タイトル通りです。
Windows が UEFIでインストールされている事を前提にした、「Fast Boot」と「高速スタートアップ」の違いについて説明したページです。

この2つは名前も機能も非常によく似ているのですが、実は全くの別物であり、しかも「この2つが無効でもPCの起動は高速化されるケースがある」というお話です。

やや初心者向けに、何となく分かれば良い、という所から始まっていますが、途中からはかなり難しい話になります。このページを読む事で「Fast Boot」と「高速スタートアップ」、そしてUEFIで高速起動できるポイントを意識的に区別出来るようになって貰えれば幸いです。

まずはざっくりと説明

  1. 高速スタートアップ は「Windows」の機能
  2. Fast Boot は「マザーボード」の機能
  3. 「Fast Boot」と「高速スタートアップ」が無効になっていてもPCの起動が高速化する部分がある

まずはこの3点を覚えておけば、大きな混乱はしなくて済むかと思います。

「Fast Boot」と「高速スタートアップ」について

どちらも その名の通り Windows の起動を高速化させる機能です。
図にするとこんな感じです。
高速スタートアップの設定項目
▲クリックで拡大

設定方法について

設定を変更したい場合も、この2つは別々に設定を行う必要があります。

「高速スタートアップ」は以下のようにWindows上で設定を変更します。
高速スタートアップの設定項目
▲クリックで拡大
この画面の呼び出し方や、設定の変更方法は以下のページで紹介しています。

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Fast Boot の設定方法

「Fast Boot」はマザーボードのUEFI画面を呼び出して設定します。
ASUS P9X79 Deluxeの UEFI / BIOS 画面
▲クリックで拡大
この画面は ASUS製 P9X79 Deluxe というマザーボードの設定画面です。
この画面の呼び出し方や、設定の変更方法は以下のページで紹介しています。

 

とりあえずは、上の画像を見て2つの機能が「全くの別物である」という感覚を身に付けてもらえるだけでも良いかと思います。
ここから、少しずつ難しくなって行きます。

UEFIには「Fast Boot」と「高速スタートアップ」に関係なく起動が高速化する部分もある

UEFIでWindowsをインストールしただけ(「Fast Boot」と「高速スタートアップ」は無効にしている状態) でも、レガシーBIOS互換の時より高速に起動する部分があります。
この辺がちょっとややこしい所です。

 

続いて、「Fast Boot」や「高速スタートアップ」を設定する際の注意事項を紹介して行きます。

「Fast Boot」と「高速スタートアップ」の注意事項

ケース別「Fast Boot」と「高速スタートアップ」の設定

「Fast Boot 無効」が必要なケースはどんな時か?
「高速スタートアップ 無効」が必要なケースはどんな時か?
「両方とも 無効」が必要なケースはどんな時か?
それぞれ以下な感じ。

二つの機能の注意するところ

その他の注意点

PC起動時に F2キー や DEL キー を使って BIOS画面に入りたい時

高速スタートアップは有効・無効どちらの場合でもUEFI画面に入れます。
ただし「高速スタートアップ」が有効な状態の「シャットダウン状態」からUEFI・BIOS画面に入り、そこでUEFIの設定を変更すると、Windowsが正しく起動できません。最悪の場合、Windowsが起動しなくなります。

Fast Bootを無効にした場合、うっかりミスによる事故防止のためにも Windows 上の「高速スタートアップ」も無効にしておきましょう。

このページの情報は以上です。

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