昨日アップした「IRSTeを削除する方法」のオマケ的なページ。
非RAID環境で「IRSTe 導入前後」のSSDの速度比較を掲載したページです。
テストに利用したPC構成
CPU: Core i7 3930K 4.3Ghz
M/B: ASUS P9X79 Deluxe
Mem:CMZ8GX3M2A 1600C9: 4枚(16GB)
SSD: プレクスター PX-128M2P(2台) 注意:テスト環境は非RAID
OS: 64bit Windows7 professional751
テスト結果
測定にはcrystal disk mark を利用。
測定に利用したSSDはPX-128M2P。
▲IRSTe 導入前
▲IRSTe 導入後
シーケンシャルはIRSTeを未導入の方が速いです。
ランダムアクセスは、IRSTeを導入した環境の方が速いです。
(と言うものの、体感的にはほとんど差は無いです)
シーケンシャルはIRSTeを未導入の方が速い
具体的には、OS再起動や巨大ファイルのコピーや移動など。
10~15%程度の速度差が出ます。
IRSTeを導入すると、OS起動時間が3~5秒長くなりました。
ランダムアクセスは、IRSTeを導入した環境の方が速い
具体的には、アプリケーションの起動や、PC内のファイル検索など、OSを
起動した後のストレージにアクセスする操作がおおむね高速化される感じ。
こちらは正確に時間を測定する事は出来ないけれど、小さなファイルを連続
で扱う場合ならば体感できるレベルで高速化しています。
IRSTeは色々と不具合が出やすいテクノロジーですが、普段のPC操作はIRSTeを導入した方が微妙に速いんですよね。本当に微妙ですけど(^_^;
現行PCの挙動は随分落ち着いてきたし、削除方法も分かった事だし、もう一度インストールして見ようかしら
おまけ
IRSTeを削除したら、USB2.0接続の外付けHDDの転送速度が上がった。
これは結構違いを感じるレベル。
(注意: KP41病対策が功を奏して高速化したのかも知れないです)
▲現在(IRSTe未導入)で41MB/s 。
IRSTe導入後は36MB/s 。 ちなみに旧マシン(X58マザー)では28MB/s 。
使っているのは Touro Desk 0S03301 2TB(USB2.0)
同じ外付けHDDを使っていても、結構速度に違いが出ます。。。
次回ページ > IRSTeをインストールしたPC環境でSMART値を表示させる方法
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