこの設定になります。
VCCSA LLC をHigh
CPU Current Capability を130%
CPU Power Phase Control をOptimized
上記のどれか1項目だけでも設定を下げると、4.3GHz程度のOCでもPrime95やLinpackが安定作動しなくなるので、これがベストな状態なのかもしれません。
今日分かった事1
CPU Current Capability 140%はUEFI 上でレッドゾーン表記なので出来れば使いたくない。でも130%に下げると4.3GhzあたりでもPrime95のBlend テストが落ちやすい。何気にココが重要かもしれない。
今日分かった事2
アチコチのサイトで言われている通り、Long/Short Duration Power Limit: AUTOでは、4.5Ghzあたりで壁にぶちあたる。手動でかなり大きめの数値に変更し、TDPの上限を取り払う必要がある。
どこまで電圧を下げられるか
※注意: この項目はTDPの壁に気が付く前に行っています。
X[4.7Ghzで作動させるのに必要なVcoreは1.426Vだった]
O[AI Suite IIの OC Tuningは優秀。TurboV EVOでの調整も信頼できるっぽい]
てな内容になります。
[Prime95が5~10分持てば合格] ってなレベルで、
AI Suite IIで1段(0.005V)ずつVcoreを落としていくテストを実行。
→結果: Vcore 1.350(CPU-Z読みMAX 1.392V)でPrimeが7分程度走った所でBSoD
ちなみにBloomfield(Core i7 920)時代の経験だけど、Prime95が5分持つレベルから2~3段ほど盛ればPrime95が1時間以上走り、x264でエンコする程度の常用は可能。5~6段盛ればPrime95は6時間以上安定して動き、3DCGツールなど高負荷がかかるソフトを含め常用が可能でした。
(SandyBridge-Eでも上記が当てはまると仮定すれば・・・ですが)AI Suite IIが設定してくれたVcore 1.380V(LLC-High / CPU-Z 1.426V)は私の持っている3930Kの安定作動に必要最低限な電圧と思われます。
うむむ、P9X79のOC Tuning機能はなかなか良い出来ですなあ。
問題点:アイドル中が不安定
上で紹介した設定で、高負荷時は安定していると言ってよい様に思えますが、アイドル中が非常に不安定です。
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本当に一瞬で50℃突破するので怖いです。何か別のプロセスがCPUを利用するまでこの温度は下がりません。
アイドル中は30~45℃を行ったり来たりで、ブラウザやテキストエディタを起動するだけでも一気に50℃を突破します。
かたやCPU Tempなどで表示されるCPU core温度は、この間もずっと30~35℃で安定しています。Prime95やx264などで連続的に負荷をかけないと40℃以上にはなりません。
ありがちな「Vcore Offsetマイナス入力による電圧不足」ではなく、VRMかunCore部分が暴走寸前な気がします・・・
BCLK100Mhz 4.7GHz時にも、同様の現象が発生
このアイドル時にCPUTINが異様な発熱をする現象は、BCLK100MHz x47倍のセッティング(Vcore Offset -0.010以外は全てAUTO設定)を行った時にも発生しました。その時は最終的に120度以上まで温度が上がり、ケース内のFANが全て爆音状態になり、1~2分後にブルースクリーンエラーが発生。
って言うか、この時の症状は以下URLとソックリ><。
Rampage IV Extreme X79 , CPUTIN 127ºc and shutting down + Freezing
▲起動後5~15分あたりで、突然CPUTINが127℃になってフリーズするって症状。
同様の症状は、PC自作板の「オーバークロック初心者スレ Part4」にもありました。
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1319738342/
▲>>389,392でも報告があります。
周りの反応を見ていると、この症状が発生する人は少なそうですね。。。ハズレヒイチャッタ…
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こんな感じでSYSTINが80℃を記録したこともありました(^_^;
慌ててPCシャットダウンさせ、マザーを触って見ましたが、VRM部分が40℃前後になっているだけで特に異常があるように感じません。。。何が起きているんだろ。。。
また、100Mhz x46倍時/100MHz x45倍時も、上記ほどではありませんが、アイドル中CPU core温度は30度前後で一定なのにAI Suite上のCPU温度のみが35~40℃あたりをフラフラする現象が発生します。
CPU core(30℃前後) < AI Suite上のCPU温度(40℃前後)
4.3Ghz以下運用している場合
CPU core(27℃前後) > AI Suite上のCPU温度(25℃前後)
(共に室温13~16℃くらい)
なにが原因でこうなるか分かりませんが、ウチの環境では、常用するなら4.3Ghz以下が良さそうです。
130x33から微調整しようとしてPOST不可に・・・・><
上のアイドル中のCPU異常発熱の原因は、CPU PLL Vが足りていないかCPU Clock GEN Filterの値を手動で調整すると直る現象のかな・・・と推測してUEFI画面に入り、各項目を手動で調整すると・・・・ POST不能になりました><
AUTO Tuneを利用したり、CPU Strapを利用してBCLKを変更した場合はVcoreはManualで電圧を指定してやらないとダメみたいですね・・・。
再度UEFI画面に入ったら、Vcore 1.000Vとかあり得ないほど低い数値に再設定されていました。起動しないワケです・・・orz
BCLK125MHz x34倍 4.25Ghzに挑戦
気を取り直して、BCLK 125Mhzで4.3Ghz近辺のオーバークロックに挑戦。
100Mhz x43倍の時は、CPU-Z読み1.288V近辺まで電圧を下げる事が出来ていたので、ひょっとしたら BCLK125 x34倍なら1.200V以下でも安定するんじゃね?という甘い期待を持ってスタート。
結果・・・・100Mhz x43倍の時と変わらん('Α`)
CPU-Z読みで1.272Vあたりでは、Prime95が2~3時間経ったあたりで落ちる。
Prime95が安定作動するには 1.288V必要。
- 100Mhz x43倍のテスト時はLLC:High他、DIGI Powerの項目は盛り盛りだった。
125MHz x34倍のテスト時はLLC:Med。CPU Current Capability 130%など、かなり控えめな設定だった。 - 130Mhz x36倍(4.7Ghz)のテスト時は、TDPに引っかかっていた可能性が大きい。
1.426Vで高負荷時に安定していたが、4.7Ghzは瞬間芸であり、実際には4.4~4.5Ghzで作動してしたいたかも知れない。
そう考えると1.426Vという低電圧も納得できる。。。
色々と疑問が残ってしまったけど、そしてTDPの壁を取っ払って再度4.7Ghzにチャレンジしようとは思いつつも、今日はここまで。続きはまた時間が取れた時に行います。
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