最新情報
現在では、旧バージョンのAviraは通常の方法ではアップデート出来なくなっています。
・Avira Free Antivirus 旧バージョンが更新出来ない場合の対処方法(2014年版)
・Avira Free Antivirus のVDF手動更新方法(2012年版)
Avira AntiVir Personalは、無料で使え、軽くて検出力の高い非常に優れたアンチウイルスソフトですが、ライセンスに有効期限が定められており、一定期間更新をしなかったPCでは、最新のウイルスパターンの更新が出来なくなってしまいます。
(毎日ウイルスパターンを更新している場合は、自動的に延長されます。)
▲ライセンスの有効期限はココで確認する。
毎日利用しているPCでは更新期限切れになる事はほぼありませんが、サブで利用しているPCなどの場合は、ある日突然ライセンス有効期限切れにより更新できなくなる可能性があります。
その場合の対処方法はサイト内「AviraAntivirus がアップデート出来なくなった」にて一度記載していますが、ライセンス更新ファイルのダウンロード場所がAviraサイト内で2転3転しています。
と言う事で、上記ページに追記を入れ、追記部分のみで新規ページを作成しておく事にします。
Avira Antivirが更新できない場合の対処方法
- ダウンロードページ:Avira:アンチウイルス増分更新 -IVDF および VDF 更新情報
上記から最新のライセンスファイル(hbedv.key)をダウンロードする。 - Avira Antivirを一旦終了させる
- Avira Antivirをインストールしたフォルダにhbedv.keyを上書きする
- Avira Antivirを起動させる。
- ライセンスの有効期限が延長されているのを確認。延長されていれば成功。
上手く行かない場合は、Avira Antivirを上書きインストールするのが手っ取り早いみたいです。
更新期限が切れていないのに失敗する・Aviraのサーバーが死んでる訳じゃないのに失敗する
・Avira AntiVirのライセンスが切れている訳でもない。
・アップデートサーバーを確認しても、サーバーダウンしている訳でもない。
でも自動更新や「更新ボタン」での更新は失敗する。。。
という場合は、Avira AntiVirのログを確認してみます。
(少し上級者向けの解決方法になります。)
▲Avira AntiVirの更新ログ確認方法
(1)ツールバーから「表示」>「概要」を選択
(2)さらにその先で「レポート」を選択
(3)更新を失敗しているアクションを選択し、「選択したレポートのレポートファイル表示」ボタンをクリック
▲クリックで拡大
ウイルスパターンのアップデートに失敗した時のログが表示されます。
少し大変な作業になりますが、ここからエラーを探します。
主なエラー原因
ダウンロード マネージャ: WinINet ライブラリ内でエラーが発生しました。
マイクロソフトHPから参考リンク
[OLEXP] エラー メッセージ : MSIMN のページ違反です。モジュール WININET.DLL
解決方法
- Windowsの月例アップデートを行った後、PCの再起動をしていない場合
- 休止やスタンバイを一旦やめて、PC再起動で解決します。
- 何らかの原因で、IEまたはwininet.dllが壊れている場合
- 症状が軽い場合は、IEのキャッシュクリアやCCleaner実行で治ります。
参考:「CCleaner」 - 少し重い症状の場合は、IEをアドオン無しで起動させ、設定ファイル含め全て削除すると治ります。参考:「IE7が起動しない。強制終了、またはハングアップしてしまった時の対処法」
- さらに重い症状の場合は、IEの再インストールが必要。
一旦アンインストールしたい場合は、マイクロソフトの関連ページを参考にする
- 症状が軽い場合は、IEのキャッシュクリアやCCleaner実行で治ります。
IE6を再インストール・修復する場合
詳細は「Outlook Express 6 および Internet Explorer 6 を再インストールまたは修復する方法」を確認すること。以下、画像含め一部を転用。
「ファイル名を指定して実行」でsfc /scannowと入力。
WindowsのインストールCD/DVDが必要になる場合があります。
さいごに
月例のWindowsUpdateの度に「Avira 更新できない」なんて検索が増えますので、殆どの人がPC再起動で正常に戻ると思います。。。
以下「AviraAntivirus がアップデート出来なくなった」に追記した内容
現在のAviraAntiVirは、定期的にウイルスパターンを更新していれば、フリー版でも自動的に使用期限は延長されて行きます。
AntiVir Personalバージョンのライセンスの有効期限
ライセンスの有効期限までに更新が実行されなかった場合は、最新のインストール パッケージを使用して無料の AntiVirPersonal をインストールするか、弊社の Web サイト free-av から新しいライセンスファイルをインポートして、完全に機能する状態に戻すことができます。
との事ですので、定期的に更新を行うようにしましょう。
ライセンスの有効期限が切れてしまった場合は、
Avira AntiVir Personal- FREE Antivirus : よくある質問 (FAQ)
からライセンスファイル「hbedv.key」をダウンロードし、AviraAntivirusをインストールしたフォルダに上書きすればOK。
注意
hbedv.keyのダウンロードページは過去2年間で3回変わっています。今回もすぐ変わってしまうかも知れません。更新期限が切れた場合は、Avira AntiVirの上書きインストールが手っ取り早いかもしれません。
緊急でウイルスパターンを最新のものに更新したい場合は、「Avira:アンチウイルス増分更新 -IVDF および VDF 更新情報」から最新のウイルスパターンをダウンロードし、Aviraのメイン画面から「更新」≫「手動更新」を選んで適用します。