はじめにおことわり
このページで更新した内容は、SpeedBooster EF to m4/3 をファームアップする前 (Ver1.57) の挙動になります。
ファームアップした後(Ver1.70で確認)では、この挙動は発生しません。
以下、GH4 + SpeedBooster EF to m4/3 + EF24-85 F3.5-4.5で撮影した画像データ(RAWおよびJPG撮って出し)です。
RAW画像
ディストーション(歪曲収差)は殆ど気にならない。
JPG撮って出し
なぜなのかwww
糸巻き型のすごい ディストーション。
画像を取り違えているワケじゃありません。マジで。
RAWで歪んでいないモノが、JPGで盛大に歪んでいます。
これは歪曲収差のプロファイル間違えてますわw
このページについて
GH4 + SpeedBooster EF to m4/3の組み合わせで使うために、中古の Canon EF 24-85 F3.5-4.5 USM を入手。
詳細なレビューは明日以降でおこなう予定だけれど、上の現象だけ先にお伝えしたいと思った次第です。
と言う事で、GH4 + SpeedBooster EF to m4/3 は、レンズによっては電子補正が作動します。
EF 28-105/3.5/4.5では歪曲収差の補正は一切入らなかったので、アダプター内もしくはレンズ内に補正用のプロファイルが入っているレンズのみ、こういう補正が作動するのでしょうヾ(*´ー`*)ノ
EF 24-85/3.5-4.5の歪曲収差データ
ここで、ネット上で公開されているEF 24-85/3.5-4.5の歪曲収差データ確認してみます。
フルサイズの歪曲収差データ
▲クリックで拡大
データ参照元: GANREF | EF24-85mm F3.5-4.5 USM
APS-C利用時の歪曲収差データ
▲クリックで拡大
データ参照元: Lab Test Report - Analysis | EF24-85mm F3.5-4.5 USM
これはどう考えてもフルサイズ用の補正を行っていますね。。。
誤ってSony Eマウント用のSpeedBoosterと同じプロファイルを使いまわしている、という事なんでしょうか。
私の個人的な意見だけれど、樽型の歪曲は気にならない。でも糸巻き方の歪曲はメッチャ嫌い。
この電子補正をオフにする方法ないのかな・・・?
この件は機会を見つけてMetabonesにメール出しておこう。
※既に新しいファームで修正済。
おまけ
Speed Booster EF to m4/3 のファームウェアダウンロードページを確認したら、v1.8来てますね。
- v1.82
安定性の向上 - v1.81
IBIS (in body image stabilization)のバグを修正 - v1.8
Windows10のサポート
オリンパス ボディおよび JVC GY-LS300 のサポート
24FPSビデオ撮影時のAF利用
Sigma 18-35/1.8 HSM、Canon 50/1.4 USM、 Canon EF100-400/4.5-5.6 IS USM (Mark I)などの互換性やAF不能になる問題の解消
おお、いつの間にかオリンパスボディーでもAF使えるようになっているんですねえヾ(*´Д`*)ノ