ごく一部の Windows 10 Ver 1903 マシンにて、Windows Update を行うとブルースクリーンエラー「PAGE FAULT IN NONPAGED AREA」が発生し、更新が失敗する・もしくは更新が成功してもその後の起動で失敗する、等の問題が発生する場合がある模様です。
恐らく 2019 年 7 月の KB4507453 から発生し、10 月 9 日公開の KB4517389 でも発生中と思われます。
はじめに
このエラーの一般的な対処方法は以下 (サイト内リンク)
以下、今回発生している固有の問題についての情報
問題の発生するKB
以下のKBいずれも少数ながら報告があります。
- KB4507453(2019年7月10日)
- KB4512941(2019年8月31日)
- KB4515384(2019年9月11日)
- KB4517389(2019年10月9日)
※問題発生のタイミングがまちまちなのは、メジャーアップデート&その後の Windows Update をするまで問題が起きないためだと推測しています。
この問題についてのリンク
- 2019年10月分で発生
1903用Windows Updateで、再起動後ブルースクリーンで失敗する方へ(情報提供) - マイクロソフト コミュニティ - 2019年8月末~9月分で発生
September 2019 update with BSOD at reboot - Microsoft Community
[SOLVED] Windows Update - KB4512941 not installing correctly - Microsoft Community - 2019年7月分で発生
価格.com - 『Windows10更新【KB4507453】でブルースクリーン』 OSソフトのクチコミ掲示板
※特定のグラフィックスドライバが問題のように見えるが、下の方まで読み進めていくと別問題。
原因および対処方法
原因および対処方法についても、上記リンク先に記載があります。
- いずれのケースでも、ArcSoft 社の「TotalMedia Theatre」がインストールされている環境で発生しています。( ArcSec.sys があると問題発生)
- TotalMedia Theatre をアンインストールすれば問題が解消します。
アンインストールしても ArcSec.sys が残ってしまう場合は、再度TotalMedia Theatre をインストールし、アンインストールしなおせばOKとの事です。 - それでも問題が発生している場合は、手動で ArcSec.sys を削除する必要があります。 (ただしそれなりの知識や経験が必要)
- また、インストールされているグラフィックスドライバによって、BSoD が発生するタイミングがかなり異なる模様です。(Windows Update 直後の場合もあれば、更新後しばらくしてから、シャットダウン後のコールドブート時のみ発生など)
このページの情報は以上です。