ハードディスクに関する以下の常識はいずれも根拠のないものだという内容です。

1.高価なSCSI/FCドライブの方が安価なSATAドライブよりも信頼できる
2.RAID5が安全なのは2台のドライブが同時に故障する確率がとても低いため
3.初期の故障しやすい時期を超えれば耐用年数に達するまで壊れないという信頼が高まる
4.ハードディスクメーカーのいうMTBF(平均故障間隔)はハードディスクドライブを比較するのに有益な尺度である

~中略

この研究において、業務向けの高価でハイエンドなSCSI/FCハードディスクドライブと民生用のSATAハードディスクドライブにおいて、それほど明確な差はなかったとのこと。この点においては、Googleが自社サーバに民生用のハードディスクを使っているのも特に不思議ではないということのようです

引用元

先日紹介したGIGAZINEさんの記事に続きがありました。

HDDは消耗品だと割り切ってはいるんですが、業務用も民生用も故障率は一緒なんですね。

海門が良いとかMaxtor が良いとか色々評判聞いて買っていたんですが
もう HDDのメーカーはどこでも良いや、って感じですね(^_^;

初期故障率については、故障率自体が使用年数によって一定ではなく、初期故障率よりも摩耗や劣化が早期に始まるかどうかということの方が有意な結果を得られたそうです。つまり、サーバ向けハイエンドハードディスクドライブによくあるような、出荷前に行われる長時間の駆動テストをパスしていようがいまいが、そんなのは後々の故障率とは無関係だと言うことです。

それでは、ハードディスクメーカーのいうMTBF(平均故障間隔)とは?例えば「MTBFが10年」というのは「10年に1度故障する」という意味です。同様に、「AFR(年間平均故障率)が50%」というのは、2年に1回故障するという意味です。で、メーカーの発表しているAFRが0.58%~0.88%の範疇にあるハードディスクドライブの場合、実際の観察結果ではなんと0.5%から最大で13.5%までの幅があったとのこと。平均してAFRはメーカー発表値の15倍ほど、約3%だそうです。

さらにレポート読んでいると、
メーカーどころか新品買う必要も無いんじゃね?
とも思ってしまいます。

私のPCパーツ持論「メモリとHDDだけは新品を」は崩れ去りそうです(- -;
HDD、もう中古で良いや(笑)