2015.08.13: コメント欄で「指紋認証機能」が作動する情報をいただいたので追記
サブで使っているノートPCをWindows10に無償アップグレードしたので「アップグレード後」の相性問題などをレポートしたページです。
(アップグレードの手順などは別ページで紹介)
アップグレードしたPC
東芝製 dynabook R731/36CS (詳細ページ)
CPU: Cpre i3 2310M
チップセット:HM65 Express
サウンド: RealTek社製 ALC262搭載
ストレージ: 128GB SSD
メモリ: 4GB
USB3.0: 1基/USB2.0: 2基
DVDスーパーマルチドライブ
指紋認証
2011年夏モデル。
現在、東芝は2013年モデルまでしかサポート対象に含めていない。
(dynabook Windows 10 アップグレードサポート対象機種)
アップグレード後のスクリーンショット
▲クリックで拡大
Windows10にアップグレード後も、デスクトップの壁紙やインストールしたアプリなど、殆ど変わらず。
今のところ、ほぼ順調に作動しています。
問題が出た箇所
現時点で問題が発生したのはサウンドカードのみ。
- ドライバは正常に更新されているように見えます
- 殆どのアプリケーションで残響音が酷いコトになっています。
(サラウンド効果が二重・三重にかかっているような音)
- realtek high definition audio driver が、64bit 版Windows10で問題が発生する事は現時点でも多数報告が見られます。
- 私の場合、暫く待てば、対応ドライバか公開されるものと踏んでいます。
- realtek本家では、既にドライバか公開されてます
Realtek High Definition Audio Codecs
(インストーラーは日本語対応)
- 最新ドライバを適用しても、「多少マシになった」程度だった
- こんなに音質悪かったっけ・・・?
(音楽・動画視聴用途で使っていなかったので、過去の音質が記憶にない)
ネット上でも音質が変わった・音が出なくなった等のトラブルがかなり見受けられるので、Windows10にアップグレードしたPCでは、これは良くある事なのかもしれません。
もう少し使い込むとまだ問題を発見できるかもしれませんが、今のところ(一応は)順調に稼働しています。
その他、メーカー製ノートPCやタブレットで気をつける事
- 「指紋認証」「タッチパネル」など
これらはメーカー独自のドライバを適用しないと正常作動しない場合があるので特に注意する事。
- 今回の私の場合、これらの項目は関係なし。
- 2014年8月頃、指紋認証機能がハード的に壊れてしまった。
当時、既に「指紋認証機能」は無効にし、ログインに使うアプリケーションも削除した。 - dynabook R731/36CSにタッチパネル機能はなし。
Windows10アップグレード後のデバイスマネージャ
dynabook R731の Windows10デバイスマネージャ
▲クリックで拡大
- 私のノートPCの指紋認証機能は、認識不良を起こし使えなくなっているが、Windows7時代はデバイスマネージャー上では正しく認識されていた。
- Windows10にアップグレードした後は「Fingerprint Sensor」という名称で認識され、「!」マークが付いている。
- また、「セキュリティデバイス」として、何やら不明なデバイスが認識され、こちらは何かのドライバが正常に当てられている。
- これは、指紋認証機能が一部分だけ誤認識されているかも知れない。
- コメント欄で情報いただきました。
R731/W2JCにて、PINを設定後に指紋認証でのログインが可能になったとの事です。
通常の場合は問題なさそうです。
- ※PIN・・・Microfostアカウントにログイン時に利用する「4桁の数字」(そのデバイスでしか利用できない、他アプリやクレジットカード情報への紐付けがない等、パスワード漏えいに強い)
と言う事で、指紋認証機能の付いたPCをアップグレードする場合は、一旦機能を無効化してからアップグレードした方が良さそうですね。