Windows 10 バージョン1703以降では、Windows 10を再インストール・初期化する手段として「新たに開始」(Fresh Start) という新しい機能が追加されています。

「新たに開始」(Fresh Start)
Windows再インストール時にはアプリやドライバが削除されます
▲クリックで拡大
この機能はなぜか「Windows Defender」の中にあります。
この「開始する」というボタンを押すと、
数回のクリックでWindowsの初期化が可能です。

タイトルにも書いていますが、Windows10 を再インストールする場合この「新たに開始」がかなり便利です。
このページでは、この「新たに開始」を使ったPCの初期化方法を紹介しています。

※まえおきや注意事項不要、手順のみ知りたい場合は以下
PC初期化手順の解説項目 (このページの後半)

※Microsoftの資料ページ
Windows Defender でデバイスとパフォーマンスの正常性を追跡する - Windows Help

「新たに開始」を使うメリット

Windows 10 のクリーンインストールは、Windows 7 や XP の時代と比べて「注意すべきポイント」が多くなり、とても面倒な手順になっています。
PCに詳しくない、またはトラブル解決に時間を割きたくないユーザーが「OSの初期化」を行なおうと思った場合、この「新たに開始」を利用するのが良いかと思います。
(※ インストールしたアプリを残したい場合は OSの上書きインストール の方が良い)

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「新たに開始」を利用できる条件

この新しいインストール方法を行うための条件は2つです。

例えばPCの調子がメチャメチャ悪くても、とりあえず Windows 10 と Windows Defender セキュリティセンター が起動できる状態であれば、そこから 簡単に Windows 10 の再インストールを行う事が可能です。

「新たに開始」の機能と特徴

まず手順の解説を行う前に、「新たに開始」の概要を紹介します。

どこまで初期化されるのか?

Windows Defender でデバイスとパフォーマンスの正常性を追跡する - Windows Helpに記載してあります。
恐らく「このPCを初期状態に戻す」の「個人用ファイルを保持する」と同じルール。噛み砕いて説明すると以下のようになります。

「このPCを初期状態に戻す」との違いは?

参考:「このPCを初期状態に戻す」は以下
「このPCを初期状態に戻す」画面
▲クリックで拡大

以下、「個人用ファイルを保持する」と比較した場合の違いです。

「新たに開始」の概要説明はここまで。
以下、実際の手順です。

「新たに開始」でWindowsを再インストールする手順

まず、「Windows Defender セキュリティセンター」を起動します
Windows Defender セキュリティセンターを起動
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Windows Defender セキュリティセンターが起動します
ハートマーク (デバイスとパフォーマンスと正常性) を選択
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新たに開始 (Fresh Start) はここにあります。
新たに開始 (Fresh Start) の場所
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以上の手順で「新たに開始」のボタンが登場します。
「新たに開始」のボタンはここ
▲クリックで拡大

図中の「開始する」のボタンを押すと、「新たに開始」が実行されます。
(実際にOSの再インストールがはじまるのはもう少し先)

「開始」ボタンを押した後の流れ

まずUACが反応します。
ンピューターに変更を加える許可
▲クリックで拡大
コンピューターに変更を加える許可を与えるため、「はい」を押します。

次に以下の画面が登場します。
Windows再インストール時に関する注意事項が表示されています
▲クリックで拡大
表示刺された注意事項を確認し、「次へ」を押します。

チェックポイント


削除されるアプリの一覧が表示されます。
Windows再インストール時には、これらのアプリやドライバが削除されます
▲クリックで拡大
「次へ」を押すと、一覧に表示されたアプリやドライバの削除が始まります。


次に以下の画面が登場します。
「開始」ボタンでWindows再インストールがはじまる
▲クリックで拡大

ここで「開始」を押すと、実際に Windows 10 の再インストールが始まります。後戻りは出来ません。

Windows 10 再インストール中の流れ

ここから先は、自動でOSの再インストールが実行されます。
システムドライブに SSD を搭載したPCであれば、通常は 40分~60分ほどでインストールが完了します。
基本的に見ているだけ。PC操作の必要性ありません。


「開始」ボタンを押した直後
「新たに開始」の「開始」ボタンを押した直後
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各種アプリの削除や、「Windows.old」が作成されています。
ストレージにHDDを使っていたり、使い込んだPCの場合、ここでやや時間がかかります。

その後、PCは数回再起動が行われます。
Windows再インストール中の画面
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しばらく待っていると、ログイン画面が表示されます。
ログイン後はWindowsインストールの最終設定が行われます。
こんにちは画面
▲クリックで拡大

補足項目
途中、以下のような設定画面は出てきません。
プライバシー関連の設定
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「新たに開始」でOSインストールする場合、クリーンインストール の時のような OSインストール時の各種設定は不要です。

数分ほど待っていると、初期化されたWindows10が起動します。
初期化されたWindows10の起動画面
▲クリックで拡大

上記で「新たに開始」によるWindows の再インストールは終了です。

Windows 10 再インストール後のチェック

削除されたアプリのチェックはここから行います。
削除されたアプリのチェック
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デスクトップ上に「削除されたアプリ」というファイルが作成されているので、ダブルクリックしてそれを開きます。
必要に応じ、削除されたアプリやドライバの再インストールを行ないます。

このページの解説は以上です。

あとがき

Windows の再インストールに必要な手順も、ずい分と簡単・便利になったものだと感じました。

アプリケーション や ドライバ類を削除したくない場合は OSの上書きインストール の方がお勧めですが、OSをクリーンインストールしようと思った場合でも、「完全にまっさらな状態に戻そう」とか「システムドライブを交換しよう」というケースを除けば、この「新たに開始」や「このPCを初期状態に戻す」を使った方がお手軽かつ失敗も少なく、確実な手段になると思います。

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