EaseUS Todo Backup でWinPE起動ディスクを作る際の設定項目の一つ、「対応モード」についての検証と解説を行ったページです。
WinPE起動ディスクを作る際、PCによってはこの機能はちょっと注意が必要です。


「対応モード」とは
※EaseUS Todo Backup でWinPE起動ディスクを作成する画面
ディスクの作成画面
▲クリックで拡大
「対応モード」とはこの図の (2) のチェックの事です。
PCによっては、このチェックありとなしでWinPEディスクが全く別物になります。

ざっくりと説明

非常にややこしい内容になるので、「対応モードのチェックはON でディスクを作る」と覚えるだけでも良いかと思います。
また、複数台のPCを持っている場合は「Windowsのバージョン別」でディスクを作り、使い分けるのが無難です。

ただし、以下の条件に当てはまる場合は注意です。
WinPEディスクの作成方法、または利用方法で、何かしらの間違いが起きているケースがあります。

このページをしっかり読んだ方が良いケース

これらに当てはまる場合は、EaseUS Todo Backup のWinPEディスクを作る際いくつかの注意をしておく必要があります。

どこに注意すべきか?

このページの本題です。
WinPEディスクを作る際、以下に注意です。

※ややこしいです。
 感覚的に理解するには このページ中段の「検証のために作成した ISO」を読んでみるのがお勧めです。

同一PCで「設定を変えて」WinPEディスクを2枚以上作成したい場合

セキュアブート有効でも起動するか?

OSごと、PCごとに異なった WinPE ディスクが作成されます。

「Microsoftからのダウンロード」が出来ない

ISOファイルを作成できない

WinPE ディスクを実際に利用する場合の注意事項

 

手元で確認できた注意事項は以上です。
以下、検証中の実例紹介です。

検証のために作成した ISO

以下、今回の検証のために作成したISOです。
※すべてのISOで起動チェックしたわけではありません。

OSが異なる場合
OSごとに異なるWinPE

 

同一OS、別PCの場合
OSごとに異なるWinPE

 

MBR での「対応モード」の違い
MBR、対応モードありなし

 

GPT Windowsでの「対応モード」の違い
MBR、対応モードありなし

 

以上より、Windows 8以降、かつGPTインストールであれば、WinPE作成時に特に注意を払う必要はないと感じました。
※ただし検証は10と7でしか行っていません。8以降はUEFI ネイティブに対応しているので、10と8ではPC起動時に同じ作動をするだろうと推測の元、この表現にしています。

ここから下は「対応モードとはどういうものなのか?」という解説です。
非常にややこしいので、時間のある時にゆっくりお読みください。

「対応モード」とは何なのか?

EaseUS Todo Backup Free を英語モードにしてみと、「対応モード」は「Compatibility mode」という名称である事が分かります。
EaseUS Todo Backup Free の「対応モード」
▲クリックで拡大
つまり、「対応モード」は WinPEディスクを起動する際の互換性を高める機能である、と考えられます。
公式サイトの解説によると、「対応モード」有効にするとPC内部からPEディスクの起動に必要なファイルを集めている、との事です。

公式ページの解説を確認してみる

ここで、公式サイトの日本語ページは非常に分かりにくいのでPDF版マニュアル もしくは 英語の公式ページを読んでみます。

PDF版マニュアル

英文マニュアル

どっちなんだ!?

これではどちらが正しいのか判断が付かないため、公式英文サイトの「対応モード」のほぼ全文を訳し、日本語PDF と対比させ、また 実際のツールの挙動とも照らし合わせてみると、他にも気になる所が出てきました。

という状態でした。
解説文は旧バージョンで今と挙動が違う、という感じ・・・なのかな?

いずれにせよ、気になって仕方がないのでもう少し検証を進めてみました。

※以下、ページ上部に記載した「このページの本題」「どこに注意すべきか?」と重複する項目が多数出てきます。

英文解説ページのざっくり訳&補足&検証

基本的に、英文と日本語PDFの内容は同じでした。
ただしツールの挙動と説明が逆、という箇所が多々見受けられました。
※私の英訳が間違ってたらゴメンナサイ。
※赤文字は私の補足

原文
If the created emergency disk can't boot normally, you can only check Compatibility mode to recreate.
原文
For the first time, if you have checked Compatibility mode,
原文
Download WinPE component from Microsoft is recommended if the computer is connecting to internet.
原文
If you did not check Compatibility mode, it will create directly after click the Proceed button.

EaseUS Todo Backup Free の Windows PE ディスクの「対応モード」の解説は以上です。

まとめ

いろいろとややこしい話が続きましたが、「対応モードあり」でWinPEディスクを作成すれば、細かい事はあまり問題ない、と感じました。

しかし、ここまでの説明でも分かるように、場合によってはWindows PE ディスクは正常に作動しない場合があります。
ディスクを作成した後は、正常起動できるかどうか必ずチェックしておきましょう。

複数台のPCを所有している場合や、セキュアブート有効でPCを利用している場合は、PEディスクが起動するかどうかのチェックは特に重要です。

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