2016.10.13: 対策ページを追記
2016.10.12:「スリープ復帰に失敗し、画面が真っ黒なままフリーズする問題」手元のPCでは解決
2016.10.08:「スリープ復帰に失敗し、画面が真っ黒なままフリーズする問題」追記
2016.10.07 13時: ドライバ、デバイス、ステレオミキサー、スリープの問題追記
2016.10.07 03時: 文末にディスククリーンアップの3.99TB問題 追記
10月6日、Windows10 RS1 に KB3197356が配信されました。
しかし、どうやら修正されたのは Edge の問題のみのようで、「その他の問題」は引き続き継続して発生しているものと思われます。
9月30日のKB3194496と同じく、一部のPCでは様々な問題が発生しています。
2016.10.13追記: 問題発生した場合の対策ページ
- 2016年10月版: Windows10の更新プログラムが遅い・失敗する問題
- アップデートしたWindows10が起動しない、再起動を繰り返す、「KERNEL AUTO BOOST LOCK ACQUISITION WITH RAISED IRQL」が表示される
- (解決済み)Windows10でKB3197356の適用後、スリープ復帰失敗が解消しない
- 「スプーラ サブシステム アプリケーション」の不調を解消する方法
- IP参加したことがあるPC限定
KB3194496、KB3197356 が 更新失敗する問題を解消するスクリプト
KB3197356について
- 修正されたのはEdgeの(一部ショッピングサイトが利用できない等の)問題だけ。
- ダウンロードが途中で長時間止まる問題は、引き続き発生しています。
- 「更新プログラムの適用に失敗する問題」の解消方法でました。
KB3194496、KB3197356 が 更新失敗する問題を解消するスクリプトが公開される
- ただし、効果があるのはIP参加中または参加した過去があるPCのみに限定される模様。
- 更新失敗が解消されるのみ。
ダウンロードが途中で長時間止まる問題は解消されません。
- ドライバ、周辺機器で発生する問題も、引き続き発生しています。
- KB3194496で問題が出なかった場合、今回も問題は出ない。
- KB3194496で問題発生してても、(ドライバ更新等で) 自力で対処してる場合も問題は出ない。
- KB3194496で問題発生して「システムの復元」などで元に戻しただけで根本的な対処をしていない場合、KB3197356でもKB3194496と同様の問題が発生する。
- 問題が発生するPCの場合
- KB3197356も wushowhide.diagcabなどを利用し、1週間くらいインストールは様子見しておきましょう。
- セキュリティ関連の更新は含まれないので、1週間くらい延期しても問題は発生しません。
- ドライバやデバイスが正常作動しない問題は、(デバイス名を型番で検索する等を行って)ユーザー自身で原因を見つけ、対処するようにしましょう。
- KB3194496でインストールの問題の発生しなかったPCの場合は、KB3197356も問題なくインストールできるようです。
その他、KB3197356でも残っている問題
- インストールに失敗する (スクリプト実行で解消)
- 適用失敗後、ロールバックが発生する (スクリプト実行で解消)
- ダウンロードが途中で止まる (継続中)
- 他にも小さな問題がいくつかあります。
- Windows10のKB3194496で問題発生 →KB3197356配信:一部の修正のみ
↑このページの後半にリストアップしています。
- すでにKB3194496を適用し、かつドライバの適切な更新を行ったPCの場合、ドライバ関連の問題は発生しないと思われます。
- KB3194496をまだ適用していない場合、ドライバ関連の問題が発生する危険性があります。
- Windows10のKB3194496で問題発生 →KB3197356配信:一部の修正のみ
インストールできない問題を解決する方法
現時点では (レジストリ操作を含めた) 手動の対策が必要です。
- 対策スクリプトが公開されました。
KB3194496、KB3197356 が 更新失敗する問題を解消するスクリプトが公開される
※Windows Updateで落ちてくるものではありません。手動でダウンロード&実行する必要があります。 - すべて手動で対処する場合は以下。
KB3197356、KB3194496、いずれの場合も有効
海外サイトでKB3194496の問題を回避する方法が発見される
KB3197356は累積パッチ
- 64Bit版 760~779MB、32Bit版 404~411MBあります。
(スクリプト実行などの対策をしたPCでは) 更新に失敗する現象は確認できませんでしたが、ダウンロードが止まる・時間がかかる問題は継続中です。 - 更新後のPC再起動は、かなり時間がかかります。かなり高スペックのPCでも、PC環境によっては 途中 15~30分更新の適用が止まったように見える場合があります。そこでPC を強制シャットダウンしないようにしましょう。
ドライバや周辺機器で問題が発生する場合
プリンタが動かない、マウスやキーボードが作動しない、モニタが写らない等、USB機器やビデオカードの問題が一部のPC環境で発生しています。
- 問題が発生していると思われるドライバを更新してみましょう。
- Windows Updateで自動的に最新ドライバが適用されない場合、ユーザー自身でドライバを更新する必要があります。
- 通常は、しばらく(30分~2時間ほど)待っていると、Windows Update経由で自動的に最新ドライバが適用されます。
KB3197356の適用後、もう一度 PCの再起動が必要な場合もあります。
- 通常は、しばらく(30分~2時間ほど)待っていると、Windows Update経由で自動的に最新ドライバが適用されます。
- USB機器の場合、一度取り外してから接続しなおすだけで正常作動する場合もあります。
- その他の対処方法は、9月30日配信のKB3194496の時と同様です。
(リンク先の後半「マウスやキーボードが利用不可になった場合」の部分)
一部アプリ、デバイスで音が出なくなった場合
「録音デバイス」の「ステレオミキサー」が無効化されているケースがあります。
以下ページのような手順でもう一度ステレオミキサーを有効にします。
Windows10でPCから出る音を録音 (ステレオミキサーを有効にする)
勝手にスリープが解除されるようになった場合
- まずは以下二つのコマンドを実行する
- DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
(正常終了した場合→操作は正常に完了しました。) - sfc /scannow
(正常終了した場合→Windows リソース保護は、整合性違反を検出しませんでした。) - エラーが修復されない場合は以下を実行する。
→ Windows10/8.1の調子が悪い時に行う本格的なPCメンテナンス
- DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
サイト内参考:
Windows10で再び勝手にスリープ解除される現象に悩まされる(対処法あり)
スリープ復帰に失敗する、スリープ復帰時に 画面が真っ黒なままフリーズする
手元のPCにて発生中。今のところ、解決できそうな気配がない。
- 長くなり過ぎたので別ページに移動↓
(メモ)Windows10でKB3197356の適用後、スリープ復帰失敗が解消しない - KB3194496まででは発生せず、KB3197356以降で発生するようになった。
(ただしこれは、私のPC環境が特殊なため発生しているのかもしれない。)
2016.10.12:解決しました。
•2007年頃の古いGeckoエンジンを使ったHTMLエディタを終了させてからスリープさせる
•NVIDIA GTX1070のドライバ更新
•Microsoft無線マウス3500のドライバ更新(ワイヤレスデバイスドライバの更新)
手元のPCでは、この3点でスリープ復帰に失敗しなくなりました
ディスククリーンアップの3.99TB問題
※ネット情報によると、この現象はいつの間にか解消している模様。
KB3197356 を適用した後、(一部のPCでは) 以下のような現象が発生します。
▲クリックで拡大
「ディスククリーンアップ」で「Windows Updateのクリーンアップ」が3.99TBと表示される。(増加するDisk領域には反映されない)
- この現象そのものには、大きな問題はない感じです。
- しかし、KB3197356 適用した後の最初の「Windows Updateのクリーンアップ」の実行には、非常に長い時間がかかるようになっています。
- 3.99TB 問題が発生する・しないに関わらず、ディスククリーンアップに時間がかかるようです。
- 主に「Windows Updateのクリーンアップ」の部分で時間がかかっているようです。
- 普段の「ディスククリーンアップ」と比較して待ち時間が20~30分長い・・・・と感じた場合は、一度キャセルを行い、CPU 使用率が下がるのを待ってから再び「ディスククリーンアップ」を行うと、すんなりと処理が終了します。
(キャンセルは自己責任。1時間くらい待った方が良いかも)
その他: 問題が発生しない場合
- KB3194496またはKB3197356 が無事インストールされ、問題が発生しないPCの場合、更新プログラムを削除する必要はありません。
- KB3194496 / KB3197356 には、Windows10 RS1 で発生している様々な不具合を修正するプログラムが含まれています。通常であれば、KB3194496 / KB3197356 がインストールされた後の方がPCの調子は良くなるはずです。
このページ情報は以上です。