我が家の無線LANの受信レベルが、何故だか今夜から劇的に安定しております。
ちなみに、過去の私の「無線LANとの格闘」は以下
≫アルミホイルで無線LANの受信感度を上げる
≫地デジチューナーをPCにとりつけてみた2:HDCP未対応なPCで地デジ視聴
≫やっぱり地デジは悪天候に弱かった。
ぶっちゃけ、無線LANの親機が置いてある部屋から私の部屋まで「壁2枚、電子レンジ1台」と、かなり劣悪な環境。普通の使い方ではアンテナ0本・通信速度1Mbpsと、とても満足な性能は発揮できません。
今までに「アンテナにアルミホイルを巻く」、「USBの差し込み口を変えてみる」、「セルフパワー型USBハブ(使用しているのはコレ)に子機アンテナを接続してみる」等々の対処でアンテナ1~2本、通信速度10~30Mbpsの受信レベルを確保、安定していたのですが、いずれも大きな効果はなし。ここに来て何故?
居間に無線LAN親機の確認に行ってみました。
▲ポキッ!
無線LANに巻いたアルミホイルがポッキリ逝ってます!
パパンもママンも口を噤みますが、どちらかが折ってます!
でもそれが奇跡的に最高の受信環境を作り出している模様。
何が幸いするか分かったモノじゃないですね(^_^;
デジタルな家電でも、解決策はアナログな世界に転がっていますよ。
後日談
記事公開から3年後、無線LANの電波の飛び方の特性について知りました。
無線LANのアンテナ方向、電波の飛び方メモ
当時これを知っていれば、この不思議な笑い話も十分説明の出来る現象でしたねw(^_^;
2009.01.23追記
無線LANの受信環境を改善するために詳しいページを発見しました。参考になります。
≫無線LANがつながりにくい時の対策
追記終わり
追記:2014/07/16
コメント欄にて、「写真のアルミホイルは長すぎる。2.4Ghzの無線LANに適したアンテナの長さは6.25cm。折れた偶然に丁度良い長さになったのでは?」と教えて頂きました。
参考リンク
・電波を使って情報をやりとりするにはアンテナが必要です。アンテナの中で単純なのは導体でできた短い棒ですが、電波を送るのに適した長さは波長の2分の1と言われています。さて、約2.4GHzの電波を使う無線LAN規格IEEE802.11bでは、アンテナの理想的な長さは、どれでしょうか
・価格.com - 『びっくり仰天 ニセモノアンテナ』 ロジテック SkyLink LAN-WH450N/GR のクチコミ掲示板
・無線LAN買ってみた(分解・アンテナ改造) GS-27USB | カミジン@ファンタの平穏な日常 Blog
アンテナ長=6.25cmという答えは鉄板のようです。
なるほど、ポキッと折れたアルミホイルが偶然に6cm前後の長さになり、またアンテナの向きに変化が出たことで、電波の受信感度が安定したようです。