Adobe Premiere elementsにおいてのお話だけど、他の動画編集ソフトでも応用可能かもしれないお話。

29.97fps動画を作成したいけど、ツールの都合上で用意する素材が30fpsになる場合は
タイムストレッチ
▲タイムライン上の動画を右クリック > 「タイムストレッチ」を選択

30>29.97は99.9%
▲ 速度に「99.9」%を入力する。
これで30fps素材は29.97fpsとして処理される。

29.97/30 = 1000/1001 = 99.9%
ということで、このタイムストレッチ処理を行っていない場合は、1000フレーム毎(約33秒に1回)コマ落ちかフレーム飛び現象が発生します。 逆に言えば、1001フレーム以下の素材を用意した場合は上記コマ落ちを心配する必要は全くなし。タイムストレッチ100%で編集しても問題なし。

Premiereelements使い出して2年、タイムストレッチに小数点以下が指定できるなんて全然気が付かなかった。。。
(7~8年前のバージョンで試した時は小数点以下なんて使えなかったよな・・・?)
もうすぐAdobe Premiere Proユーザーになろうとしているこの時期になってようやく発見。何やってんだ俺('Α`)

 

以前はこう処理してた

以前は、1001フレーム以上の30fps素材を用意した時は、別ツールでヘッダ情報を書き直して無理矢理29.97fpsにしてました。1/30秒ほど再生時間がズレるよりも、33秒毎にカクッカクッとするのが許せない場合などはこの処理を行います。

その辺どうでもよいやって時は上記を全く考えず、タイムストレッチ100%のまま動画編集を行います。実際問題、大切な作品や特に重要なシーンで無い限り、多少カクっと来ても気にする事は少ないです&PCで再生すると別の原因で発生する処理落ちの方が多いです。

最近の十分に高性能なPCでも、何故かスクロールするテロップなどはカクカクする事が多いですよね。どうにもならんです。