KP41病を疑いたくなった場合でも、「KP41病以外の原因をきちんと探ってみよう」という趣旨のページです。
このカテゴリ「KP41病を疑うな」の中で、頻発するKP41エラーの原因を色々と推測しきました。しかし、ここまでの情報では「ネット利用中に頻発するブルースクリーンエラー」の症状は、ほとんど当てはまりません。
ネット利用中に頻発するKP41エラーについて
- これらは、ネットワーク関連、Flash Player や Shockwave Object、ActiveX 関連のどこかで発生する問題だと思っています。
- またアンチウイルスソフトやファイヤーウォールは、OSの深いところで作動しているので、実際にブルースクリーンを発生させているのはセキュリティ関連のソフトかもしれません。
- 私は過去に何度か、ネット利用中にのみブルースクリーンやPCハングをを体験しています。
- 当時の解決策
- ブラウザのハードウェアアクセラレーションを切ってみる。
またはFlash Playerのハードウェアアクセラレーションを切ってみる。
(ハードウェアアクセラレーションを有効にしたソフトを、複数同時起動しない事が重要) - ブラウザを変更する。
- Flash PlayerなどAdobe関連のツールは常に最新にする。
- ネットワークの接続方法・接続機器・接続ポートを変更してみる。
- 問題の出るサイトを特定し、しばらく利用しない。
- これらは通常、Windows UpdateやFlash Playerが更新されると、ブルースクリーンが出なくなる。
- ※この場合、サイトの広告などにウィルスが仕込まれてた可能性もあり。
- ブラウザのハードウェアアクセラレーションを切ってみる。
- 過去、上記の様な対策で回避できているので、原因の多くはセキュリティ的な何か、もしくは通信時のノイズ発生源が問題になっているのだと思います。
無線LANを利用している場合
USB無線LAN子機を利用している場合、機器の発熱、寿命、電波受信状況など、様々な要因で通信が不安定になった場合、PCそのものが突然ブルースクリーンやハング、予期せぬ再起動をする場合があります。
当時の個人的経験を記したページ
- 無線LAN機器を新調したら、通信環境が驚くほど改善しました。
タイトル通りの内容 - 巨大ファイルのダウンロードとBSoD(ブルースクリーン)
これもタイトル通りの内容 - 6月20日のWindowsアップデート直後からブルースクリーン連発。。。
寿命を迎えたUSB無線LAN子機が異常発熱し、大きなファイルをダウンロードしようとするとBSoDが発生するようになっていました。
上記のような症状の場合、
- 無線LANの電波受信環境の改善
- (親機/子機共)機器の買い替え
- USBの接続ポートの変更
- (以下は同カテゴリ内の以前のページでも書きましたが)
USB3.0コネクタの付いたPCの場合は
- コネクタのノイズをシールドする
- USB3.0コネクタと無線LAN受信機の距離を離す
などの方法で解決する場合があります。
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高速化したLAN回線について
ギガビットイーサネットや高速ギガビット・ワイヤレスLANなどとKP41問題の関連性について。
手元に該当するPC機材がないため、検証や推測が難しい。
ネット上の情報もこれと言ったモノが発見できず。
この項目は、現時点では保留。
余談: LANケーブルについて
KP41問題とは無関係ですが、高速なLAN回線を利用する場合は、対応したLANケーブルを使うようにしましょう。
参考リンク
このページのまとめ
「KP41病かな?」と思ったら、
- ブラウザのハードウェアアクセラレーションを切ってみる。
(ハードウェアアクセラレーションを利用するソフトは1つだけにする) - IEのActiveXは無効にしてみる
- Flash Player や Shockwave Objectをアンインストールしてみる
- ネットから切り離してみる
- 無線LAN、Wi-Fiの場合は
- 電波の受信状態をチェックしてみる
- 無線LAN子機が異様に発熱していないかチェックしてみる
これらの項目を先にチェックし、通信環境で問題が発生していないか、問題の切り分けを行いましょう。
このページの情報は以上です。
ここまでで紹介した「KP41病の歴史や、問題の切り分け方」を全て読んだ後で KP41 病かな?と思った場合のチェックポイントを読めば、「KP41病かな?」と思ったときのトラブルシューティングがグッと楽になるはずです。
このカテゴリーの内容
- まえおきページ
- KP41病(と思われるPC)の具体的な解決方法
- KP41病の問題の切り分け方を学ぶ
- KP41 病 関連の更新、反省会&まとめページ