2018年10月頃から、私の多忙や体調不良により、このサイトの更新は著しく停滞してしまった。
それでも2018年10月~翌年1月まではソコソコの気力もあり、Windows10 バージョン 1809 のトラブル情報をまとめる準備をしていた・・・・のだが、完全にまとめきる前に力尽きてしまった。
ということ以下、それらの情報の供養も兼ね、(本当に今更なのだが) このページに Windows10 バージョン 1809 で発生した主なトラブルを掲載しておく。
はじめに
- Windows10 バージョン 1809で発生していた様々なトラブルは、2019年5月初旬ですべて解決。
- Microsoft が 作成している「不具合リスト」 (Windows 10 各バージョンのリリース情報) の更新頻度・精度が、十分に役立つクオリティになってきた。
- 該当ページ
Windows 10, version 1803 - Windows Release Information | Microsoft Docs - 先の「個人的な多忙&体調不良」も含め、バージョン1903以降、このサイトで不具合リストを作成する事はもうないかもしれない。
- 該当ページ
まえおきここまで。
以下、手元でメモしていたバージョン 1809 トラブルや不具合情報
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FLACファイルのメタデータが途切れたり正常に再生できなくなる
- 2019年1月9日
【アプデ】 Windows10 v1809 October 2018 Updateを適用後、FLACファイルのメタデータが途切れたり正常に再生できなくなる : ニッチなPCゲーマーの環境構築- 修正時期未定。(19H1のIP版では修正済み)
Administrator アカウントが無効化される
- 2018年12月28日
Windows 10 version 1803 から version 1809 にアップグレードするとビルトイン Administrator が無効化される – Ask the Network & AD Support Team- Windows 10 v1803 から v1809 にアップグレードすると ビルトイン Administrator アカウントが無効化されてしまう問題が報告されている
- 本問題の発生条件
Windows 10 version 1803 から version 1809 にアップグレード
* ビルトイン Administrator アカウントが有効である。
* 他にも Administrators 権限を持っているアカウントが存在している。 - 2019年1月中旬に修正予定
1803 → 1809 のメジャーアップデートが失敗する
- 2018年11月27日
【アプデ】 Win10 v1803からv1809へアップデート時、『開発者モード』だとアップデートに失敗する : ニッチなPCゲーマーの環境構築- v1803で『開発者モード』になっているとアップデートに失敗する
- 開発者モードをオフにすればこの問題は発生しない
- 開発者モードをオフにする方法
『設定』 → 『更新とセキュリティ』 → 『開発者向け』と進み、『開発者モード』にチェックが入っていればそれ以外
ネットワークドライブに接続できない
- 2018年11月30日
【アプデ】 Windows10 v1809 October 2018 Update適用後、ネットワークドライブが機能しなくなる。対処方法あり [Update 2: 12月上旬修正に延期] : ニッチなPCゲーマーの環境構築- Windows10 v1809 October 2018 Update を適用後、エクスプローラからネットワークドライブにアクセスができなくなるなどの問題が発生する
- 12月上旬に修正する見通し
- 対処方法
Mapped network drive may fail to reconnect in Windows 10, version 1809
メジャーアップデート直後から音が出なくなる
- 2018年11月23日
【アプデ】 Windows10 v1809 October 2018 Updateを適用後、音が出なくなる場合がある : ニッチなPCゲーマーの環境構築- HDMI / USB Type-C / DisplayPortのいずれかでモニタを接続すると、環境によっては接続先モニタから音が出なくなる
- この不具合の原因は、Intel Graphics Driver 24.20.100.6344 / 24.20.100.6345
- 現在は該当ドライバがインストールされている環境に対し、v1809 October 2018 Updateの配信を停止している
タッチキーボードで不具合が発生
- 2018年11月18日
【アプデ】 Windows10 v1809 October 2018 Update適用後、タッチキーボードに多数の不具合が発生 : ニッチなPCゲーマーの環境構築- Windows 10 RS5にてWPFアプリの読み取り専用Textボックスにタッチした場合の挙動について – JAPAN Platform SDK(Windows SDK) Support Team Blog
クリップボードの履歴画面を表示すると、以降、タッチキーボートが起動しない。回避策の案内あり、 - Windows 10 RS5にてWPFアプリで不要なタイミングでタッチキーボードが起動してきてすぐに閉じる – JAPAN Platform SDK(Windows SDK) Support Team Blog
WPFアプリケーションで不要なタイミングでタッチキーボードが起動してきてすぐに閉じる。回避策の案内なし。 - Windows 10 RS5にてWPFアプリの読み取り専用Textボックスにタッチした場合の挙動について – JAPAN Platform SDK(Windows SDK) Support Team Blog
WPFアプリケーションで読み取り専用のTextBoxをタッチすると、読み取り専用にもかかわらずタッチキーボードが表示される。または、タッチキーボードの表示後にすぐに閉じる。回避策の案内なし。
- Windows 10 RS5にてWPFアプリの読み取り専用Textボックスにタッチした場合の挙動について – JAPAN Platform SDK(Windows SDK) Support Team Blog
時期バージョン (19H1) からWindows Update の中止方法が変わる?
- 2018年11月15日
Windows 10 Insider Preview、自動Windows Updateが指定した日数で中止可能に ~タスクバーなどが明るくなる「ライトテーマ」も追加 - PC Watch
- Windows 10 Insider Preview Build 18282(19H1)
- 新たに指定した日数のあいだ自動更新を中止する機能が実装された
- 定した固定の時間帯のみならず、自動でユーザーが作業している時間帯を検知し再起動しないようにする「Intelligent Active Hours」機能が実装された
(解消) Cloud for Windows が正常に動作しない
- 2018年11月28日
【アプデ】 Win10 v1809 October 2018 Update適用後、『iCloud for Windows』が正常に動作しなくなる [Update 1: iCloud 7.8.1で修正] : ニッチなPCゲーマーの環境構築- Windows10 v1809 October 2018 Update と iCloud for Windows バージョン7.7.0.27 に互換性がない
- 問題が解決するまで iCloud for Windows インストールしている環境にはv1809 October 2018 Updateの配信が停止されている
- この不具合は iCloud for Windows 7.8.1にて修正された。iCloud for Windows のアップデートで解決する
その他
LINEが勝手にインストールされる
- 2018年11月28日
いつの間にか「LINE」アプリがインストールされる現象はWindows 10の仕様だった - やじうまの杜 - 窓の杜- 編集部でMicrosoftに問い合わせたところ、この現象はMicrosoftがユーザーのニーズなどに合わせて選んだお勧めアプリを自動でインストールするWindows 10の機能によるものだそうです。
- この件をいち早く記事化したブログさん
【Windows 10】「勝手にLINEがインストールされていた」の声が増加中(2018年11月11日) | LINEの仕組み
ディスククリーンアップは非推奨になる
- 2018年9月14日
「ディスク クリーンアップ」は非推奨に ~“ストレージ センサー”への移行を - 窓の杜- Windows 10の「設定」アプリに統合されている“ストレージ センサー”は、機能アップデートを重ねるごとに機能が拡充されている。「ディスク クリーンアップ」に相当する機能は“今すぐ空き領域を増やす”で代替可能で、性能面でも優れている
- 今秋リリースされる予定の「Windows 10 October 2018 Update(RS5)」では、“OneDrive”の“ファイル オン デマンド”機能がクリーンアップ対象としてサポートされる。
- 「ディスク クリーンアップ」は互換性を維持するため、当面は残される
2018年11月に修正されたもの
以下は 11月14日 公開の KB4467708 で修正された (再公開されたISOイメージでも修正済み)
- 圧縮ファイルを解凍する際、解凍先フォルダに同名ファイルが存在している場合は上書きされず展開失敗する (エラーメッセージなどは表示されない / サードパーティ製解凍ソフトでは発生しない)
- Edge、ストアアプリ、VPNなどがネットに繋がらなくなる。(IPv6を有効にするとこの問題は回避できる)
- 「%USERNAME%」などの環境変数を利用したユーザープロファイルを構成すると、移動ユーザープロファイルが正常に利用できなくなる問題
- 「C:\Users\ユーザー名\Documents」などのユーザーフォルダ内のファイルが勝手に削除される問題
その他
不具合
- 特定フォルダの中身が消える → KB4464330で修正
- ユーザープロファイルが正常に利用できない場合がある
【アプデ】 Windows10 v1809 October 2018 Updateで移動ユーザープロファイルに不具合 : ニッチなPCゲーマーの環境構築
新機能
チェック
- 【WinUp個別】Win10(1809)ではレジストリエディタからのLFS1.1固定が反映されない?【2018/10/4】 – 自作PCの道楽新館
レジストリ変更でLFS2.0 → LFS1.1が反映されない