2018.04.05: Windows Server 2012 の KB4088883 で BSoD 追加
2018.03.31:
22時: Windows7 に KB4099467 公開。一部PCのBSoDを修正
12時: Win10 v1607にKB4096309 配布。一部環境の動作低下や環境損失の問題を修正
12時: Windows7 に KB4099950 配布。ネットワークの問題を修正。
2018.03.30: 64Bit版 Windows7 に KB4100480配布。深刻な脆弱性の修正。
2018.03.28: 3月26日更新分 しろみち氏のツィート紹介を同氏のブロマガURLに変更
2018.03.26: Windows 10 バージョン 1607 / 1703 などの強制アップデートについて
2018.03.24:
15時: Windows7 KB4088881追加 (インストール非推奨)
01時: Windows 10 v1709 の KB4089848 で発生する問題を追記
2018.03.19: Windows7のネットワーク問題に追記 (Microsoftから臨時の対処方法が公開)
2018.03.16
18時: スタートメニューやタスクバーの操作ができない追加
14時: 3月14日配信分の問題点を掲載
2018.03.14: 14日配信分にあわせ内容を微修正(不具合の追記なし)
2018.03.12: Mixed Realityポータル がプレイできない問題の対処方法追記
2018.03.10: KB4090913 の既知の不具合に「Mixed Realityポータル」追加
2018.03.10: スタートメニューが開かない問題追記
2018.03.07:
一部のPCでKB4090913が失敗を繰り返す問題が起きている模様
バージョン1709への強制アップグレード問題追記
2017.03.06: 初出 (※カテゴリ並び順整理のため公開日を3/2に変更)
2018年3月のWindows Update で発生した問題点や不具合、注意事項、問題発生時の対処方法をまとめる目的で作成したページです。
今月分のKB情報
今月配信された各KBそれぞれの情報は別ページです
→ 2018年3月 (14日以降) のWindows Update メモ
→ 2018年3月12日までのWindows Update メモ
はじめに
Windows 10 バージョン 1709 で更新プログラムのインストールが失敗を繰り返す場合は、以下ページを参考にしてみてください。
KB4088776 に限らず、2018年1月以降の累積更新プログラム (KB4089848、KB4090913、KB4074588、KB4058258、KB4073291、KB4056892 など) で上記手順は有効です。
まえおきおわり。以下 本文です。
4月5日
Windows Server 2012
- KB4088883概要/ダウンロード
2018-03 マンスリー品質ロールアップのプレビュー (3月22公開)
※Windows Server 2012 は Windows 8 無印 (非8.1) 系。
- 一部環境でブルースクリーンエラーが発生する (エラーコード 0x000000C4)
- 以下のコマンドでインストールの保留状態を解除、またはKB4088883を削除する。その後、KB4088883はインストールしない。
- インストールの保留状態の解除
dism /image:C:\ /cleanup-image /revertpendingactions - KB4088883の削除 (以下は※64bit版のコマンド)
dism /image:C:\ /remove-package/packname:Package_for_RollupFix~31bf3856ad364e35~amd64~~9200.22394.1.2
- インストールの保留状態の解除
- 参考URL
Suspected problem with KB408883 - Microsoft Technet
3月30日~31日
Windows10 バージョン 1607
- KB4096309 概要/ダウンロード
2018-03 Windows 10 Version 1607 の累積更新プログラム
1225.2 MB
- KB4088889(2018年3月22日)またはKB4088787(2018年3月13日)をインストールした後、接続の問題により一部特定の環境で動作の低下または環境の損失を引き起こす問題に対処。
Windows 7
- KB4099467 概要/ダウンロード
2018-03 Windows 7 更新プログラム
30.2 MB
- KB4088875 または KB4088878 をインストールした後、PCをログオフする際にブルースクリーンエラー (Stopエラー0xAB / SESSION_HAS_VALID_POOL_ON_EXIT) が発生する問題を修正するプログラム。
- この更新プログラムは Windows Update では配布されない。
- この問題が発生する場合、Microsoft Updateカタログからこの更新プログラムを入手しインストールする。
- KB4099950 概要/ダウンロード
2018-03 Windows 7 更新プログラム
203 KB/オプション配信- KB4088875 や KB4088878 で発生したネットワークの問題を解消する修正プログラム。
- このプログラムで解消する問題
- 新しいNICがインストールされ、ネットワーク設定がデフォルトにもどってしまう問題。(古いNICのカスタム設定はレジストリに残っているが使用されない)
- 静的なIPを持つPCでIPアドレスが失われ、DHCP などのデフォルト設定に置き換わる問題 (おもにVMwareなどの仮想マシンのネットワークのPCで発生する)
- 注意事項
- KB4099950 は、KB408875 または KB408878 をインストールする前にインストールする必要があります。
- インストールの順番
KB4099950 → KB408875 (または KB408878) → KB4100480
※ KB4100480 は 64Bit版 Windows7のみ
※ KB4100480 は2018年1月4日以降の品質ロールアップが入っていれば先に入れてもOK
- KB4100480 概要/ダウンロード
2018-03 x64 ベース システム用 Windows 7 のセキュリティ更新プログラム
22.1 MB
- 1月4日以降に配信された 品質ロールアッププログラムの深刻な脆弱性を修正するための更新プログラム。
- 対象
64Bit版 Windows 7のみ
以下いずれかの更新プログラムをインストールしている
- 2018年1月4日~3月24日の間に公開されたロールアッププログラム、セキュリティのみの品質更新プログラムすべて
- 通常の更新(品質ロールアッププログラム)
KB4056894、KB4073578、KB4074598、KB4091290、KB4088875 - マンスリー品質ロールアップのプレビュー
KB4057400、KB4075211、KB4088881 - セキュリティのみ (アップデートカタログ経由)
KB4056897、KB4074587、KB4088878
- 以下脆弱性の修正が含まれる
- Meltdown対策のパッチを適用すると、より深刻な脆弱性を実装してしまう。
- あらゆるプロセスから物理メモリの完全な内容を毎秒ギガバイト(GB/s)レベルで読み出すことが可能。任意のメモリへの書き込みも可能
- 参考: Windows 7のMeltdown対策パッチに脆弱性 ~セキュリティパッチがより深刻な問題を生む結果に、3月で修正済み - PC Watch
3月26日~29日 ちょいメモ
Windows 7 の更新プログラムについて
- CPUの脆弱性「Meltdown」対策の2018年1月と2月のWindows用パッチは別の事態悪化を招く可能性 - GIGAZINE
- 一部抜粋
「1月と2月のパッチを当てることでWindows 7およびServer 2008 R2においてさらに別の問題が生じて、事態が悪化する可能性がある」
「2018年3月以降のパッチが当てられている状態であれば問題は発生しないとのこと」
Windows 10 バージョン 1607 / 1703 などの強制アップデートについて
- 2018.03.26&03.29
不死身の更新プログラム「KB4023057」の動作と対策(解析途中) | Solomonレビュー[redémarrage]
Windows 10 の Remediation(治療)プログラムに注意 | Solomonレビュー[redémarrage]
「KB4023057」はMicrosoftの指示で動作するバックドアとなっている、と推測されています。さらに、KB4023057をブロックする手順を公開されています - 2018.03.28:
※しろみちさんのブロマガが更新されたので、ここに掲載していたツイートをブロマガに変更しました。
KB4023057 と Windows 10 更新アシスタント:るなおーびっと! - ブロマガ
Windows 10 更新アシスタントが、累積更新プログラムに内包されている事を発見されています。その後、更新アシスタントがKB4023057によってインストール → 発動する流れを観察し解説しておられます。
今月分の注意点 (23日~24日配信分)
Windows 10 バージョン 1709
- KB4089848 は一部環境で問題が発生する
- プリンタで印刷できなくなる
- スタートメニューや通知センター、設定などが操作不能になる、Edgeの動作がおかしくなる (UWPアプリ系の障害か?)
- いずれもごく一部の環境で発生。
これらの問題が発生する環境は、KB4089848 のインストールに1時間くらいかかるケースが多い模様。原因や発生条件は今のところ不明。 - KB4089848 をアンインストールすれば、これらの問題はおさまるとのこと。
Windows 10 バージョン 1703
- 更新に長い時間がかかる環境がある。
- KB4088825 より先に KB4088891 をインストールすると問題が発生する。( Microsoft アップデートカタログ を利用する場合注意)
注意: Windows 7
- KB4088881 (3月24日配信) および KB4088875 (3月14日配信) 共通
サポートページはMicrosoftのコピペミスなんじゃないかと疑ってしまいますが、KB4088875で発生した不具合がそのまま掲載されています。KB4088881はインストール非推奨。- SMBサーバーがメモリをリークすることがある
- 物理アドレス拡張(PAE)モードが無効になっている 32bit版 Windows 7 に適用するとBSoDが発生する
- Pentium III や Athlon XP など、SSE2 をサポートしていない古いPCで BSoDが発生する (Pentium 4 や Athlon 64 以降は OK)
- 一部のネットワーク接続に異常が発生する
※ 3月31日配信の KB4099950 で解消。
- 新しい仮想イーサネットネットワークカードがインストールされ、古いネットワークカードが削除される、VMwareなどの仮想マシンのネットワークに問題が起きる
- 無線 LAN アダプターが無効化され、利用できなくなる
※ 3月31日配信の KB4099950 で解消するか未確認。 - 静的なIPを持つPCでIPアドレスが失われ、DHCP などのデフォルト設定に置き換わる。
- セキュリティソフトがレジストリに許可を与えていない場合、このプログラムは配信されない。詳細はページ下段「更新プログラムが配信されない」に記載
- KB4088875 (3月14日配信)に追加
- 無効なSHA1証明書が原因でInternet Explorer 11が起動しなくなる場合がある。
今月分の注意点 (14日更新分)
Meltdown および Spectre の脆弱性対策
- レジストリによる自動配信の制御について
- Windows 10の場合、3月14日 配信分からこの自動配信停止は解除された
- Windows 7/8.1 の場合、今月も手動で自動配信を許可する必要がある
→ 更新プログラムが配信されない場合(ページ内ジャンプ)
- 新しい KB4090007 が公開された
もう少し詳しい話はページ下段: Meltdown および Spectre の脆弱性対策
Windows 7
注意: KB4088875で多くの問題が発生している
- KB4088875 はインストール見合わせ推奨
- 配信開始の翌日、KB4088875 は (重要扱いであるものの) チェックが外れ自動配信されなくなった。
- 一部のPC環境では、Windows Update のリストから消えている模様
- 何か問題が発生した場合、KB4088875 は削除する。Microsoft が対策するのを待つのが賢明。
- KB4088875 で BSoD や再起動ループが発生
- 対策ページ作成しました
Windows 7のKB4088875でBSoDや再起動ループが発生する場合の対処方法 - この問題が発生する環境
- 物理アドレス拡張(PAE)モードを無効にしている32bit版
- Windows7Pentium III や Athlon XP など、SSE2 をサポートしていない古いPC (Pentium 4 や Athlon 64 以降は OK)
- 対策ページ作成しました
- ネットワーク機器に問題が発生する恐れあり
※ 3月31日配信の KB4099950 で解消。- KB4088875をインストールすると、新しい「仮想イーサネットネットワークカード」がインストールされる。
- これにより古いネットワークカードが削除される (レジストリには残っているが利用されない状態となる)
- VMwareなどの仮想マシンのネットワークに問題が起きる場合がある
- ネットワーク インターフェースに静的に設定した IP アドレス情報が失われ、DHCP などのデフォルト設定に置き換わる。
- 無線 LAN アダプターが無効化される、利用できなくなる
※ 3月31日配信の KB4099950 で解消するか未確認。 - ステルスモードの SSID への接続用の無線プロファイルが表示されなくなる
- 問題が発生し、PC作業に支障がある場合は KB4088875 を削除。Microsoftの対策を待つ。
- 2018.03.19追記
IPアドレスが失われる問題について、Microsoftサポートチームから臨時の対処方法が公開されました。 → 3月の更新プログラムを適用すると無線 LAN,有線 LAN 利用時に問題が発生する – Ask the Network & AD Support Team - pci.sys が古い場合に発生する。以前からたまに発生するやつ。KB2550978 や 0x0000007Bで検索
- 2018.03.19追記
- その他の参考リンク
- KB4088875をインストールすると、新しい「仮想イーサネットネットワークカード」がインストールされる。
Windows 10 バージョン1709
- Microsoft Updateカタログから差分パッケージが削除される
- 2018年1月の KB4056892を「差分パッケージを利用してインストール」したPC環境は、その後の累積更新プログラムのインストールに問題が生じる。
- 具体的には、KB4088776など2月以降の累積更新プログラムがエラーコードは表示されないが更新できない状態になる
- この問題に該当する場合、差分パッケージを利用したKB4056892は削除する。
- 現在、2018年1月~3月分の差分パッケージは利用できなくなっている。
- 2018年4月までに修正し、4月分から差分パッケージの公開を再開する予定
- KB4088776 がインストールに失敗する
- 対策ページ作成しました
Windows 10 バージョン1709 が更新に失敗する場合の対処方法: 2018年2~4月版 - エラー0x80070002、0x80070003、0x80070bc2、0x80070422などの解決に対応しています。
※ 前項のMicrosoft Updateカタログからのインストールで問題が発生するケースも記載しています。
- 対策ページ作成しました
- スタートメニューやタスクバーの操作ができない
- ごく一部のPCで発生。
通常はしばらく (3~15分程度) 待てば回復する。ストアアプリの更新などで一時的に操作不能になっているものと思われる。 - 回復しないようならキーボード操作でPCを再起動してみる (Alt+Ctrl+Del を押すと右下に電源ボタンが表示される)
- PC再起動で問題が解消しなかった場合 → (別ページ)Windows10のスタートメニューが 開かない・表示されない 場合の対処方法
- ごく一部のPCで発生。
- システムの復元が失敗する
- ストアアプリの Spotify が原因、というケースが多い
- ページ内ジャンプ → システムの復元が失敗する
Windows 10 バージョン1709 への強制アップグレード
- バージョン 1607 / 1703にて発生。
メジャーアップデートの延期設定をしていたはずなのに、勝手にバージョン1709へのアップグレードがはじまってしまう。 - この問題は別ページに記載
2018年3月版: Windows10の強制的なメジャーアップデートを防ぐ方法
月例配信 (3月14日) 以降も気を付けるべきポイントはここまで。
以下、月例配信より前に公開された更新プログラムの注意点など。
今月分の注意点 (9日以前)
OS不明
- FF14、LoLなど一部のゲームだけマウスやキーボードが使えない
- 別ページ→ 2018年2~3月版: マウス・キーボード・USB機器などが認識出来なくなる問題の対処方法
※ どうやら GPU に NVIDIA を利用している環境のみで発生している模様
※ Windows Update との関連性も不明。Discord アンインストールで解決。
- 別ページ→ 2018年2~3月版: マウス・キーボード・USB機器などが認識出来なくなる問題の対処方法
Windows 10 バージョン1709
- PC起動直後からマウスやキーボードが使えない
- 2018年2月のKB4074588が原因。
3月6日公開の KB4090913 (またはそれ以降) で解消する。 - 別ページ→ 2018年2~3月版: マウス・キーボード・USB機器などが認識出来なくなる問題の対処方法
- 2018年2月のKB4074588が原因。
- スタートメニューが開かない・反応しない
- KB4090913 (3月6日配信) の翌日あたりから かなりのPCで発生中とみられたが、3月12日頃から発生数はかなり減っている
- 詳細はページ中段にジャンプ
- 3月14日配信の KB4088776 で解消
- KB4090913が原因
- 対処方法はページ中段へジャンプ
- 前項のスタートメニューが反応しなくなる問題はこれが原因かも?
- KB4090913が失敗を繰り返す
- 発生するのはごく一部のPCの模様。ただし一般的な対処方法では直らないヤツっぽい。
- 対策ページ: Windows 10 バージョン1709 が更新に失敗する場合の対処方法: 2018年2~4月版
0x80070643 や KB4074588 も恐らく同じ問題。この手順で対処できたと思われる。
- BSoD (INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE) が発生する
- この問題は2018年3月6日公開の KB4090913 で解消した。
- ごく一部の環境で発生。
KB4056892 および KB4074588 をアンインストールすると解消する。 - ※ KB4090913 公開前の手順 (別ページ)
2018年3月版: Windows Update でブルースクリーンエラー ( INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE) が発生する
今月分の注意点の概要はここまで。
以下、個別の問題に対する補足項目。
システムの復元が失敗する
Windows10 バージョン1709環境で Windows ストアから Spotify をインストールしている場合に発生。
現時点では Spotifyを完全に削除する以外に回避策なしとの事。
- 「このPCを初期状態に戻す」などの初期化もできなくなる場合がある模様
- システムの復元が失敗した時のエラーメッセージ →「システムの復元は正しく完了しませんでした。コンピューターのシステム ファイルと設定は変更されませんでした。」
- エラーの原因を調べると Spotify が原因となっている事は確認できるが、Windows Update や Spotifyのアップデートと関連性があるのか、今のところは分からないとの事。
- Spotify app from Microsoft Store blocks Windows 10's System Restore - MSPoweruser
- 2017年11月頃から発生している模様。
Windows 10 System Restore Feature Broken Down by Microsoft Store App
Windows 10 バージョン1709 へ強制アップグレードされてしまう
メジャーアップデートは延期設定していたはずなのに、勝手にバージョン1709へのアップグレードがはじまってしまう。
Windows 10 Update Assistant および KB4023057が犯人。
この問題については別ページを設けた
2018年3月版: Windows10の強制的なメジャーアップデートを防ぐ方法
MeltdownおよびSpectreの脆弱性対策
- 3月14日、新しい KB4090007 が公開された
- Windows 10 バージョン1709 のみ。
- Microsoft アップデートカタログで入手する。
- KB4090007 には Spectre V2 (CVE 2017-5715) 脆弱性対策のマイクロコードが含まれている (対象:Skylake ~ Coffee Lake世代)
- マザーボード のBIOS、KB4090007どちらか一方で対策すればOK
- MeltdownおよびSpectreの脆弱性対策を含んだ更新プログラムは、未対応のセキュリティソフトと相性が悪い。
- 無理やり更新を適用すると、起動不能・再起動ループに陥るPC環境もある (この場合 自動配信されないようになっている)
- Windows 10の場合、3月14日 配信分からこの自動配信停止は解除された
※アンチウイルスベンダーとの協力により対策が進み、互換性に問題のないレベルに到達したとの事 - Windows 7/8.1 の場合、手動で自動配信を許可する必要がある
→ 更新プログラムが配信されない場合(ページ内ジャンプ)
- 無理やり更新を適用すると、起動不能・再起動ループに陥るPC環境もある (この場合 自動配信されないようになっている)
Mixed Realityポータル がプレイできない
KB4090913が原因。
Microsoftは問題を把握しており、近日中に修正予定。
3月14日配信の KB4088776 で解消
以下ページに臨時の対処方法が公開された。
Unable to launch or install Windows Mixed Reality after installing - Microsoft Community
Mixed Reality がインストール済みの場合
- KB4094047 をインストールし、PCを再起動する
※リンクは64bit版 専用。Mixed RealityポータルのBugFixプログラム
Mixed Reality をこれからインストールする場合
- Mixed Realityポータルを 手動でインストールする
- インストール手順:
- Microsoft Windows Holographic Desktop Feature on Demand package をダウンロードする
- 好きなフォルダに保存する
- コマンドプロンプト(管理者)で以下を実行
「dism /online /add-package /packagepath:保存したフォルダへのパス」 - 「設定」画面からWindows Update を行う
- この手順の詳細ページ
Enable or block Windows Mixed Reality apps in the enterprise (Windows 10) | Microsoft Docs
- KB4094047 をインストールし、PCを再起動する
※リンクは64bit版 専用。Mixed RealityポータルのBugFixプログラム
- 「この更新プログラムはお使いのコンピューターには適用できません。」というメッセージが表示された場合、KB4094047による修正は不要。
スタートメニューが開かない・反応しない
- KB4090913リリース翌日あたりから かなりのPCで発生中とみられたが、3月12日頃から発生数はかなり減っている
- Windows Update と関連性があるのかは不明 (というか、何かしらのストアアプリのアップデート失敗など、UWPアプリを巻き込んだトラブルと思われる)
- ストアアプリ更新中に発生する軽微なトラブルの場合、しばらく (10~20分ほど) 待っていれば問題が解消する場合もある。
- しばらく待っても問題が解消しなかった場合は KB4090913 の削除、それでもダメならOSの上書きインストールが手っ取り早い解決方法になると思われる。→ Windows 10 を上書きインストールする方法
KB4090913がエラー 0x80070643で失敗を繰り返す
- 参考情報(英語) → Windows 10 Cumulative Update KB4090913 Fails to Install, Causes Other Issues
- 発生するのはごく一部のPCの模様。ただし一般的な対処方法では直らないヤツっぽい。これも Windows 回復環境から DISM で更新アンインストールが必要か?
- 念のため DISM のアンインストールコマンド掲載 (※Dドライブの場合)
- 64bit版 Windows10の場合
dism /image:D:\ /remove-package /ScratchDir:D:\ /PackageName:Package_for_RollupFix~31bf3856ad364e35~amd64~~16299.251.1.4 - 32bit版 Windows10の場合
dism /image:D:\ /remove-package /ScratchDir:D:\ /PackageName:Package_for_RollupFix~31bf3856ad364e35~x86~~16299.251.1.4
- 64bit版 Windows10の場合
- 以下で直るかもしれない
Windows 10 バージョン1709 が更新に失敗する場合の対処方法: 2018年2~4月版 - 解決しない場合、 OSの上書きインストール が手っ取り早いかもしれない。
ブルースクリーンエラー ( INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE) が発生する
この問題は2018年3月6日公開の KB4090913 で解消した。
また、対処手順の詳細は別ページに移動しました。
→ 2018年3月版: Windows Update でブルースクリーンエラー ( INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE) が発生する
更新プログラムが配信されない場合
Windows 7 / 8.1用の項目。
Windows 10 バージョン1709 (KB4088776) と バージョン1703 (KB4088782) は、この注意書きが消えています。
更新プログラムに「MeltdownおよびSpectreの脆弱性を緩和する修正」が含まれている場合、PC環境によっては更新プログラムが自動配信されない場合があります。(再起動ループなどの問題を引き起こすため)
- 他社製セキィリティソフトを利用している場合、(そのセキィリティソフトが対応するまでは) 自動的に更新されないようにレジストリが設定されています。
- アンチウイルスソフトが 以下のレジストリを更新したPCのみ、更新プログラムが自動更新されます。
- 書き換えるレジストリの場所
※ 以下レジストリを手動で変更する場合は自己責任で。
※ 以下を実行する前に、利用しているセキュリティソフトのホームページへ行き、対応しているかどうかの確認が必要。Windows Registry Editor Version 5.00※手動更新する場合
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\QualityCompat]
"cadca5fe-87d3-4b96-b7fb-a231484277cc"=dword:00000000
- 上のレジストリをテキストエディタにコピペして、拡張子を「reg」にして保存する
- regファイルを右クリックで「結合」を選ぶ。レジストリに結合する。
- 念のためPCを再起動する
このページの情報は以上です。