このページでは、K-Lite Codec Packで不具合が発生した場合の対処方法や、それに伴う具体的な使い方などを解説しています。

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関連ページ

  ・K-LiteCodec Pack
  ・K-LiteCodec Packのインストール方法
  ・K-LiteCodec Packの使い方1:Codec Tweak Toolの設定
  ・K-LiteCodec Packの使い方2:インストール直後にやっておきたい設定
  ・K-LiteCodec Packの使い方3:不具合・再生トラブル解決方法 (このページ)
その他コーデックパック一覧
  ・何でも再生!おすすめコーデックパック 一覧

 

動画再生支援(DXVA)が効いているか良く解らない

K-Lite Codec Packに付属のMPC-HCでh.264形式の動画を再生した場合、PCがDXVAに対応していればプレーヤーの左下にDXVAと表示されます。
DXVA
▲ハードウェア再生支援が有効になっている時は、左下に「DXVA」と表示。

DXVAの表示が無い場合は、MPC-HCのツールバーから、
View > Option > Playback > Outputを選択し、再生形式を確認します。
MPC-HC
▲クリックで拡大
MPC-HCのツールバーから、「View」>「Option」を選択

MPC-HCのDXVA設定
▲クリックで拡大
Playback > Output の項目を開き、「EVR Custom Pres.」か「EVR Sync」 の項目にチェックを入れる。 K-Lite Codec Packを初期設定のままインストールしていれば、これでDXVAが有効になります。
(K-Lite Codec Packを初期設定のままインストールしただけでは、「EVR」ではDXVAが有効にならないようです。別途有効なコーデックやスプリッターをインストールすれば、「EVR」でもDXVAが有効になります。)

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K-Lite Codec Packをインストールしたら、wmv動画がカクカクになっちゃったんだけど?

K-Lite Codec Packを初期設定のままインストールすると、同梱プレーヤーのMPC-HC(MediaPlayerClassic – HomeCinema)ではWMV動画の再生がカクカクになり、まともに再生できなくなる場合があります。

そんな時の対処方法は以下。

MPC-HC
▲クリックで拡大
MPC-HCのツールバーから、「View」>「Option」を選択

MPC-HCの設定①
▲クリックで拡大
Player > Formatsの項目を開き、
  (1)Modfyボタンをクリック(PCのシステムを変更する許可を与える)
  (2)一番下のWindows Media File の項目にチェックを入れる(濃い色のチェックにする)

MPC-HCの設定②
▲クリックで拡大
Playback > Output の項目を開き、
  ・haali media splitter の項目にチェックを入れる(h.264動画のDXVAは無効になります)
  ・またはEVRかEVR Sync の項目にチェックを入れる(DXVAは有効なままですが改善しない場合もあります)

以上の操作を行い、「OK」ボタンをクリック、MPC-HCを再起動すると、wmvファイルが正常に再生出来るようになっている筈。

現状、私の環境ではこれ以外の再生トラブルは発生していませんので、その他のトラブルの対処方法は分かりかねます。

(個人的メモ)K-Lite Codec Packの不具合について1

以前(2008年ごろ)にインストールした時は、大量にトラブルが発生しました。
当時のトラブルの主な内容
  ・動画再生に関するトラブルは無かった。しかし動画編集・変換では大量の不具合発生。
     ・動画変換ソフトや動画編集ソフトで、動画が取り込めなくなる。
     ・取り込んだ動画の編集中、操作がやたら重くなる
     ・動画編集ソフトの一部コーデックが利用不可になる
K-Lite Codec Packは非常に沢山のコーデックやスプリッターをインストールしますので、これらの不具合が発生すると、原因の追究は非常に困難になります。

上記の様な深刻な問題が発生した場合は、いさぎよくK-Lite Codec Packをアンインストールし、以前利用していたコーデック類を再度インストール、または別のコーデックパックをインストールした方が良い結果が得られると思います。

(個人的メモ)K-Lite Codec Packの不具合について2

今回のインストールでは、
  ・64bit Windows7用に改造ドライバを用意したLame mp3とHuffyuvに不具合発生
  ・Mpeg2再生用にインストールしたスプリッター類で競合が発生
  ・以前インストールしたffdshowとK-Lite同梱のffdshowで、何故か競合発生
上記3点の不具合が発生。
動画が再生出来ない系の不具合の発生はなし。変換・編集が出来なくなるトラブルもなし。常用してたスプリッターやコーデックがいくつか無効になった程度。

考えられる理由
  1. K-Lite Codec Packが知らないウチに随分安定した。
  2. 過去インストールした環境には、Windows95~98時代の動画編集ツールが多数インストールしてあった。これが相性が悪かったかも。
  3. 私が動画変換にmp4/h.264形式とLagarithロスレスコーデックの2種類しか使わなくなった
  4. Mpeg2のコーデック競合に関しては、インストール時にかなり適当に設定していた。

Windowsをクリーンインストール直後にK-Lite Codec Packをインストールしないと、ノートラブルで利用するのは難しいかもしれません。しかし以前のような深刻なトラブルは、殆ど発生しなくなっているかもしれません。

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