2020.06.15: Windows 10 v2004 で作動確認 (内容変更なし)
2015.12.22: 初出
Windows10上では「携帯動画変換君」が全然作動しなくなっている事に今さらのように気が付き、なんとか作動するようアレコレと頑張ってみたのでメモ。
結果、なんとか作動するようになりました\(^o^)/
▲クリックで拡大
携帯動画変換君がWindows10上で作動している図。
以下、携帯動画変換君の改造が必須です。
デフォルトの変換設定などは全て削除する事が前提となります。
携帯動画変換君をWindows10上で動かすには
以下リストの全部を行う。
- 「3GP_Converter034\cores」フォルダ内の変更
- avscheck.exe
削除する、または「avscheck.exe-old」などにリネームする - AddiTunes.exe
削除する、または「AddiTunes.exe-old」などにリネームする - ffmpeg.exe
新しいバージョンに入れ替える
※Windows用にビルドされたFFMpeg は「お気に入りの動画を携帯で見よう」さんなどが配布しています。
- avscheck.exe
- 「3GP_Converter034\default_setting」フォルダ内の変更
- 変換設定ファイルである「*.ini ファイル」を全て削除する。
- 自分で新しく *.ini ファイルを 作成する
- 「*.ini ファイル」の作成例はサイト内こちら→ 「携帯動画変換君を改造:ffmpegを新しいバージョンにする」
※ リンク先はFFmpeg rev.59804 時代(2014年2月頃)のコマンドが掲載されています。
※現在のFFmpeg(rev.75845)でも作動確認しました。
- 「*.ini ファイル」の作成例はサイト内こちら→ 「携帯動画変換君を改造:ffmpegを新しいバージョンにする」
やる事は以上。
以下、補足的な資料。
注意: 携帯動画変換君をそのまま起動すると・・・
上記の改造を行わないまま、
Windows10上で携帯動画変換君を「素の状態」で起動させるのは、かなり危険です。
- 「互換モード」をWindows XPや7にしても効果なし。
- ffmpeg.exe または avscheck.exe が暴走する。
- タスクマネージャーから終了させる事が出来ない。
- 大量のメモリリークが発生する。
- やがてメモリ不足に陥り、Windows 自体が応答不能になる。
- そうなる前に急いでPCを再起動またはシャットダウンする。
暴走時の対処を間違えるとシステムが破損する危険があります。
トラブル対処中のスクリーンショット
avscheck.exeが暴走している所
▲クリックで拡大
avscheck.exeが無限増殖しているのが分かります。
タスクマネージャーからの終了も出来ません。
「やっちゃった!」と感じたらスグにPCを再起動させましょう。
モタモタしていると、メモリ不足になります。
▲クリックで拡大
このエラーメッセージが出る当たりまでは、Windowsの再起動などで停止出来ます。私のPC環境ではこの後、モニタのブラックアウトが発生し、ハード側のリセットボタンも効かなくなりました。
HDDアクセスランプ点滅中にコンセント引っこ抜き(超危険技)で再起動しました。(幸いな事にシステムに深刻なダメージは無かった)
FFMpegが暴走している所
▲クリックで拡大
こちらは結構 凶悪で、数秒~十数秒でシステムが応答不能になりました。
こちらもモニタのブラックアウトが発生し、ハード側のリセットボタンも効かない状態。HDDアクセスランプ点滅中にコンセント引っこ抜きで復帰。(幸いな事にシステムに深刻なダメージは無かった)
おまけ: 入れ替えるFFmpegは、ちょっと古くてもOK
古いFFmpeg (2009年頃)と、当時の携帯動画変換君用の*.iniファイルが残してあったのでテストし、Windows10上でも無事作動する事を確認しました。
FFmpegのスクリーンショット
▲クリックで拡大
FFMpegのバージョンは SVN-r17160
あとがき
昨年11月頃 Windows 10のTP版でテストした時は問題なく作動していたので油断していました。今日までWindows10上でも正常に作動すると思っていました orz
どの時点から作動しなくなったのかなあ・・・?
ウインドウのカラーが変わったIP時代あたりからかなあ・・・?
本日の更新は以上です。