2015.04.09:偽色の発生やディティールの描写力について訂正を入れました。
約1年前に購入し、ずっとドライボックスの中で眠っていたオールドレンズ「NFD 35-105 F3.5」を、ようやく試せる腕前になって来ました。
GH4にNFD 35-105 F3.5を付けた所
▲クリックで拡大
マウントアダプターにはMetabones社のSpeed Boosterを使っています。
レンズの重さ600g、Speed Boosterの重さ200g。結構重いです。
購入した当初は、このレンズを扱いきれなくて持て余していましたが、GH3より数倍MFしやすい GH4を購入した事で、ようやく、ようやくこのレンズの良さが分かって来た次第ですヾ(*´Д`*)ノ
購入から1年、このレンズを使わなかった理由
- GH3のEVFと当時の私の腕では、マニュアルフォーカスは不可能だった。
- イマドキのレンズと比較すると、オールドレンズはコントラストが低く写るって事を理解していなかった。
- 室内で使うとフレアがとても酷く、実用に耐えないと判断してた。
屋外(順光)で実力を発揮するレンズなのに、外に持ち出す事が無かった。
今年に入ってからGM5とGH4を入手し、マニュアルフォーカスの勘所もかなり掴めて来たので、改めてNFD 35-105 F3.5に挑戦してみました。そしたらキチンと撮れた時の画質が想像以上に良いものだったのでビックリししまい記事化した次第です。
LUMIX 12-35mm F2.8との解像度比較
レンズ周辺部は盛大に流れますが、中央部分は (一定の条件下ならば) LUMIX 12-35mm F2.8 と同等の解像力があると感じました。
約2m離れた所から換算70mmの画角で雑誌の小さい文字を撮影。
▲クリックで(原寸大に)拡大
- LUMIX 12-35 F2.8と比較すると、かなりコントラスト甘く、ちょっと明暗差が強くなるだけでフリンジやフレアが発生する。
- カメラの設定で、ややコントラストを上げ、かつ露出をマイナスに振れば、LUMIX 12-35 F2.8と比較してもそこそこタメを張れる画質になる。※ただし四隅は盛大に流れる。
- サンプルにした被写体がマズかったかもしれん。
新聞の番組欄などを使えば、もう少し正確に比較できたかも・・・と後から気が付いた。 - NFD 35-105 F3.5は、絞ってもそれほどシャープにならない。
(上図サンプルが限界っぽい)
とりあえずフリンジはそれなりに軽減する。 - ただし等倍に拡大してみると、非常に塗り絵っぽい質感になっている。
毛髪や布の質感ような非常に繊細な描写は無理っぽい。
- ※訂正
これはレンズプロファイルが無いために発生しているようです。
RAW現像してみたら、しっかり解像していました。
サイト内参考リンク:(デジカメの髪の毛や布の描写力) Raw現像のメリットは、ダイナミックレンジ、ホワイトバランスだけじゃないのね
- ※訂正
- ISO200~400で撮っても、シャドウ部に偽色が確認出来る時がある。
- ※補足
これもレンズプロファイルがない為に発生する現象のようです。
別レンズとRAWデータの現像比較をしてみた限りでは、ノイズの量は変わりませんでした。
- ※Jpeg撮って出しの場合の注意
通常のm4/3レンズと比較して、1~2段分高感度耐性が低い感じ。
被写体によっては、ISO800あたりからノイズが増えてくる。
- ※補足
- ホワイトバランスは固定して撮ったのに、かなり色合いが違う。
- LUMIX 12-35F2.8の方は意図した色合いで出てる。
- NFD 35-105 F3.5は、青と赤が強めに発色し、さらに赤がマゼンダよりの色になる。
- レンズ自体は、NFD 35-105 F3.5の方が黄色味を帯びているのに、出てくる画は全体的に青みがかっている。不思議。
- ホワイトバランス[オート]を使っていると、まれにホワイトバランスが盛大に狂う。油断しているとビックリする。
LUMIX 12-35mm F2.8との比較: コントラスト、フリンジ、フレアについて
NFD 35-105 F3.5は、時々コントラストが恐ろしく低くなります。
そして逆光耐性は殆ど無く、フレアやフリンジも大量に発生します。
(中古で購入し、レンズが少し曇っている事も影響しているかもしれない)
テスト撮影: 窓際(障子際)に置いた缶コーヒー。
▲クリックで(原寸大に)拡大
- カメラの露出設定は同じ。ホワイトバランスの設定も同じ。
- 見ての通り、NFD 35-105 F3.5の方はフレアとフリンジが盛大に発生している。
- ISOを上げるとノイズと暗部の偽色が酷い
サンプル画像は用意していないけど、NFD 35-105 F3.5を使うとISO1600あたりからノイズと偽色が目立ってくる。
- LUMIX 12-35mm F2.8と比較すると、ISO1600でISO3200レベルの偽色とノイズが発生している。
- 良い面もある!
コントラストが低い分、白トビと黒潰れはなかなか発生しない。
上記のサンプル画像では、LUMIX 12-35mm F2.8の方は窓(障子)部分が白トビしてしまっているが、NFD 35-105 F3.5の方は明部も暗部も諧調が残っている。
Speed Boosterを介した時の 画角とF値について
LUMIX 12-35mm F2.8と画質比較を行っている際、「あれ?F値や画角が、想像していたのと違うぞ・・・?」と感じたので、改めてチェックしてみると、以下の様になりました。
レンズの焦点距離 | m4/3換算 | 縮小後の実際の画角 | 縮小率 | 実際のF値 | 理論上のF値 |
35mm | 70mm | 48mm | 0.68 | F2.8 | F2.5 |
50mm | 100m | 80mm | 0.8 | F2.8 | F2.5 |
70mm | 140mm | 92mm | 0.65 | F2.8 | F2.5 |
105mm | 210mm | 154mm | 0.73 | F2.8 | F2.5 |
- うーむ。ズームの目盛り、全然アテにならない・・・。
ズームリングに結構ガタつきがあるし、そのせいだろうか?( ̄▽ ̄;)
- そして Speed Boosterを介しても、レンズの明るさは2/3段明るくなるにとどまってしまった。
- NFD 50mm F1.4の方はキチンと1段分明るくなっているし、35-105の方は少々レンズが曇っているし、ズームレンズの場合「実際のF値」は1/3段くらい暗い場合も多いので、これは仕方が無いのかもしれない。
LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 との解像度比較
本当はこの比較をやるつもりは無かったのだけど、先の画角チェックを行った際に LUMIX G 14-140mm とNFD 35-105で同じ画角の写真を撮ったので、画質の比較もしてみました。
LUMIX G 14-140mm との画質比較
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ホワイトバランスを固定と最大ISO感度を6400に設定した以外は、工場出荷時の設定で撮影しています。
- とりあえず等倍拡大するとNFD 35-105の方が小さい文字まで解像してます。
- 注意
LUMIX G 14-140mmが苦手とするやや暗めの室内で、かつF値の違いによってISOが2段違う (LUMIX G 14-140mmは ISO6400、NFD 35-105はISO1600) というハンデがあります。
- 注意
- 光源は蛍光灯。ホワイトバランスは固定してある。
今度はNFD35-105の方が多少黄色く写った。
- 赤系、青系の発色は似たような系統になった。
LUMIX G 14-140mmは ISO6400のクセにやたら発色が良い
さて、ここからが本ページの本番です。上記の特徴を踏まえた上で、GH4 + NFD 35-105 F3.5 を外に持ち出して色々と撮影してみましたヾ(*´Д`*)ノ
撮影データの補足
以下、全ての写真がJPG撮って出しです。
注釈が無い限り 画像補正はリサイズのみです。
※撮影時の設定など
Lumix GH4 + NFD 35-105 F3.5 + Speed Booster
カメラ設定:
・ピクチャースタイル: NAT、コントラスト+2のみ設定
・露出は基本的に-1/3~-2/3を使う
・iDレンジコントロール: AUTOまたはOFF
・大半の写真は絞り開放で撮影。
・細かいメモは残していない
NFD 35-105 F3.5で撮った写真いろいろ
空が青く写ってビックリ
▲クリックで別窓表示
青と赤が見た目より鮮やかに写ります。
赤の彩度はちょっと高めに感じるけど、空は適度にくすんだ濃い青になり、すごく自然に感じます。
あと、PLフィルター使っていないのに葉っぱの照り返しも少ない!
このレンズの特徴なのか?
(参照: デジタルカメラ研究マガジン/PENTAX-A F3.5 35-105mm編)
※なるほどなあ・・・と感心してブックマークを付けていたけど、PENTAX のF3.5 35-105mmは別モノらしい ( ̄▽ ̄;)
緑の発色は控えめ、ボケもキレイ
▲クリックで別窓表示
Panasonicのデジカメは、不自然なくらい緑を鮮やかに強調してくるのですが、このレンズを使っていると、だいたい見たままの緑を記録してくれます。
(ただし、ホワイトバランスを間違えると緑が茶色に写る場合があります。)
あと大抵の場合、5枚羽とは思えないキレイなボケを出してくれます。
(と言いつつも、距離によっては汚い二重のボケが現れたりします)
肌色もキレイ・・・というか好みの発色です。
▲クリックで別窓表示
※若干のコントラスト補正とモザイク処理あり
ホワイトバランスが違ったり、青や赤が強めに出るコトが関係するのかな?
ちょっと補正すればピンク色っぽい肌色が簡単に作れそうです。
- NFD50mm F1.4を使っている時にも感じたのですが、肌色が青みを帯びると言うか、赤みを帯びると言うか・・・「記憶色の肌色」に近い色になりますねえ。
- NFD 35-105 F3.5は、NFD 50 F1.4よりさらに青みが強くなります。
- 日陰の写真だと、さらに青白く透明感のある肌になります。
- m4/3用のズームレンズを使っていると、肌はもう少し黄色くなり、彩度高めになりますが、何故か透明感が薄れますよねえ。
意図通りにピントが来てた1枚
▲クリックで別窓表示(モザイク処理のみの補正)
※中央ひしゃく部分の等倍画像はこちら
しっかりピントを合わせ、手ブレも完全に押さえ込めば、カリカリになり過ぎない、自然なシャープさを表現できる感じです。
縮小リサイズしてもエッジが立ちにくく、また絞り開放でももふわっとし過ぎる事も無く、すげえ好み。
- 「MFアシスト」を使ってピントを追い込んで、ようやくこのピントが出た。
- 「フォーカスピーキング」だけでは、(私の腕と経験では) この距離で狙ったトコにこれだけシャープなピントを出せるのは10枚に1枚くらい。
- ※ちなみにこのレンズ、非常にMFしにくい&手ブレを押さえるのが難しい。(理由はページ下段に記述)
LUMIX 12-35mm F3.5クラスの画はなかなか取れないけれど、ピーキングに頼った適当なフォーカスでも、とりあえずLUMIX G VARIO 14-140mm より上の画質になります。
▲クリックで拡大 (等倍表示)
撮影場所が50m、撮影日時が2日ほどズレてるけど、同じ鉄塔を写しています。
- 上2枚のフォーカスの条件
・NFD 35-105 F3.5はフォーカスピーキングを使ったMF
・LUMIX G VARIO 14-140mmはAF - まあ、等倍で鑑賞しなければ、LUMIX 14-140mmの方が気軽にキレイな画を出せるのですけどね(^_^;
※上図鉄塔の写真の全景 (NFD 35-105 F3.5側)
▲クリックで別窓表示(中央車両のモザイク処理のみ補正あり)
周辺部は盛大に流れちゃっていますが、中央部分は LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 クラスの解像度がある感じです。
そして、やっぱNFD 35-105 F3.5はPLフィルタ付いているんじゃないかと思うほど空が青い&遠影が良く映る。
ちなみに上の写真、雲に強烈に西日が当たっていて、絶対に白トビか黒つぶれが発生するだろうと予測してiDレンジ補正「AUTO」を使ってみました。
そしたら恐ろしくコントラストの低い絵になっちゃいました。
しかしRAWデータを確認した所、暗部の増感をしている気配はなく、元からこんな感じに撮れている様です。なので、レンズのコントラストが低い事が幸いして、明るい所から暗いところまでほぼ全部がJPGの8bit内に治まったようです。
解像についてその2:
この距離で葉っぱの1枚1枚を解像してました!
▲クリックで別窓表示(モザイク処理のみの補正)
※若干のコントラスト補正およびシャープ処理あり。
毎回この位解像してくれれば「間違いなくLUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 クラス」と表現できるのですが、私の腕が未熟なせいもあって、このレベルで写るのは開放の場合は5枚に1枚くらいです。
とりあえず古いズームレンズでここまで解像するのはスゴイですねえ。
でも四隅はダラダラに流れてますw
周辺部が盛大に流れたサンプル
▲クリックで別窓表示(モザイク処理のみの補正)
同じアングルでF3.5~F11まで撮り比べたけれど、絞っても周辺の流れは改善しないようです。
それにしても、空が実際より青く写るって素晴らしい。
※ここから拡大画像は小さめになります。
順光時はかなり高コントラスト
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順光時はイマドキのレンズと変わらない位にコントラストが高く写る時もありました。(カメラ設定コントラスト+2で、m4/3レンズのコントラスト0~-1くらいの写りかな?)
また、iDレンジ補正を「AUTO」にした事も影響したのか、「絶対に白トビするだろう」と思った石像もキレイに写りました。
なかなか露出オーバーしない
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絶対白トビするだろうと思って撮った写真その2
今度はiDレンジ補正なし。
奥の建物の窓枠は強烈に西日を反射していました。
でもRAW現像しなくても、奥の建物の窓にも、手前の建物の影にも諧調が残っています。思った以上に耐性が高い。
今度は逆に黒潰れを狙ってみる
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背景の民家はもっと潰れてしまうだろうと思ったが、かなり諧調が残った。
これ、そうとう広いダイナミックレンジを撮れるんじゃないの・・・?
そうかと思いきや・・・
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この写真を撮った時は、逆に後ろの緑がもう少し粘ると思ってましたが、黒くつぶれちゃいました。
この時は露出-1.33EVまでアンダーに振ってました。
そうか、ここまでアンダーに振ればこのレンズでも潰れるのか。
マクロ撮影も可能。
このレンズは、マクロ撮影も可能です。
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上図のマクロレバー引いたままW端までズームリングを回すと、W端のみマクロ撮影可能になります。
マクロ時のピントは、ズームリングで大きく調整、フォーカスリングで微調整、という感じです。
開花してた山桜を撮影 (桜はまだつぼみでした)
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マクロで可能な限り近づいて撮影した写真。
日陰で適正露出で撮るとコントラストが低すぎて 花びらの諧調が殆ど無くなってしまったので、かなりアンダーで撮影しています。
マクロで可能な限り離れて撮影した写真。
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マクロで焦点があうのは15~40cm位かな?
ちなみにマクロモードを解除すると、最短撮影距離は1.2mくらいになります。
夕日写真はダメダメ
最初から分かっていた事なのですが、すげえフレアが発生します。
日中はかなりマトモに撮れていたので、もう少しマシな画になると思ったんだけどなあ・・・。露出補正を変えたり、iDレンジ補正を変更したり、絞りを変えたり・・・色々試しますがダメでした。
そしてそして、フレームの端に 光源や明るい被写体があってもダメなのです。
極め付けはこのフレア
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工事現場で発光する一輪車と土嚢。
フレーム枠付近に明るい被写体があると、こんなフレアが発生します。
そういえば、10年以上前に使っていたコンデジが、こんな風に写りました(^_^;
晴れた日に屋外から神社の屋内を写した写真
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撮影場所(屋外)・・・・地面は白い砂利
被写体(屋内)・・・・外の光が少し差し込むものの、かなり暗い
カメラから被写体の間にはフレアが発生しそうな光源は何も無く、フレーム内にもフレアの原因はありません。
足元の白い砂か、建物の外壁に反射した光が、フレーム内に飛び込んできている感じです。
似たような状況の場合、ほとんどがこんな写真になります。
室内撮影の場合も、ちょっとしたコトで上の2枚のようなフレアが大量発生してしまい、マトモな写真は殆ど撮れません。撮影状況を選ぶシビアなレンズです(^_^;
1日使い倒して解った事
私の買ったNFD 35-105 F3.5は中古(AB品)だったのだけど、かなり程度が悪かったのかもしれない。
購入時は 以下に気が付かなかった。そして気にしていなかった。
- 光量が十分にある時は、ある程度コントラストが出る
- 晴天の屋外では、いまどきのレンズと比較しても、遜色のないコントラストになる。
- 屋内や日陰では、途端にコントラストが低くなる。
コントラストの最適な設定が全く異なる。
- ズームリングに2~3mmのガタ付きがある。
- この2~3mmのガタ付きで、ピントリングをテレ側に回す時とワイド側に回す時で、焦点が4~20mくらい平気でズレる。
- いろいろ触っていると、レンズの目盛り4mで無限遠が出るコトもあるし、無限遠まで回しても10~20mまでしかピントが合わない時がある。
- マニュアルフォーカス素人が、GH3のEVFでこのレンズを使うとか無謀にも程があった( ̄▽ ̄;)
- 後玉に曇りがあった。
- レンズの曇りは気が付かなかったというより、(購入時に「曇りあり(撮影に影響ないレベル)」と書いてあったので)気にしていなかった。
- 元々、逆光耐性は弱いのかもしれない。けど、このフレアはちょっと極端過ぎる。レンズの曇りも関係あるかもしれない、と今さら思い始めるようになった。
- レンズの曇りは気が付かなかったというより、(購入時に「曇りあり(撮影に影響ないレベル)」と書いてあったので)気にしていなかった。
今回の撮影秘話
と言う事で、今回撮った写真はシャッターを押す時は「ズームリングやピントリングに全く手を添えない」というスタイルで撮影しました。
レンズとアダプタで800gも重量があり、手ブレ補正の無いレンズなのに、カメラボディとレンズの根っこ部分にしか触る事ができず、エライ苦労しました(^_^;
欠点は多いけど、非常にお気に入りレンズになりました
気に入ったポイント- 緑が忠実に写る。草木に不自然な鮮やかさが出ない。
- 手持ちのm4/3レンズで風景を撮ると、緑と空の発色が良すぎて不自然さを感じてしまう事が多かった。
- 空が見た目以上に青く写る。赤も鮮やかに写る。
- ただし青はパープル系に、赤はピンク系に振れるので注意。
- 人肌がキレイに写る。
- Canonの特徴なのか、オールドレンズの特徴なのか?
赤と青は派手に写って、黄色と緑は控えめに写る。
- Canonの特徴なのか、オールドレンズの特徴なのか?
- 数枚に1枚くらいの割合だけど、Lumix 12-35 F2.8クラスの画質で取れる
- LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 を使っていて「もう少しだけ望遠側が欲しいなあ」と思う事が度々あった。
- F2.8前後で、ある程度広角側も使えつつ100~150mmまで使えるズームレンズが欲しかった。
- 明るい所から暗い所まで、白トビ黒潰れが殆ど起きずにJPGに納める事ができる。
- 私が写真撮ると、RAW使わない限り白トビ黒潰れのオンパレードになっちゃうんですよね。。。
上記6点で、このレンズは非常にお気に入りとなりましたヾ(*´Д`*)ノ
次回の目標
今回は、殆どのショットを開放で撮ってしまった。
次に持ち出すときはF8~F11くらいまで絞り、ピントの合った写真を量産しようと思った。
あとがき
約1年前、10~20枚ほど室内撮影して、ズームリングのガタ付きでMF がずれる事に気が付かず、またコントラストの低さと大量のフレアにうんざりしてしまい、早々にこのレンズの利用を諦めてしまっていました。
- 室内で試し撮りしてるだけでは、マジでこの良さが分からなかったです。
屋外での写りは本当に素晴らしいモノでした。 - もっと早く外に持ち出して遊んでみるべきでした。
室内でチマチマとした試し撮りなど行わず、いきなり屋外に持ち出していれば、もっと早くこのレンズの良さに気が付いていたかもしれないなあ・・・と猛反省中です。
とりあえず、レンズフードの入手と、業者を探してのレンズ修理、この2つを本気で考え始めていますヾ(*´Д`*)ノ
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