5インチFDD

先週末、勢いに任せてDOS/V用 5インチFDD(フロッピーディスクドライブ)を購入してしまいました。3モード作動可能で、PC-9801の1.2MB FDが読めるタイプのものです。Yahoo!オークションのマイナス評価の全く無い業者さんで、作動確認の取れている中古が5,000円でした。
2009年になった今でも、探せば結構な数の中古5インチFDDは出回っているみたいです。

ジャンクならもっと安く手に入りますが、そういうのはノウハウを蓄積してから手を出すもの。トラブっても「何が原因で動かないのか・認識しないのか」が全く解らない状態からスタートする訳ですから、まずは確実に動くであろう物をゲット。

親父の20年来愛用しているPC-9801機(まだ現役!)がそろそろ寿命が近そうなので、万が一の時にWindows機でもフロッピーディスクを読めるようにしておくためです。まだPC-9801本体も数千円~5万円で入手出来るようですが、5インチFDD自体がそろそろ入手困難な為、「当面はバックアップ目的、最終的にはWindowsでデータ管理」するのが目的です。

 

昨日、一昨日と、この5インチFDDと大格闘をしてました(^_^;

結論から書くと、
最新のマシン(現状ではXPまで)でもマザーボードにフロッピーディスク用のコネクタさえついていれば、なんとかなるかもしれません(ドライブの他にも多少お金はかかりますが)と言う事で、ノウハウが分かってしまえば(PCの増設、自作経験があれば)そんなに難しい事ではありませんでした。

しかし実際の所、「FDDの3モードでの作動」はWindows Meまでしかサポートされておらず、2000、XPあたりからはサポートされていません。
また、OSがサポートしていると言っても、マザーボードやBIOSがサポートしているとは限りません。日本のメーカー製パソコンならともかく、海外BTO PCや自作PCでは、Windows98SEあたりから既にドライバの入手が困難。取り付けて即作動とはいかないようです。
(最近のFDDは720KB、1.44MB、2.8MBの3モードでサポートされていたりする)

昨日、一昨日とPCと大格闘して疲れ果てたので、詳しくは明日以降に書こうと思いますが、とりあえず写真だけ。

 

FDD取り付け中
▲手元に残っていた旧マシンに5インチFDDを取り付け中。

3モード作動確認中
▲3モード試験作動中。

ケーブル接続にミスがないか、ディスクが上手く回転しているか、などなどを確認する為、最初はむき出しのままテストです。

組み込み
▲無事作動したので組み込み完了。
不恰好だけど読めれば良いのだ。

詳細は次回へ続く。≫PC-9801時代の5インチFDをWindowsで読めるようにする2