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P9X79 Deluxe + 3930K + メモリCMZ8GX3M2A 1600C9(4Gx4枚)にて、常用できる範囲内でギリギリまでオーバークロックに挑戦中です。
BCLK 100MHz/ x44倍 / CPU-Z読み1.360V あたりでPrime95が安定してきたので、今度はLinpackが通る設定を模索。
とりあえずPrime95が6時間通ればLinpackは10~20分持てば良いかな・・・てな考えを持っています(前の環境も、Linpackは10分強しか持たない設定でした(^_^;)
Vcoreなどのセッティングは以下
LLC:Med設定。高負荷時、CPU-Z読みのVcoreはMAX1.360です。
4.4Ghzで作動させるには、VCCSA / VTTCPU v のチョイ盛りが必要でした。
(4.3GHzまでは定格で大丈夫でした)
この設定でメモリへの負荷の高いLinpackを走らせようとすると、DIGI Powerの設定項目も色々と調整が必要・・・というかAUTO設定から下げるとLinpackが5分と持ちませんねえ。
UEFIのオート設定は無駄が無いというか、隙がないというか、なかなか優秀です。
Linpackが通った設定
▲赤枠の部分がこれから変更する箇所。
オートで設定される場合とほぼ同じにする事でLinpackが20分走るようになった。
ここでの注意点
1.LLCをMedにしたら VCCSAを110%に上げる必要が出てきた
2.LLC Medは安定しなかった。最終的にLLC Highに戻している(後述)
上図から、赤枠で囲った部分を色々と変更してテストをしてみます。
(LLCやCurrent Capabilityは今回は変更せず)
Linpackが3~15分で落ちたもの(その1)
[CPU Power Phase Control] を [Optimized] に変更したら、Linpackは即落ち。
[CPU Spread Spectrum] をonにしてみたが変わらず。
[CPU Power Duty Control] を [Extreme]に変更すると多少は走るようになったが、Linpackを走らせて10分過ぎた辺りでブルースクリーンに。
Linpackが3~15分で落ちたもの(その2)
[VCCSA LLC] を [High] に落とすと、その他の項目を全部最大値にしてもLinpackは5分前後しか持たない。
とりあえず、4.4GHzにオーバークロックする際は、[VCCSA LLC]は盛り盛りにしないとダメっぽいですね。あと[CPU Power Phase] も 最大値の[Extreme]にしておくのが無難みたい。 4.3GHzの時は[CPU Power Phase] [Optimized]でLinpackが20分ほど通りましたが、今思うとそれもチョット怪しいです(^_^;
反省点: Prime95が6時間通ったのは、一発芸だったっぽい。
1回コンセント抜いてCMOSクリアしてから同じ設定を施してPrime95を走らせたら、5分持たなかったです('Α`)
原因がドコにあるかを色々とチェックしてみた所、上記DIGI Powerの設定項目中で、
[LLC:Medium]
[CPU Current Capa:130%]
は、盛り方が足りないようです。
4.4GHzまでオーバークロックして「Vcoreを下限ギリギリまで下げたい!」などと考える場合は、
[LLC:High]
[CPU Current Capa:140%]
くらいの設定をしないと安定しないようです。。。
あとがき
[LLC:Medium] は高クロック時は安定しませんね・・・最初からLLC:Highでテストすればよかったですorz
そして、DIGI Power内の各項目を色々と弄り倒してみましたが・・・結局AUTO設定の時と全く同じセッティングに落ち着いています。
UEFIの設定をAUTOで使い続け「これって過剰設定じゃないのかなあ・・・」と悶々とするよりはずっとマシですが、これだけ頑張ってもAUTOと全く同じ設定で常用するってのも、なんだか物足りない気がします(^_^;
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