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Windows 10 で「このPCを初期状態に戻す」を実行した時に「PCを初期状態に戻すときに問題が発生しました」とエラーがでてPCを初期化できない時の原因や対処方法を紹介しています。

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Cを初期状態に戻すときに問題が発生しましたのエラー図
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「PCを初期状態に戻すときに問題が発生しました」

Windows 10 で「このPCを初期状態に戻す」を実行しようとしたら「PCを初期状態に戻すときに問題が発生しました」とエラーがでてしまい、PCを初期化できない時の原因や対処方法を紹介したページです。

はじめに (余談)

このページは、サイト内以下ページと同じ内容です。

Windows8.1 の頃とエラーメッセージ (参考画像) とは異なりますが、エラーの原因も対処方法も、上リンク先と同じものになります。

このエラーが発生する主な原因

このエラーが発生する主な原因として、以下のようなものがあります。

  1. (UEFIの場合) セキュアブートが Windows を不正なOSと認識している。
    • ウイルス感染でブート領域が不正に書き換えられた
    • セキュアブート有効なままシステムドライブを取り外した
  2. 復旧メディアのブートで、UEFI / レガシーBIOSを間違えている
    • レガシーBIOS でインストールした Windows 10を、UEFIブートの復旧メディアで修復しようとしている、もしくはその逆。
  3. IRST (またはハイブリッドHDD) を利用している
    • IRSTが有効になっていると、システム修復ディスクは正しく作動しない。
      Windowsを起動できる場合は IRST を無効にする。
    • HDD/SSDハイブリッドにしている場合、設定を無効にしてから復旧を開始する。
      (※SSHDの場合の対処方法は私は良く知らない。経験なし)
  4. Windowsのブート領域が正しく認識できていない。
    • BCDが破損している、これが一番多い。
      エラー0xc000021a、0xc0000001、 0xc0000034、0xc000000f など
    • OSアップグレード時、何か手順を間違えた、ブート領域が正しく修正されなかった、アップグレード前の回復環境が残ってしまった。
    • Cドライブ以外のドライブに ブート情報を持ったストレージが接続されている (過去Cドライブとして利用していたHDDをデータ用に使っている)
    • メーカー製PCの場合、Windowsをアップグレードしても古いOSのリカバリ領域が残っており、これが悪影響を与えるケースもある。
  5. あと (再現テストしてないけど) 高速スタートアップが有効な状態 → 復旧メディアからコールドブート → 「このPCを初期状態に戻す」という手順の場合も、似たような症状が出るんじゃないか・・・と思います。

思い当たる原因から先に対処していくと、解決が早くなります。

以下、このページでは「Windowsのブート領域が正しく認識できていない」、「BCDが破損している」というケースに有効な対処方法を紹介して行きます。

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まずは以下を確認する

「1.」~「4.」全部チェックします。

  1. 高速スタートアップは無効にする
    • シャットダウン状態から復旧する場合は必須のチェック項目。
    • 有効になっている場合、シャットダウン状態から復旧メディアをブートできない、もしくは正常に復旧できない場合がある。
    • ただし、高速スタートアップが有効になっていても PC内のWindows回復環境が起動出来ればOK
      • 「設定」>「更新とセキュリティ」>「回復」と進んだ場合
      • Windowsが2回続けて起動失敗し、回復環境が起動した時など
  2. ストレージ (HDD/SSD) を複数接続している場合は注意する。
    • IRSTなど、RAID や ハイブリッドHDD、SSHDの設定を行っている場合は無効にしておく
    • かつてCドライブとして利用していたドライブをデータ用として接続している場合は注意。ブート領域が残ったままになっていると、ブートローダーやブートマネージャーがそれを誤認識して復旧できなくなるケースがある。
  3. 余計なハードは全部取り外す
    • USB機器はマウスとキーボードだけにする
    • HDDやSSDは Cドライブ1台だけ、という状態が望ましい。
      (Dドライブ以降にブート領域が含まれていなければ、大きな問題は発生しない)
  4. マザーボードの設定に注意する
    • UEFIの場合
      ・・・・セキュアブートを無効にする。マザーのCSMが無効になっている事を確認する
    • レガシーBIOSの場合
      ・・・・CSMが有効になっている事を確認する
    • 復旧メディア (DVDやUSB) からブートする時
      ・・・・メディアがた悪しく起動できるか (UEFI / レガシーBIOS どちらで起動するか) を確認する。

OSのバックアップがある場合、それを利用するのもアリ

以下で紹介する手順は、(重症のケースでは) 復旧がかなり難しいものになります。PC操作に不慣れな場合、バックアップがあるならそこから復旧した方が早く解決します。

  • ※ただし、これは、サードパーティ製ツールでバックアップした場合の話です。
    このエラーが発生している場合、Windows 標準のイメージバックアップからの復旧は正常に作動しない場合もあります。

対処方法

このエラーを解消するには、ブート領域の復旧を行います。

注意事項

※自己責任で行ってください。
※メーカー製PCの場合、専用のリカバリ領域が使えなくなる場合があります。
※このページではざっくり紹介しています。詳細は別ページで紹介しています。

1.セキュアブート有効な状態でシステム用のHDD/SSDを取り外してしまった場合

  • UEFI画面に入り、セキュアブートキーのリセットを行います
    • 例: AsRock
      クローン時にセキュアブート有効にしていた場合
      ▲クリックで拡大
      上図の「Install default Secure Boot Keys」を選択、続いて表示される「Load Default Secure Variables」で「Yes」を選択します。
    • 選択後の画面
      AsRockマザーのセキュアブートキー リセット
      ▲クリックで拡大
      マザーボードによって操作は異なりますが「Load Default Secure Variables」などの表現がある項目を選んで「Yes」や「OK」を選択します。

    これでダメだった場合、次項 2. の Windowsの「ブート領域」の復旧を行います。

2. UEFIでインストールしたWindowsの場合の復旧手順

3. レガシーBIOSでインストールしたWindowsの場合の復旧手順

  •  ざっくりした手順
    • 復旧メディアでコマンドプロンプトを起動
      bootrec /fixmbr
      bootrec /fixboot
      bootrec /Rebuildbcd
      • ※復旧メディア・・・・システム修復ディスク、USB回復ドライブ、インストールDVDなど
  • ただし上記だけでは問題が解消しないケースがある。その場合、以下リンク先の手順を行う。
    MBRでインストールしたWindowsの「ブート領域」の復旧方法

おもな解決策は以上ですが、まだ続きがあります。
Windowsが起動した後は 必ず 以下の確認を行います。

注意: 復旧が終了した後の手順

Windows回復パーティションを再認識させておきましょう。BCDの削除と再作成を行ったWindowsは、回復パーティションを見失った状態になっています。

Windows回復パーティションを再認識させる手順

  1. Windowsを起動し、コマンドプロンプト(管理者)で以下のコマンドを入力します
  2. 入力するコマンド
    reagentc /info
    reagentc /enable
    reagentc /info
  3. 実際にコマンドを入力した画面
    Windows回復環境の修正
    ▲クリックで拡大

このページの情報は以上です。

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