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12月10日に発売された「世界最初にネイティブ64bitに対応した」動画編集ソフト、PowerDirector9Ultra64の購入レビュー。今回はビデオに付加できる各種エフェクトについて紹介。

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12月10日に発売された「コンシューマーで世界最初にネイティブ64bitに対応した」動画編集ソフト、PowerDirector9Ultra64の購入レビュー3回目。

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特別優待版はCyberLink製の他ビデオ編集ツールや他社競合ソフトを持っている人用です。

今回は、ビデオに組み込める特殊効果エフェクト関連を中心に紹介。
このページには64bit対応の恩恵に関する情報はありません。その1その2をご覧下さい。

アルファチャンネルの扱い

まずはアルファチャンネル、つまり透明部分を持った動画・静止画データの扱いについて。

購入時にチェックし忘れてた。ちょっと残念な結果に。
静止画はPNG形式等一般的なファイル形式に対応。PSDには未対応。
動画はアルファチャンネル付きの素材に全く対応していない感じ。

静止画については、多彩なプリセットが用意されていて、PiPデザイナーツールを使うと簡単に複雑なパス移動が可能に。でも、Premiere ElementsやVideoStusioと比較するとかなり弱いかな・・・・?って感じ

  1. 静止画入力で、PSDファイルの読込み不可
    PNG形式が使えるので実害は無いが、細かい修正をしながらアルファチャンネル付きの静止画を準備するのが少し面倒
  2. レイヤーをアルファチャンネルとして指定できない
    1万円クラスの動画編集ソフトでこの機能を実装しているものは無いので、これは仕方がない。(Premiere Elementsは有志のフリープラグインを使うことで可能になる)
  3. HuffyuvやLagarith losslessの読込み
    Huffyuv(32bit)・・・・読込みすら出来ず。他の32bitコーデックは読み込めるのに何故だ?
    Lagarith lossless・・32and 64bitバージョンをインストールすれば読込みは可能。 ただしアルファチャンネルを全く認識しない

地デジTSファイルの入力・編集・出力の使い勝手の良さに目が眩み、いつもなら一番重視するアルファチャンネルの処理についての評価を全く行っていなかった(^_^;

クロマキー処理は優秀

PowerDirectorはPiPデザイナーというツールで素材のクロマキーやパス移動、素材の上下左右反転やマスク処理が行える。

クロマキー
▲クロマキー処理・調整は過去のツールと比較してかなり洗練されている。
ブルーバックで撮影した被写体を抜き取るのはかなり簡単。
「HD撮影→クロマキー処理してSD出力」なら全く違和感の無い動画を簡単に出力出来た。

マスク処理については、ちょっと子供騙しレベル。でも、「動画の上に別の動画を重ねる処理」を簡単に操作したければ、これはアリ。

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エフェクト・シーンチェンジ・画像補正他

エフェクトやシーンチェンジ類も(基本的に子供だまし程度のものが多いが)さすがに最新ツールだけあって、面白い効果が沢山付いている。とりあえず楽しい。
また他競合ソフトに比べ、ルーム内での操作が非常に軽く、全くストレスが貯まらないのが良い。

エフェクトルーム
エフェクトルーム
▲クリックで拡大: インストール直後から103種類の効果が付属。
画像にボカシ・エッジ・反転処理を行う基本的なものから、GPUを利用した滝や花火のパーティクル、光彩処理など、様々な効果が追加できる。

1万円クラスのツールでパーティクルを自由に扱えるってのは何気に嬉しい。
過去の32bitツールと比較して格段に処理が速く、ガシガシ使って遊んでいる最中。

 

PiPオブジェクトルーム
PiPオブジェクトルーム
▲クリックで拡大: 67種類の素材が付属。
デフォルトで用意されたアルファチャンネル(透明部分)付きの画像。
子供の成長やホームパーティー素材を盛り上げる系のデザインが多い。

お子さんの成長記録や旅行ビデオ、結婚式等を盛り上げる素材はたっぷり。
しかし個人的には利用したい素材はなし。

 

パーティクル ルーム
パーティクルルーム
▲クリックで拡大: 69種類付属
パーティクルの処理は、こちらの編集ルームからも可能。光彩だけでなく桜吹雪や雪が降るようなシーンも用意されており、色々応用が出来るのが非常に楽しい。

邪魔な背景が付いているプリセットが多いが、背景は簡単に削除出来る。
パーティクル処理は今まで複数のツールを駆使して時間をかけて作っていたけれど、これなら見栄えの良い効果がサクっと制作できる。コツを覚えるのに少し時間はかかるがこれは凄い

 

お気に入り機能なのでパーティクルルームについてはもう少し解説
パーティクルデザイナー
▲クリックで拡大: パーティクルデザイナールーム
パーティクルの発生位置、数量、飛び散り方等々はGUI上で細かく調整可能
操作できるパラメータ
▲パーティクルの操作は上記の様なGUIから各種パラメータを操作する。慣れるとかなり複雑なパーティクル処理を作れるようになる。

 

テキストルーム
テキストルーム
▲クリックで拡大: 120種類の効果が付属
動画に様々なテキストを追加可能。文字のアニメーションパターンが非常に豊富。
操作も非常に分かりやすく、この機能はPremiereElementsやVideoStusioよりダントツに上と感じた。タイトルアニメーション作成が楽しいと感じるのは久しぶり。

 

トランジョンルーム
トランジョンルーム
▲クリックで拡大: 150種類の効果が付属
動画と動画をつなぎ合わせたり、シーンチェンジしたりするつなぎ目をスムーズに見せるプリセットが沢山入っている。好みの問題になるが、PremiereElementsやVideoStusioの方が格好良いエフェクトが多く、また効果の微調整が行いやすい。

私の場合、シーンチェンジは全く効果を入れないかクロスフェードを入れるか、しか行わないので、割りとどうでも良い。

 

字幕編集機能つき!

字幕ルーム
▲クリックで拡大: 字幕ルーム

なんと、PowerDirector 9には字幕編集ルームが付いている。
SRT形式の字幕データならインポートも可能。すげー!
今まで自分で字幕を付けたい場合は複数のフリーツールを駆使して凄く苦労していたけれど、これは楽チン。最近の動画編集ソフトはこんな機能も付いているのか 、と少し感動。

 

本日はここまで。
PowerDirector 9については、あと1回だけ「各種エンコーダーのパラメータ」についての解説を行う予定。

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