SpeedBooster EF to m4/3 S(BM2)のファームウェアを (Ver1.57から1.70に) アップデートしたので、その手順を覚え書きです。
旧SpeedBooster EF to m4/3も、AF使えるようになるよー\(^o^)/

アップデート中のSpeedBooster
SpeedBoosterにUSBケーブルを接続
▲クリックで拡大
電子接点付きのSpeedBoosterには、マイクロUSBの接続端子が付いています。
USB - マイクロUSBケーブル」で、PCまたはMacと繋いでアップデートを行います。

USBケーブルについて

普通の「USB - マイクロUSBケーブル」でOK。
Androidスマホを持っている人ならば、既に充電&PC接続用(データ通信可能)なこのケーブルを持っていると思う。
「充電専用」のケーブルでは上手く作動しないので注意。

ファームウェアのダウンロード

リンク先ファームの対象機種

  

ダウンロードしたファイル
アップデータ
▲Windows版の場合、「MetabonesAppV X.X.exe」という名称の実行ファイルがダウンロードされます。

アップデート手順

  1. PC上で起動中のプログラムは、可能な限り停止させる。
  2. ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、ファームウェアのアップデートアプリを起動する
    アップデートアプリ起動
    ▲クリックで拡大
    アップデートアプリ起動直後の状態
    ※ Macを利用する場合は、アプリはプライマリモニタで実行すること。
  3. SpeedBoosteにUSBケーブルを接続した後、PC/Macに接続する。
    SpeedBooster認識
    ▲クリックで拡大
    SpeedBoosterがPCに認識されると、自動的にドライバがインストールされ、アップデートアプリに「Update」ボタンが表示されます。
  4. 「Update」ボタンを押します。
    アップデート中
    ▲クリックで拡大
    ファームウェアアップデート中は、上図のような画面になります。
    水色のプログレスバーが右端まで到達すると、アップデートは終了です。
  5. アップデート終了
    アップデート終了
    ▲クリックで拡大
    画面上に「Done」の文字が表示されます。
    USBケーブルを抜き、アプリを終了します。
    (安全な取り外しは行わなくてOK)

以上でアップデートは終了です。
AFが使えるようになるよヾ(*´Д`*)ノ

スポンサー リンク

サイト内関連


AF撮影について

まあまあ良い感じです。
少なくとも、ソニーEマウントの評価にあるような「AF遅くて使えない」という事はないと思います。
詳細は次回更新でお伝えします。
SpeedBooster EF to m4/3 SをファームアップしてAF可能にしてみた

アップデート後のその他の改善点

いずれも EF24-85 F3.5-4.5 のみで確認

  • フルサイズ用の歪曲収差の補正が掛かり、RAWよりJPGの方が歪むというトンデモ現象が改善された。(ただし歪曲収差は一切補正されなくなった)
  • カメラ内現像でのクロップも発生しなくなったが、Exifに記録される画角は1.08倍のまま(37-130mmに換算される)
  • 注意: ファームアップ前でも、EF28-105 F3.5-4.5は歪曲収差の補正は掛からなかったので、補正の有無はレンズによって異なると思う。
  • 絞りを変更した時の「チャッチャッ」という機械音がもの凄く小さくなった。VARIO 12-35 F2.8より少し大きめの音。
  • 動画撮影時、絞りの変化による盛大なフリッキングが改善された。
    絞りの作動音がとても小さくなった。静かな撮影でも気にならないレベル。
  • ▼ファームアップの動画サンプル

    ズーム操作時の画面のチラツキに注目。
    アップデート後は、この動画のようなズーム操作時の酷いフリッキングは全く発生しない。
    • 殆どの撮影設定で、VARIO 12-35 F2.8と同等のフリッカー量になった。
    • クリエイティブ動画のSS優先モードでは、VARIO 12-35 F2.8よりフリッキングは小さくなったように感じる。

このページの情報は 以上です。