2016.10.30:「Windows10でスリープ復帰に失敗する場合」追加
2016.10.28 13時~16時: アチコチに微妙に追記中
ちょっと長くなったので10月分のメモから分離。
2016年10月28日に配信された Windows Update の情報をまとめたページを作成しました。
おもにWindows 10の情報を扱っています。Windows 8.1 / 7 の情報もちょっとだけあります。
- Windows 8.1 / 7 の情報は特に注意はなさそうです。
- Windows10の場合はやや注意です。
今回も IE11、スタート画面、エクスプローラー、グラフィックス、カーネルに様々な修正が入っています。再起動が2回必要になる場合があります。
10月28日/Flash Playerについて
- 10月26日に Adobe Flash Player が更新された。
- 深刻な脆弱性の修正が含まれている。すでに Windowsをターゲットにした標的型攻撃への悪用が確認されている。早めのアップデートを。
- Windows 8.1 および 10 の場合、Windows Updateから最新の Flash Player が入手できる (Firefox/Opera用は別途手動でインストール)
- 古い Flash Player (バージョン18系) の更新は、10月11日の更新を最後にセキュリティアップデートも含め終了しています。今後は (ブラウザも含め) 最新版を利用するようにしましょう。
10月28日/Windows 10
- ダウンロード、インストール、再起動、いずれもそれなり (20分~40分くらい) 時間がかかる。
- 今回も(一部のPCでは)ダウンロードが止まる?
参考リンク
更新プログラム KB3197954 が 47% から進まない - マイクロソフトコミュニティ
※Twitterを検索しても47~70%あたりで止まる人は多い模様。
※私の手元のPC(3台)では、ダウンロードが止まる現象は発生していない。
- 今回も(一部のPCでは)ダウンロードが止まる?
- 不要なUSB機器は外してアップデートすること。
※USBやWi-fi、グラフィックス、カーネルに修正が入っている。 - 再起動は2回必要になる場合あり。
今のところ、(手元のPCを見るかぎりでは) 問題はなさそう。
※スリープ失敗するようになった場合、以下ページを参考にしてみて下さい、
Windows10 RS1がスリープ復帰失敗する問題2016年9月~10月(メモ書き) - ディスククリーンアップの3.99TB問題が今回も発生。
ディスククリーンアップが終わらなくなった場合、一度キャンセルすればOK。
ほぼ実害はないものの、何なんですかねこれ・・・・ - 個別のKB情報
- KB3199986
Windows 10 Version 1607 for x64-Based Systems 用更新プログラム - KB3201860
Adobe Flash Player のセキュリティ更新プログラム - KB3197954
x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1607 の累積的な更新プログラム
- 今回も巨大ファイル。
一部のPCでは、今回もダウンロードが途中で止まる問題が発生する模様(Cドライブのスキャンに時間がかかっている感じ)。 - 今回もUSB、Wi-Fi、グラフィックス、カーネルなど、修正が盛りだくさん。
(詳細は次項) - Windows Update前にシステムのバックアップを取っておく事を推奨。
- 問題が発生した場合、KB3197954 は wushowhide.diagcabを利用して更新を見合わせた方が良さそう。(次回の修正プログラム配布は恐らく11月末)
- 今回も巨大ファイル。
- KB3199986
Windows10でスリープ復帰に失敗する場合
Windows Update直後からスリープ復帰が失敗するようになった場合は、以下のページを参考にしてみて下さい。
Windows10 RS1がスリープ復帰失敗する問題2016年9月~10月(メモ書き)
※具体的な対処方法の記載はないので参考程度に。
発生規模は小さめだと思いますが、手元のPCで妙な症状を観測しています。
スポンサー リンク
Windows10でKB3197954のダウンロードが止まってしまう場合
KB3197954 のダウンロードが途中で止まってしまう場合は、Microsoft Update カタログから KB3197954 を直接ダウンロードして手動でインストールしてみましょう。
- ダウンロードリンク
KB3197954 IE用 - Microsoft Update カタログ
KB3197954 Chrome/ Firefox 用 - アップデートする時の注意点
- 不要なUSB機器などは取り外してアップデートしましょう。
- 事前にシステムのバックアップを取っておきましょう。
- KB3197954をインストールした後にPCの調子がおかしい場合は、各種デバイスのドライバをアップデートしてみましょう。
- 2016年8月以降、月末に配信される 更新プログラムでは問題が発生しやすくなっています。
サイト内関連: 2016年10月のWindows Updateのトラブル&不具合情報
(10/28配信分は 今のところ問題なさそうですが念のため)
KB3197954 の中身
Windows 10 update history - Windows Help
- 月末の更新は、今月の場合もWindows システムの改良とバグの修正がメイン。
- IE11、スタート画面、エクスプローラー、グラフィックス、カーネルの改良
- System Center Operations Manager (SCOM)のコンソールがクラッシュする問題を修正
- 32bitアプリケーションがリモートデスクトップで上手く通信できない問題の修正
- Windows10 HomeからPro版アップグレードした場合、ドメインに参加できなくなる問題の修正
- HTTP Strict Transport Security (HSTS) リロードリストのサポートの改良
- IT管理者のための改良。→ グループポリシーを利用してユーザーのWindows Updateをブロックできる。
- File Explorerの通知フレームワークの改良。安定性と信頼性の向上。
- 暗号化ファイルシステム(EFS)をDisabledにしていると BITS を通してSystem Center Configuration Manager が アップロードできない問題を修正。
- 更に以下の問題に対処
USB、Wi-Fi、Bluetooth、Edge、IE11、クラスタリング、セットアップ、PowerShell、COM、Windows 、カーネル、グラフィックス
10月28日/Windows 8.1
- 重要1件
Adobe Flash Player のセキュリティ更新プログラム (KB3201860)
のみ - 今のところ特に問題発生せず。
(ただし、今回はじっくり触る時間を取れないのでよく分からない)
10月28日/Windows 7
- 特に新しい更新プログラムは無い。
- 更新の確認に時間のかかる問題は発生せず。
(KB3172605が適用してあるPCの場合) - Windows7の場合、Google Chrome以外 (IE/Firefox/Opera) は自動でFlash Playerが更新されない。手動で更新しておこう。