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2018.01.25: このページに移動

2015.08.30: 別ページで初出


このページは、かつて「Windows10が夜中に勝手にスリープ復帰する場合の解決法」と「Windows 10 の自動メンテナンスを無効化する方法/勝手にスリープ復帰させない方法」に記載していた情報の一部です。

このページには、解決策は一切書いてありません。
上記ページにメモしていた情報のうち「問題解決用のページではノイズとなるもの」および「自分用の資料として残しておきたいもの」をまとめたページです。



Windows 10 の自動メンテナンスを無効化する方法が、Windows8時代とは大きく異なっている事に気が付く前、悪戦苦闘していた記録です。

サイト内関連ページ

ことのはじまり


2015年8月、Windows7 から Windows10へ無償アップグレードした直後のPCで

という問題が発生しました。
この問題を解決すべく、自動メンテナンスを無効化してみよう、と思ったのがこの記録のはじまりです。

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イベントビューアのチェック

この問題が発生した時、まずはイベントビューアのチェックから始めました。

自動メンテナンスのタスクが起動し、スリープが勝手に解除された場合、イベントビューアには以下のように記録されています。

タスクスケジューラで確認
▲クリックで拡大

イベントビューアーのログ
スリープ状態の解除元: タイマー - Windows は、スリープ状態の解除を要求したスケジュールされたタスク
'Maintenance Activator'を実行します

とりあえず「自動メンテナンスが犯人」という所まではすぐにたどり着いたのですが、Windows8.1時代の手順では自動メンテナンスを無効化する事ができませんでした。

この時点でのメモ

Windows8.1時代は「Regular Maintenance」という名前のタスク
Windows10では「Maintenance Activator」という名前のタスクになっている
ただしタスクスケジューラーを開いても、この 'Maintenance Activator' は発見する事ができない。

2015.09.19変更部分

  • Windows8.1時代の自動メンテナンスは、タスクスケジューラから停止させる事も可能だった
  • 2015年8月記載
    しかしWindows10 では自動メンテナンスの項目がタスクスケジューラから隠されてしまった。
  • 2015年9月中旬記載
    タスクスケジューラに「自動メンテナンス」の項目が現れた
    タスクスケジューラに自動メンテナンス
    ▲クリックで拡大
    8月28~29日にかけてチェックを行っていた時には発見できなかった項目
  • しかし・・・
    自動メンテナンスが走った時間
    ▲クリックで拡大
    やはりWindows10の自動メンテナンスは、タスクスケジューラから停止できない

その他、初出時の情報
(効果のなかったもの・薄かったもの)

以下はコメント欄やメールでアドバイスをいただいた、自動メンテナンスの負荷を軽くするための (どちらかと言うと消極的な)トラブル解消方法。
手元で確認してみましたが、これらはいずれも効果の薄いものでした。

  1. 他社製セキュリティソフトを導入する
    • CPUが高負荷になる一因「Antimalware Service exe 」は、MSEまたはWindows Defender と思われる。
    • 他社製セキュリティソフトを導入すると、この分の負荷はかからなくなると思われる。
    • 他社製セキュリティソフトを利用しても、大きな違いは体感できなかった。
  2. Windowsの一部機能を無効にする
    自動メンテナンスが非常に重くなるのは以下が原因、との情報あり
  3. Windows 8.1の場合の対処方法を真似してみる
    • コントロールパネル > アクションセンター > (左上)アクションセンターの設定を変更 > (一番下)カスタマーエクスペリエンス向上プログラムの設定 で「いいえ、このプログラムに協力しません」にする
    • Windows10ではGUIからたどり着けない。
      ダイアログ表示させても選択肢がグレーアウトしてる。

後になって思う事

まずは「スリープ復帰時にモニタが真っ黒になる」「マウスやキーボードの入力も受け付けなくなる」の2点を先に解決すれば良かったかな、とも思います。

ドライバの問題を先に解決していれば、トラブルの対処はもっと早くなったかもしれません。しかし「Windows8以降に未対応なドライバ」と「Windows8以降に対応したドライバ」でどのような違いが発生するかを体感する事はできなかったかもしれません。
どちらを先に解決すれば良かったかは、やはり微妙な所です。

余談:Windows 8/8.1時代の自動メンテナンス

  • 「Regular Maintenance」という名前
  • タスクスケジューラの
    \Microsoft\Windows\TaskScheduler
    に保存されていた。
  • Windows10では、この項目は空になっている。
  • コマンドプロンプトからこのタスクを無効化にチャレンジしてみた。
    • Windiws8.1で無効化
      Windiws8.1での無効化
      ▲クリックで拡大
      schtasks /Change /TN "\Microsoft\Windows\TaskScheduler\Regular Maintenance" /Disable」で無効化できた
    • Windiws 10で無効化
      Windiws 10での無効化
      ▲クリックで拡大
      schtasks /Change /TN "\Microsoft\Windows\TaskScheduler\Maintenance Activator" /Disable
      schtasks /Change /TN "\Microsoft\Windows\TaskScheduler\Regular Maintenance" /Disable
      どちらも「存在しません」で実行不能。
    • schtasks.exe /Query /TN "Maintenance Activator"
      などでも探してみたが発見できず。
      あえなく玉砕

という事で、この自動メンテナンスを完全停止させる方法は、今の所 発見できず。海外情報を漁るも有力情報見つからず。

外部参考リンク

その他メモ

  • Windows7や8.1からアップグレードしたWindows10のイベントビューアを覗くと、タスクスケジューラに残ったゴミが原因と思われる エラーが大量に発生してる。
  • 今の所特に害は無さそうなので、暇な時に一つずつ潰して行こうか、このまま放っておこうか、ちょっと悩み中。