英語版Avira AntiVir10は半年前にリリースされているので、既に愛用中の方も多いと思います。10月14日に、ようやく日本語版のAvira AntiVir Personal - FREEAntivirusが登場しました。

Avira AntiVir 10 日本語版

Avira AntiVir Personal - FREEAntivirus は、軽くて検出率の高い、低スペックなPCでもサクサク作動するフリーのアンチウィルスソフト。フリーソフトながら検出率もトップクラス。
他のアンチウィルスソフトから乗り換えると、「これ本当に常駐保護機能が働いているの?」と思うくらい軽快に作動します。

※フリー版にはファイアウォール機能は付いていません。別ツールを用意するか、有料版のAviraPremium Security Suite(年5000円)を利用するか、Windows標準のファイアウォールを使う必要があります。(Windows 2000/XPは標準のファイアウォールは貧弱。必ず他のファイアウォールソフトを導入しましょう)

Avira AntiVir 10 日本語版

ダウンロード

  Avira社公式のダウンロードページ

  ベクターのダウンロードページ|Avira

現在はベクターのAvira専用ページの方が高速にダウンロード出来ます。
ライセンスはフリーウェア。(非商用かつ私的利用でのみ利用可能)

作動環境

Pentium 以上、最低 266 MHz

オペレーティング システム
  Windows 2000 SP4 およびロールアップ修正プログラム 1
  Windows XP SP2 (32 ビットまたは 64 ビット)
  Windows Vista (32 ビットまたは 64 ビット、SP 1 推奨)
  Windows 7 (32 ビットまたは 64 ビット)

HDD
150 MB 以上のハード ディスク空き容量(Ver.9の頃は100MB)
(隔離機能を使用する場合は、さらに空き容量が必要)

メモリ
256 MB 以上の RAM (Windows 2000/XP の場合) (Ver.9の頃は192MB)
1024 MB 以上の RAM (Windows Vista、Windows 7 の場合) (Ver.9の頃は512MB)

前バージョンと比較すると、プログラム本体・必要メモリ数とも少しだけPCスペックを必要とするようになりました。しかし、これだけ作動要件の低いセキュリティーソフトは他に無いので、前バージョンをお使いの方もなるべくアップグレードするようにしましょう。

セキュリティ関連のツールは、常に最新のものを使うのが基本です。

Avira AntiVir Personal - FREEAntivirus 10の新機能

  1. エクスプレス・インストレーション
    インストールがビックリする位簡単に。クリック5回でインストール完了
  2. ジェネリック・リペア
    PCのシステムを自動で修復できる機能
  3. (10からじゃないけど)
    いつの間にか、フリー版もWebサポートが受けられるようになってます。これはすごい。
  4. 有料版にはクラウド型セキュリティシステム「アンチ・ヴィア・プロアクティブ」や「ぺアレンタルコントロール」などが新たに搭載。

インターフェイスに若干の変更はあるものの、基本的な部分に大きな変更はなし。
インストールが簡単になり、PC修復システムが加わっただけと考えて良さそう。

インストール

ごく一般的なインストーラーが付属しているので、指示に従って「次へ」をクリックしていけばOK。

新機能「エクスプレスインストレーション」により、図解する必要が無いくらい、簡単なインストールです。(注意:インターネットへの接続環境と、登録用のメールアドレスが必要。登録メールで年1回更新キーを受け取る必要がある。)訂正:メールアドレス不要。定期的にウイルスパターン更新していれば、試用期限も自動的に延びます。使用期限が切れたらここ参照。

 

他のセキュリティツールから乗り換える場合
以前使っていたセキュリティーソフトを完全にアンインストールする必要があります。
複数の常駐保護型セキュリティーソフトを併用すると、Windowsはとんでもなく重くなります。

 

以前のAviraからバージョンアップする場合(英語版・日本語版 共通)
上書きインストールで全ての設定を引き継いでくれます。
以前のバージョンをアンインストールする必要なし。常駐保護を切る必要もなし。
インストーラーを管理者権限で実行すると、全て自動で処理してくれます。
英語版Avira AntiVirから日本語版に切り替える場合も同様。上書きインストールでOKです。

この辺が新機能(エクスプレス・インストレーション)の醍醐味でしょうか。自動でセキュリティシステムを停止・起動プロセスが進んでいくのを見るのは凄く新鮮でした。

 

インストール後の注意。
アップデート
▲インストール終了後、ウィルスパターンの更新を必ず行いましょう。
Avira AntiVir10公開直後(2010/10/14)でも、かなりの量の更新がありました。

 

使い方

インターフェイスがやや異なるものの、基本的にバージョン9と同じです。
以前のバージョンの解説ページ
 ≫日本語版Avira AntiVir Personal(フリー版)の使い方解説1
 ≫日本語版Avira AntiVir Personal(フリー版)の使い方解説2

上記を参考にして下さい。
(数日中に必要な部分を最新の情報に書き換える予定です。)

 

Avira AntiVir10の作動速度・スキャン速度・パターン更新速度

  1. バージョン9と比べると、設定画面などのインターフェイスがかなり重くなった印象。操作にもたつきや砂時計が現れるシーンが多くなった。
  2. 常駐保護機能は、以前と変わらずサクサクレベル。
  3. システムに掛ける負担は相変わらずトップレベルで低い。恐らく今でも最軽量なセキュリティーツールと呼べると思う。
    しかしウィルススキャンの速度は平均的。
    (と言っても高速な部類。最近は他ソフトの高速化が目立つ。)
  4. 一応2006頃までのウィルスバスターやノートンと比べるとスキャン速度も高速。
    有料版の「Avira AntiVir Premium」「AviraPremium Security Suite」のスキャン速度は、フリー版よりもスキャン速度は速く、今でもTOPクラスの速度らしい。
  5. また、有料版の「Avira AntiVir Premium」「Avira Premium SecuritySuite」はクラウド型セキュリティを導入。これにより新種のマルウェア対策がさらに迅速に。
  6. フリー版のAvira AntiVir Personalも1日1回ウィルスパターンの自動更新あり。
    ゼロデイ攻撃が爆発的に広がるような場合を除けば、安心して使えるレベル。

 

ウィルススキャンの高速性ばかりを前面に出して、常駐保護機能が重くて使えないレベルのセキュリティソフトに辟易している方などは、一度このソフトを試して見る事をお勧めします。
Vista/7はWindows標準のファイアウォールがかなり高性能になっています。アングラサイトを頻繁に利用する人でなければ、十分に実用的な機能を持っています。

 

追記:「Antivir Desktopは無効になっています」となる

現在(2010年10月)、Avira AntiVir 10とWindows7の組み合わせではAntivir Desktopとwindows defender両方が無効になったまま、有効に出来ない不具合がある模様です。
(Avira AntiVir 9からの上書きアップデートではPCを再起動するまではこの現象は確認できない)

Antivir Desktopは無効になっています
▲このダイアログが何度も表示されてしまう。
この不具合はAvira社でも認識しているようです。
Windowsセキュリティセンターで「Antivir Desktopは無効になっています」が表示される。 - Windows 用 AntiVir Personal - Avira Support Forum
アップデートで対処予定との事。また通知機能の部分だけが作動しておらず、PCの保護は機能しているとの事です。