- 新しいカテゴリを作成しました
→ KP41病を疑うな
- 上記リンク先の内容は、メーカー製のデスクトップPC、ノートPC、タブレットPCなどの KP41問題 を扱うカテゴリーとなっています。
- KP41病を疑う場合、通常は上リンク先を参考にして下さい。
- 以下の情報及び関連カテゴリーは、私のPCで発生した問題を解決する際の情報で、(主にSandyBrige世代の) 自作PC、特にオーバークロックをしたPCを対象にした作動安定化を目指したページです。
- メーカー製PCや、ノートPCなどの場合は、以下(このページ内)の情報をそのまま利用してもKP41エラーの解決には結び付かない場合があります。
以下、このページの本文です。
サイト内関連ページ
・パソコンが風邪ひいたので更新お休み
・Kernel-Power 41問題と対策メモ
・Kernel-Power 41病 その後 (このページ)
・メモリタイミングの設定とx264の変換速度 (KP41対策込み)
・KP41 病 対策その後2(解決!)
・「Windows7マシンがなんとなく不調」な場合の解決方法をリストアップ
・KP41病 対策:私のPC環境で効果のあった対策の簡略まとめページ
前ページ[Kernel-Power 41問題と対策メモ]の続きです。
多分に漏れず、私の環境の場合もKP41病の原因は電力不足(というかコンセントの接触不良) とメモリの設定が原因という事で間違い無さそうです。
ここまでの経緯を考えると、最低でも1~2ヶ月は常用しなければ何とも言えませんが、ウチのPC環境の場合は以下で解決出来そうな気配です。
コンセントからの電力不足?
「コンセントに100Vの電圧が来ていないんじゃね?」ってな疑いを持ってしまったため、コンセントの電圧も測定できるテスターを購入してきました。
購入したテスター
▲デジタルテスター KM-320N
こんなの。近所のホームセンターで1980円で購入。
テスターでコンセントの電圧を測定
▲101.6Vと表示されます。ちゃんと100Vありました。
Kernel-Power 41病を発症直後に測定しても100Vあったので、大元のコンセントからの電力が不足している事はなさそうです。
・・・が、電圧測定の為に何度かPCのコンセントを抜き差しをして気が付きました。。。
ウチのKP41病の正体が分かった・・・コンセントの接触不良だ・・・!
まさか・・・と思いましたが、PCの電源プラグを抜き差しすると、その度にPCが安定したり、不安定(原因不明のブルースクリーン頻発状態)になったりします。
間違いないです・・・約20年使った延長コード、こいつが原因か!('Α`)
断線や発熱が起きているワケでは無いですが、微妙に接触不良を起こしている感じ。
接点復活剤を使えば治るかな・・・?
いや、20年も使ったんだから買い換えるか('Α`)
しかし・・・・電源に不安があるのは確実
電源プラグの抜き差しをしない場合でも、[PCシャットダウン → 数時間放置 → コールドブート] でKernel-Power 41エラーが発生したり、しなかったり・・・な現象はやはり発生する模様。
しかしコンセントの抜き差し以外にも、何か電源関連で調子の悪くなる要因はまだ残っているようです(2~3日で数回の検証しかできていないので、確信はなし。)
電源部分のまとめ
- コンセントの接触不良が一番の原因なのか・・・・
利用している延長コードは20年くらい前に購入した非常に古いモノ。コイツが接触不良を起こしやすく、抜き差しする度に供給電力の安定度が微妙に違うっぽい。 - OC設定自体が非常に微妙なバランスなのか・・・
OC設定自体がギリギリの所を狙いすぎていて、外部要因が少し変動するだけでダメなのかもしれない。
そもそも2週間ほど安定していた事の方が奇跡なのかもしれない >_<、、
メモリの設定も限界である事を確認
「KP41病が発生し不安定になった環境」のまま、メモリ速度を1600MHz → 1333MHzに落とすと、不安定な症状はピタリと止みました。。。
やっぱりメモリの設定もギリギリになっていて、それも不安定になっていた原因の一つだった模様です。
周波数 | Vdimm | メモリタイミング | KP41発症状況 |
1600MHz | 1.520 | 9-9-9-24-2T | 発生 |
1600MHz | 1.540 | 9-9-9-24-2T | 発生 |
1600MHz | 1.520 | 9-10-10-24-2T | 発生 |
1333MHz | 1.520 | 9-9-9-24-2T | 解消 |
1386MHz (BCLK 130MHz) | 1.520 | 9-9-9-24-2T | 解消 |
電圧少し上げたり、タイミングを緩めたり、、、色々と試していますが、メモリ周波数1600MHzのままでは、まだKP41が発症しなくなる設定は見つけられず。
これは延長コードを新調してからテストした方が良いのかな(^_^;
ここから先は長い検証が必要
一旦安定する or 設定がハマった後は 、1~2ヶ月のスパンで経過観察が必要なため、ここから先の検証はいつになったら公開出来るやら・・・です。
現時点でのブログ公開はここまで。
あとがき
とりあえず、最悪の場合でも メモリを1333MHzに落とせば安定しそうな事は確認出来たので良しとしておきます。
ちなみに3週間前は、CPUを4.7GHzにオーバークロックした状態で[1600Mhz/ Vdimm 1.520V / 9-9-9-24-1T] な設定でも各種ストレステストをパスしているので、出来ればその設定は維持したい所。しかし・・・
- メモリタイミングの設定を今のままで安定させるには、メモリ電圧を1.60Vくらいにしなきゃダメなのかなあ・・・。
- これ以上タイミングを緩めるのも、メモリ電圧上げるのも嫌だなあ・・・メモリ買い換えるのも勿体ないなぁ・・・。
てな感じで私の小者っぷりが、この先の打開策実行の邪魔をしちゃってますw
完全解決はまだまだ先。この後も色々と対策が続きます
サイト内関連ページ
・パソコンが風邪ひいたので更新お休み
・Kernel-Power 41問題と対策メモ
・Kernel-Power 41病 その後 (このページ)
・メモリタイミングの設定とx264の変換速度 (KP41対策込み)
・KP41 病 対策その後2(解決!)
・「Windows7マシンがなんとなく不調」な場合の解決方法をリストアップ
・KP41病 対策:私のPC環境で効果のあった対策の簡略まとめページ