私は2年ほど前からAdobe Premiere elementsを利用していますが、最近になってようやく覚えた操作方法や注意点を、3点ほど覚書き。

説明書やヘルプをしっかり読んで使っている人には「何を今さら・・・」な内容が殆どだと思います。

タイムライン上でのカット編集

2年もの間、、、何本も動画編集してて全然気が付かなかった('Α`)

タイムライン上でのカット編集
▲クリックで拡大
 1) タイムライン上でカットしたいクリップを選択し
 2) カットしたい編集ポイントへ移動して
 3) プレビューウィンドウのハサミボタンをクリック

タイムライン上でのカット編集
▲ツールバーからの操作だと、「タイムライン」内に入っているのね。。。これも今まで気が付かなかった。。。ショートカットは「Ctrl + K」

タイムライン上から、「間隔を詰めずに」クリップを削除

他の動画編集ソフトから乗り換えると、Delキーでクリップ削除すると前後の間隔が詰まる仕様に面を喰らう。

間隔を詰めずに削除
Shift + Del

「Shift + Del」で間隔を詰めずにクリップを削除。

DelキーやBackspaceキーだけでクリップを削除した場合、自動的に前後のクリップの間隔が詰まってしまう。 これはわりとすぐに気が付いたけど、半年ぶりに「さあ、編集するか!」なんて時は毎回忘れてて困る。

複数のエフェクト+トランジョン合成で不具合

高度な処理をするとフレームの前後の繋がりがおかしくなります。
(有志のフリープラグインを利用した場合のお話になるので、premiere elementsの不具合ってワケじゃないです。)

症状
Premiere Elementsでオーバーレイや乗算処理ができるフリーのプラグインを利用し、「加算」「スクリーン」などの処理を行う。
 →処理したクリップを「トランジョン」を利用して次のクリップと繋ぐ
 →「加算」「スクリーン」などの元になる別レイヤーにも中途半端に「トランジョン」の効果が入り込み、意図する動画が得られない。

また、上記プラグインでは「乗算」「スクリーン」「焼き込み」処理を、複数同時に行えない。(そういう処理方法を取っているので仕方がない)

あとがき

全然バージョンアップしなくて見切りを付けたUlead Media Studioから乗り換え、約2年。
最近は凝った編集を殆どしなくなっていたので不便を感じる事がなかったのですが、久々にエフェクトバリバリな動画を制作してみたら処理が面倒で頭を抱えています。
レイヤー間で複雑な処理をしようと思うと、やはり1万円台の動画編集ソフトでは無理が出て来ますね。。。

どうしても処理を重ねたい場合は、1つの処理をかける>出力>読み込み>次の処理をかける といった工程が必要。修正が入る場合が非常に面倒。
数年に1度だけど、こういう複雑な処理の動画を作る機会はこれからも発生する。困った。

ソフトの性能(というか仕様)に限界を感じてしまった。
2年かかってようやく一通りの操作方法やショートカットが身に付いて来た所だけど、やっぱりワンランク上の編集ソフトが必要。