2014.11.21:内容が古くなりすぎ、目を引く新しい情報もないため、コラム的な内容に変更

このページは公開当時、Mpeg2エンコーダーは(画質や変換速度を重視するなら)専用ソフトを購入するのが良いですよ、と勧めていたページです。しかし2009~2010年頃から、そんな必要はなくなった様に感じます。

1999年~2007年頃のMpeg2変換ツールでは、DVDメディアを作成する際に4Mbps程度のビットレートでは満足な仕上がりになる事は稀だったのですが、現在は 一般的な市販の動画編集ソフトでも、4Mbps前後で作成したDVDビデオが十分キレイな仕上がりになります。

またフリーソフトでも、mpeg2出力可能なものも多く登場しています。
その多くはFFmpegを利用しています。
FFmpegのMpeg2は若干甘めの画質ですが、2003~2006年頃の市販エンコーダーと比較しても十分キレイな仕上がりになります。

サイト内で紹介しているフリーソフトでMpeg2出力できるもの
DVD形式で出力できるもの (オーサリングツール)

という事で、動画をMpeg2に変換したい場合は、市販品・フリーソフトを問わず、好きなツールの最新版を使って行けば良いかと思います。


あとがき

このページでは以前、Mpeg2にエンコードするなら「TMPGEnc」か「CINEMA CRAFT ENCODER Basic」を利用してみましょう、と勧めていました。当時のツールの中では、画質・変換速度共に群を抜いていました。

私の場合、2002~2003年頃にこれらのツールを入手し利用していました。
2007~2008年頃までは、CINEMA CRAFT ENCODER Basicは他社のMpeg2エンコーダーより圧倒的に勝った存在だったのですが、2009年頃から怪しくなってきました。

2011年頃になると、最新のCPUに最適化された他ツールのMpeg2エンコーダーの方が明らかに画質も変換速度も上に感じるようになりました。

何年も同じエンコーダーを利用している人(特にPCを買い換えた人など)は、試しに新しい変換ツールを利用してみましょう。画質も変換速度も、古いツールよりずっと良くなっている場合がありますよ(^o^)