2019年05月の Windows Update メモページです。
「作っておかないと自分が困る」という事態が発生するため、個人的に必要が生じた際に、必要最低限のレベルで作成を続けています。

まえおき

ページ内リンク

今月分のメモ

スポンサー リンク

今後、Windows7の更新は注意が必要 (再掲)

※この項目は、2019年4月度情報の再掲です。
今後、Windows 7 を2018年3月以前のイメージからリカバリを行おうと思った場合や、ゲスト仮想マシンでの運用では注意が必要。Windows Update 適用後に、ネットワーク設定が意図しないものに変更される場合がある。

ネットワーク設定が変更される原因と予防策

  • 原因
    • 今月リリースのKB4493472以降、毎月のロールアップ更新プログラムにPciClearStaleCache.exeが含まれなくなった。
      ※ PciClearStaleCacheは、内部PCIキャッシュの不整合を解消するもの
  • 問題発生しているかの確認方法
    • コントロールパネルを開く >ネットワークを開く
    •  既存のNIC定義が新しいNICに置き換えられ、それがデフォルト設定になっていたら、この問題に該当する。
    • ※ NIC ・・・・ イーサネットネットワークインターフェイスカード
  • PciClearStaleCacheを含まない月ごとの更新をインストールするとき、以下の現象を引き起こすことがある。
    • NIC設定が書き換えられる。以前のNICのカスタム設定はレジストリに残るが、使用されなくなる。
    • Wi-Fiネットワークアダプタが無効になる
    • Wi-Fiプロファイル設定が、ネットワークフライアウトに表示されない
    • 静的IPアドレス設定がネットワークインターフェイスで失われる
  • 問題が発生しやすい環境
    • ゲスト仮想マシンおよび、2018年3月以降に更新されていないマシンで特に発生しやすい。
  • 予防策
    2019年4月10日以降の更新プログラムをインストールする前に以下を行う
    • 2018年4月10日(KB 4093118)~ 2019年3月12日(KB 4489878)の間にリリースされた1つ以上の月間ロールアップを必ずインストールする
    • 上述した期間のロールアップ更新プログラムには、PciClearStaleCache.exeが含まれている。

共通の不具合あり

今月の更新では、Windows 10 および 8.1 にて共通の不具合があるため、この項目を設けた。

Win7、8.1で共通の不具合あり

Windows 7 および Windows 8.1 にて、アップデートをインストールした後、システムの起動が遅くなったり、再起動時にシステムが反応しなくなる問題が発生する。

原因および参考リンク

Win10、8.1で共通の不具合あり

Windows 10 および Windows 8.1 にて、以下の問題が発生する。

1. WDSサーバへの接続が、途中で終了することがある

※ WDS(Windows展開サービス)とは・・・・
WindowsのサーバーOSに含まれる役割の一つ。ざっくり書くと Windows OSをネットワーク経由で複数のPCにインストールする機能。企業などで多数のPCを短時間でセットアップするために利用するもの

  • イメージのダウンロード中に発生する
  • Variable Window Extensionを使用していないクライアントまたはデバイスには影響を受けない
  • 原因:可変ウィンドウ拡張を使用するように構成されたWindows展開サービス(WDS)サーバーからデバイスを起動するために、Preboot Execution Environment(PXE)を使用する問題があるため。
  • 今後のアップデートで修正予定
  • 臨時の対応策
    WDSサーバー上のVariable Window Extensionを無効にすることで、この問題を軽減できる。無効手順は以下 (1~3いずれかを行い、その後4を行う)。
    1. 管理者権限のコマンドプロンプトで「Wdsutil /Set-TransportServer /EnableTftpVariableWindowExtension:No」と入力
    2. Windows管理ツールから、Windows展開サービスを開く
      • 「サーバー」を展開し、「WDSサーバー」を右クリック
      • 「プロパティ」を開き、「TFTP」タブの「可変のウィンドウ拡張を有効にする」をオフにする。
    3. レジストリエディタを開く
      • 「HKLM\System\CurrentControlSet\Services\WDSServer\Providers\WDSTFTP\EnableVariableWindowExtension」を開く
      • 値のデータを0にする。
    4. WDSServer サービスを再起動する

2. "STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL(0xC00000A5)"というエラーが発生することがある

  • クラスター共有ボリューム(CSV)上のファイルまたはフォルダーに対して実行操作する場合に発生
  • 管理者特権を持たないプロセスからCSV所有者ノードに対して操作を実行したときに発生
  • 管理者権限を持つプロセスから操作、CSV所有権を持たないノードから操作を実行することで対処可能。
  • 今後のリリースで修正予定

5月15日配信分 (月例更新)

共通項目

  • 全OS共通
    KB890830 概要/ダウンロード
    2019-05 悪意のあるソフトウェアの削除ツール
  • Windows 8.1/10 共通
    KB4497932 概要/ダウンロード
    2019-05 セキュリティ更新プログラム (Adobe Flash Player 対応)

Windows 10 バージョン 1809

  • KB4494441 概要/ダウンロード
    2019-05 Windows 10 Version 1809 の累積更新プログラム
    • 注意: この更新プログラムを適用する前に、最新のサービススタック更新プログラム(KB4493510)を適用することを推奨 (Windows Updateを使用している場合は自動で提供される)
    • 既知の問題など
      • WDSサーバへの接続が、途中で終了することがある
      • "STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL(0xC00000A5)"というエラーが発生することがある
      • Microsoft EdgeまたはUWPアプリから印刷を行う際、「プリンタに予期しない設定問題が発生しました。0x80070007e」というエラーが表示されることがある
        • Internet Explorerなど、他のブラウザを使用して文書を印刷する
      • KB4493509をインストールした後、いくつかのアジア言語パックがインストールされているデバイスに「0x800f0982 - PSFX_E_MATCHING_COMPONENT_NOT_FOUND」というエラーが表示される
        • 最近追加された言語パックをアンインストールして再インストールする
        • [アップデートの確認]を選択して  、2019年4月の累積アップデートをインストールする
        • 問題が解決しない場合、PCのリセットが必要
        • 今後のリリースで修正予定
    • KB4499405 概要/ダウンロード
      2019-05 .NET Framework 3.5、4.7.2 および 4.8 の累積的な更新プログラム (x64 向け Windows 10 Version 1809 用

Windows 10 バージョン 1803

  • KB4499167 概要/ダウンロード
    2019-05 Windows 10 Version 1803 の累積更新プログラム
    • 注意: この更新プログラムを適用する前に、最新のサービススタック更新プログラム(KB4485449)を適用することを推奨 (通常、自動で提供されている)
    • 既知の問題など

Windows 7

  • KB4499164 概要/ダウンロード
    2019-05 Windows 7 向け マンスリー品質ロールアップ
    • 注意: この更新プログラムを適用するには、最新のサービススタック更新プログラム(KB4490628)を事前にインストールしておく必要がある。 (Windows Updateを使用している場合は自動で提供される)
    • 既知の問題
      • このアップデートをインストールした後、システムの起動が遅くなったり、再起動時にシステムが反応しなくなったりする
  • KB4499406 概要/ダウンロード
    2019-05 Windows 7 および Server 2008 R2 (x64 版) 用 .NET Framework 3.5.1、4.5.2、4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1、4.7.2、4.8 のセキュリティおよび品質ロールアップ

Windows 8.1

  • KB4499151 概要/ダウンロード
    2019-05 Windows 8.1 向け マンスリー品質ロールアップ
    • 既知の問題など
      • WDSサーバへの接続が、途中で終了することがある
      • "STATUS_BAD_IMPERSONATION_LEVEL(0xC00000A5)"というエラーが発生することがある
      • このアップデートをインストールした後、システムの起動が遅くなったり、再起動時にシステムが反応しなくなったりする
  • KB4499408 概要/ダウンロード
    2019-05 Windows 8.1 および Server 2012 R2 (x64 版) 用 .NET Framework 3.5、4.5.2、4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1、4.7.2、4.8 のセキュリティおよび品質ロールアップ

Windows Update に失敗する場合 (サイト内関連)

今月分では、(特定のセキュリティソフトを利用した環境以外であれば) 今月分固有の問題はほぼ発生していないものと思われます。
Windows Update が失敗を繰り返したり、何か問題が発生する場合、まずは以下のような一般的な対処方法を試してみます。