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2016.10.13: 臨時追記 (KB3197356で問題発生、解消したので削除)

2016.02.08: このページでは解決しない場合のサイト内関連リンク追加。
2015.12.19:「スリープ状態の解除元 不明」となる場合を追記。
2015.09.19: Media Centerのタスクは削除推奨。自動メンテナンスのタスクの場所を記載。
2015.09.10:「2.Windows Updateが原因の場合」に追記。やはり設定が元に戻される場合がある。
2015.08.30: 初出


「Windowsが夜中に勝手にスリープ復帰して困る」って場合の解決方法を紹介したページです。

勝手にスリープが解除される問題は、Windows10に限らず、Windows Vista以降で定番のトラブルなのですが、タスクスケジューラー内の登録タスクが過去のWindowsとは微妙に異なっていたりするので、新規にページを作成しました。

Windows10がスリープから復帰する主な原因

まずはじめに、主な原因の紹介。
「Windows10に何のトラブルもない」場合でも、以下のスケージュールにより、Windowsのスリープ状態が解除される事があります。

  1. Media Center関連
  2. Windows Update関連
  3. Windows Defenderの定期スキャン
  4. Windows10の自動メンテナンス
  5. その他、PCの不調によるもの

「勝手なスリープ解除」を全部中止させる方法

※上記リスト「5.その他、PCの不調によるもの」の場合は通用しませ ん。

コントロールパネルから「電源オプション」を開き、以下の設定を行う
勝手なスリープ解除を全部中止させる方法
▲クリックで拡大
スリープ解除タイマーの許可を「無効」にする。
これで、Windowsのタスクスケジューラ上で指定された勝手なスリープ解除は全部停止できるはず。


特にこだわりがない場合は、上記で暫く様子を見てみる。
これだけでは気持ちが悪い、タスクスケジューラー上でも完全に停止したい、と思う場合は、以下を頑張ってみる。

前準備
まずはイベントビューアをチェックする。

まずはスタートメニューを右クリックして「イベントビューアー」を起動します。
フィルタリング
▲クリックで拡大
(1) Windowsログ」≫「(2) システム」の順にクリック。
まずはここでスリープ復帰の原因となるイベントを探します。

「スリープ復帰イベント」を探す場合、「(3)検索」で「Power-Troubleshooter」と入力するとログを探しやすくなります。

※注意
Windows10では、Windows7時代に重宝していた「(4)現在のログをフィルター」が機能していないっぽいです。

そして、ここで
「Media Center\mcupdate_scheduled」などがあればMedia Centerが原因
「Maintenance Activator」があれば自動メンテナンスが原因
「Windows Update」があればWindows Updateが原因

となります。

ちなみに手元の環境では、Windows Defenderが原因となるスリープ復帰のログは発見できませんでした。ただし「mcupdate_scheduled」が原因でスリープ解除された時、ほぼ毎回 Windows Defender のスキャンが始まってます。

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余談:「スリープ状態の解除元 不明」となる場合

私のPCの場合、Windows10 TH2にアップグレード以降、「スリープ状態の解除元」が「不明」となるトラブルが出るようになりました。
「スリープ状態の解除元」が「不明」
▲クリックで拡大

  • 上図の時はスリープ解除される日時でおおよその検討は付きました。
    スリープ解除の原因は「Windows Update後の再起動」でした。
    ※解除手順はこのページの下段にあります。
  • TH1時代に「Windows Update後のスリープ解除」は無効化していたのですが、TH2にアップした際にユーザー設定は元に戻りました。
  • 上図の2015年12月9日は、Windows Update後に直ちに手動で再起動したのですが、「再起動イベント」はスケジューラに登録されたままで勝手にスリープ解除されました(^_^;
  • 「解除元 不明」かつ「原因がWindows Updateではない」場合の対処方法ページはこちら→ Windows10で再び勝手にスリープ解除される現象に悩まされる(対処法あり)

以下、原因別のスリープ解除の停止手順です。

1. Media Centerが原因の場合

一つ目の手順紹介なので詳しく書きます。

イベントビューアーの該当するログを開いた所
イベントビューア
▲クリックで拡大
スリープ時間:‎2015‎-‎08‎-‎12T18:09:05.849698300Z
スリープ解除時間: ‎2015‎-‎08‎-‎12T18:23:01.179632700Z
スリープ状態の解除元: タイマー - Windows は、スリープ状態の解除を要求したスケジュールされた
タスク 'NT TASK\Microsoft\Windows\Media Center\mcupdate_scheduled' を実行します。

どうやらMedia Centerのアップデートチェックを行うタスクらしい。
Windows10にはMedia Centerは非搭載なので、無償アップグレードした際、元OSのタスクがゴミとして残っちゃったのだろう。

スリープ復帰の原因が分かったら、次はタスクスケジューラーを開きます。

タスクスケジューラーを開く

コントロールパネル>管理ツール>タスクスケジューラを起動する。
タスクの場所「Microsoft」>「Windows」>「Media Center」を開く。

イベントビューア
▲クリックで拡大
予想通り、スリープが解除された時間にタスクが実行されるように設定されています。
そしてこれまた予想通り、実行されたタスクは「ファイルが見つからない」というログが残されています。
Windows7からのアップグレードは、こういうタスクも引き継いじゃうのですね・・・・

このタスクをどうするか?

このタスクでスリープ解除された時、MSEが定期スキャンを行っている感じがするのですが、Media Center名のタスクでMSEのスキャンが開始される訳はないだろう、と考え、このタスクは無効化する事に決定。
※無効化ではエラーの解消にならない模様。タスクを削除しましょう。

タスクの削除方法 無効化方法

まずはタスクを編集する場合の手順。
コントロールパネル>管理ツール>タスクスケジューラを起動する
タスクの削除/無効化の方法
▲クリックで拡大
「Microsoft」>「Windows」>「Media Center」を開き、「mcupdate_scheduled」をダブルクリックし、好みの時間やトリガー、条件を指定する。

削除だけなら、右クリックで指定してもOK
削除や無効化だけなら、右クリックで指定してもOK
▲クリックで拡大
今回のように「mcupdate_scheduled」の場合は、削除でOKです。
(無効にしただけではイベントビューアにエラーが記録されます)

Media Center関連のスリープ復帰解除を停止させる方法は以上です。

2. Windows Updateが原因の場合

次はWindows Updateが原因の場合の対処方法です。
二つ目の手順紹介なのでざっくり行きます。

イベントビューアーのログ
Windows Updateが原因のイベントビューアーのログ
▲クリックで拡大
スリープ状態の解除元: タイマー - Windows は、スリープ状態の解除を要求したスケジュールされたタスク 'NT ASK\Microsoft\Windows\UpdateOrchestrator\Reboot' を実行します。

タスクスケジューラで該当タスクを開く
Windows Updateが原因のイベントビューアーのログ
▲クリックで拡大
「Microsoft」>「Windows」>「UpdateOrchestrator」内の「Reboot」の「条件」で「タスクを実行するためにスリープを解除する」のチェックを外す。
※Windows Updateの内容によっては、勝手にチェックを入れ直される模様。2015年9月のWindows Update後、再びスリープ解除が有効になった。スリープ解除が発生しても問題ない時間を指定しておくのが無難。

さらに

コントロールパネル>管理ツール>タスクスケジューラを起動する。
タスクの場所「Microsoft」>「Windows」>「WindowsUpdate」を開く。
削除や無効化だけなら、右クリックで指定してもOK
▲クリックで拡大
「Automatic App Update」「Scheduled Start」のプロパティを開き、
「タスク」でトリガーとなる条件や時間を変更する。
「条件」で「タスクを実行するためにスリープを解除する」のチェックを外す。

注意
これだけではまだ完全に停止できない場合があります。
まだWindows Updateが原因でスリープ解除される場合は、次ページの方法を試します。 → Windows 10 の自動更新を無効(Windows Updateを手動更新のみ)にする方法(スリープのみ解除する方法も記載しています)

この項目は以上です。

3. Windows Defenderが原因の場合

先にも書いた通り、私のPCではこれがトリガーとなったスリープ解除は発見できなかった。なので保留中。
(他のトリガーでスリープ解除された後、別トリガーが起動して定期スキャンが走っている感じ)

4. 自動メンテナンスが原因の場合

こいつがかなりやっかい。

確認方法

イベントビューアで確認します。
タスクスケジューラで確認
▲クリックで拡大
スリープが勝手に解除された時に このようなログが残っている場合は、自動メンテナンスが犯人です。

スリープ状態の解除元: タイマー - Windows は、スリープ状態の解除を要求したスケジュールされたタスク
'Maintenance Activator'を実行します

Windows8.1時代は「Regular Maintenance」という名前のタスクでしたが
Windows10では「Maintenance Activator」という名前のタスクになっています。

自動メンテナンスに関する注意事項 (2015.09.19修正)

Windows8.1時代の自動メンテナンスは、タスクスケジューラから停止させる事も可能でした。しかしWindows10 では自動メンテナンスの項目がタスクスケジューラから隠されています。

2015年9月中旬頃から、タスクスケジューラに「自動メンテナンス」の項目が現れました。
タスクスケジューラに自動メンテナンス
▲クリックで拡大
8月28~29日にかけてチェックを行っていた時には発見できなかった項目です。

しかし・・・
自動メンテナンスが走った時間
▲クリックで拡大
やはりWindows10の自動メンテナンスは、タスクスケジューラから停止できない模様です。

余談:Windows8/8.1時代の自動メンテナンス
  • 「Regular Maintenance」という名前
  • タスクスケジューラの
    \Microsoft\Windows\TaskScheduler
    に保存されていた。
  • Windows10では、この項目は空になっている。
  • コマンドプロンプトからこのタスクを無効化にチャレンジしてみた。
    • Windiws8.1で無効化
      Windiws8.1での無効化
      ▲クリックで拡大
      schtasks /Change /TN "\Microsoft\Windows\TaskScheduler\Regular Maintenance" /Disable」で無効化できた
    • Windiws 10で無効化
      Windiws 10での無効化
      ▲クリックで拡大
      schtasks /Change /TN "\Microsoft\Windows\TaskScheduler\Maintenance Activator" /Disable
      schtasks /Change /TN "\Microsoft\Windows\TaskScheduler\Regular Maintenance" /Disable
      どちらも「存在しません」で実行不能。
    • schtasks.exe /Query /TN "Maintenance Activator"
      などでも探してみたが発見できず。
      あえなく玉砕('Α`)

という事で、この自動メンテナンスを完全停止させる方法は、今の所 発見できず。海外情報を漁るも有力情報見つからず。

以下、消極的ですが、とりあえずスリープ解除は回避できる方法を紹介します。

自動メンテナンスでスリープ解除させない/実行時間をずらす方法

Windows10の自動メンテナンスは、Windows 7/8時代の「アクションセンター」に相当する「セキュリティとメンテナンス」からアクセスして設定を行います。

「セキュリティとメンテナンス」の画面
「セキュリティとメンテナンス」の画面
▲クリックで拡大

  • コントロールパネル>「システムとセキュリティ」>「セキュリティとメンテナンス」を開く
  • 「メンテナンス」のタブを開く
  • 「メンテナンス設定の変更」を選択する

「自動メンテナンス」の画面が開く
「自動メンテナンス」の画面
▲クリックで拡大

  • 「メンテナンスタスクの実行時刻」を自分の好きな時間に設定する
  • PCを寝室に置いている場合などは「スケジュールされたメンテナンスによるコンピューターのスリープ解除を許可する」のチェックを外す
  • 「OK」ボタンを押す
  • 先にも書いた通り、この自動メンテナンスを完全停止させる方法は無い模様。時間指定と、スリープ復帰するかしないか、を指定できるのみ。

以上で設定完了です。

5. いずれの原因も当てはまらない場合

イベントビューアー上で「スリープ解除元 不明」となり、このページの情報が通用しない場合は以下のページを参考にしてみてください。
Windows10で再び勝手にスリープ解除される現象に悩まされる(対処法あり)


以下、おまけ情報です。

Windows10の自動メンテナンスの負荷を低減させる。

自動メンテナンスが実行された際に「PCが作業ができなくなるほど重くなる」という現象は、以下操作で回避できるかも?、との情報を頂きました。 (まだ検証中につき、効果の程は不明です)

手順
設定 > プライバシー > フィードバックと診断を開く
セキュリティとメンテナンス
▲クリックで拡大
 ・「フィードバックの間隔」 を「自動」以外にする。(「しない」を選択するのが良さそうかな?)
 ・あと「診断データと使用状況データ」を「基本」にする。

参考リンク: Windows 10 のフィードバック、診断、プライバシーに関する FAQ -Microsoft Windows

タスクスケジューラには、その他にもゴミが大量に残っていると思われる

アップグレードしたWindows10のイベントビューアを覗くと、タスクスケジューラに残ったゴミが原因と思われるエラーが大量に発生している。

今の所特に害は無さそう。暇な時に一つずつ潰して行こうか、このまま放っておこうか、ちょっと悩み中。

Tips: アクティブなタスクは、以下でも確認可能

アクティブなタスク一覧画面
アクティブなタスク一覧画面
▲クリックで拡大
1. 「タスクスケジューラ」のルートフォルダを開く
2. メイン画面の「メンテナンス」タブを選択する
3. 下段赤枠部分にアクティブなタスク一覧が表示される。

ここで各項目をダブルクリックすれば、詳細設定が可能な画面へカンタンに移動できる。

外部参考リンク


このページの情報は 以上です。