まずはじめに。

まえおきおわり。

本文ここから

かなり前の話になるのだけれど、2019年6月19日、我が家のメインPCにとうとう (というか今更) Windows 10 バージョン 1809 の自動配信が来てしまった。

とうとう Windows 10 バージョン 1809 の自動更新が来てしまった
再起動したらバージョン1809に自動更新されちゃう状況。

私はバージョン 1809 はすっ飛ばしてバージョン 1903 をインストールしようかな・・・・なんて考えていたので、この状況を利用して少し遊んでみる事にした。
(以前にも似たようなコトあり→ Win10 バージョン1703 と 1709 が同時にアップデート開始されたので観察してみた)

この状態でバージョン1903のインストールをしてみる

先に紹介した状態 (バージョン 1809 の更新準備がすでに整っている環境) で、バージョン1903のインストールメディアを起動してみる
バージョン1903のインストールメディアを起動
▲クリックで拡大
とりあえず、セットアッププログラムは起動します。
ここからどういう挙動を示すのか、観察していきます。

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「$WINDOWS.~BT」フォルダの中身をチェック
「$WINDOWS.~BT」フォルダの中身をチェック
▲クリックで拡大
バージョン1903のインストールを開始させ、「$WINDOWS.~BT」フォルダの中身をチェックすると、まずバージョン 1809 のために用意された「$WINDOWS.~BT」フォルダの中身がどんどん削除されていった。

  • 当初13GBくらいあったフォルダの中身が、スクリーンショットを取った時点では約600MBまで減少。その後、数MBまで減って行った。
  • なるほど、複数のバージョンが競合しないよう、古いアップグレードファイルは事前に削除されるらしい。

なんかアップデートできない。。。

さあ、いよいよセットアップが始まるぞ・・・・というタイミングで、以下ダイアログが表示された。

「このPCをアップグレードすることはできません。」
「$WINDOWS.~BT」フォルダの中身をチェック
▲クリックで拡大
Windows 10 バージョン 1903 はまだ私のメインPCには対応できていない、という理由でセットアッププログラムは中止されてしまった。

後述するが、この時点では「外付けUSBデバイスやSDメモリカードを接続していると、v1903 へのアップデートに失敗する」場合がある、という不具合があり、私のPC環境はそれに引っかかっていたらしい。 (この問題はすでに解消している)
しかし、この時点では私はこの問題に気が付いていない。一旦仕切り直しして、このアップグレード作業を続けてみた。

んで、ここで問題発生。

PCを再起動させると、以下のような状況となってしまった
「更新して再起動」が消えない
▲クリックで拡大
バージョン 1903 はセットアップ開始直前に中断、バージョン 1809 は失敗となったのに、「更新して再起動」が消えないww 

たぶん「$WINDOWS.~BT」フォルダの中身がなくなった事が原因なんだろうけど、これ、「更新して再起動」を選択するとどうなるんだ?Windowsが起動しなくなったりしないのか・・・・?

PCを「更新して再起動」してみる

この状態で手をこまねいていても仕方がないので、「$WINDOWS.~BT」フォルダの中身を完全に削除してから「更新して再起動」を押してPCを再起動してみる事に
「更新して再起動」が消えない
▲クリックで拡大
PC再起動直後は「更新して再起動」が残ったままでちょっと焦ってしまったが、5~10分経った頃に これはいつの間にか消えてしまった。

  • ちなみに、通常の「再起動」を選択した場合は「更新して再起動」は消えなかった。
  • 「更新して再起動」した際の挙動に、特に気になる所はなかった。
  • Windows 10 の自動更新のチェック (または自動メンテナンス) が入り、システムプログラムの整合性が取れた段階で、この「更新して再起動」のメニューを消しているカンジ。

その後約1週間に渡りPCの挙動を観察してみたが、何事もなかったかのようにPCは快調に動いていた。ヨカッタヨカッタ。

改めて、バージョン 1903へのアップデートに挑戦。

その後、ちょっと前に作成したバックアップイメージでOSの状態を元に戻し、あらためてバージョン 1903へのアップデートに挑戦してみた。

やはりセットアッププログラムは中止されてしまう。。。
「$WINDOWS.~BT」フォルダの中身をチェック
▲クリックで拡大
Windows 10 バージョン 1903 は、まだ私のメインPCには対応できていないらしい。作業はここで中断する事になってしまった。
むう。。。。残念だ。

この時点での補足メモ

  • 外付けUSBデバイスやSDメモリカードを接続していると、v1903 へのアップデートに失敗する場合があり、現在はそのような環境ではバージョン 1903はインストールできなくなっているとの事。(この問題は既に解消している)
  • アップデート時、プリンタ(SDメモリカードの空きドライブが認識される)と外付けHDD1台を繋いでいたので、これが失敗の原因かもしれない。
    • いつもの私であれば、プリンタや外付けHDDは外してからメジャーアップデートを行う。
    • しかし今回は自動更新で強制的にアップデート直前の状態になったため、(この状態で外付け機器を外すのはやめておこうと判断し) 外付けドライブが存在した状態のままアップデートを行ってみた
    • 後日仕切り直した時も、プリンタを外すの忘れていた。
  • その後プリンタを外し、さあ仕切り直しだ、、、!と思ったタイミングで、以下の記事を読んでしまった。

機能更新プログラムの延期設定を行った

2018年10月以降、様々な理由があってPCをほったらかしにしている状態が続いてたが、今回の件で機能更新プログラムの延期設定を行うことにした。
「$WINDOWS.~BT」フォルダの中身をチェック
▲クリックで拡大
とりあえずこれで、バージョン1809をすっ飛ばし、数か月後に 1903 を再チャレンジする予定。

今回の更新はここまで。

メモ: Windows10 バージョン1903 の不具合や対応情報

あとから自分で読み返す際は、ここから下がメインの情報。
※前項で書いた USBデバイスやSDカードなどの問題も記載あり

かつてはこのサイトでも Windows 10 の不具合やトラブル情報をまとめていたが、現在では Microsoft がしっかり情報を公開している。窓の杜 さんなどでも、これらのトラブルが定期的に紹介されている。

この辺の情報を参考にしつつ、もうしばらく経ってからバージョン1903 を試すことにする。