2016.09.25: IE8ではIE11がダウンロードできなくなっている旨を追記。
最新情報
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Windows7 SP1 クリーンインストール直後のWindows Update (どのKBを先入れすると時間がかからなくて済むか?)
以下、古い情報です。
Windows7のWindows Update関連。
ちょっと駄文。メモ的な更新です。
また検証時期がやや古く、今となってはチョット役に立たない箇所があるかも・・・・?という内容ですm(_ _)m
※この検証は、2016年2月9日~2月20日頃に行ったものです。
※KB3125574をはじめとするロールアップパッチは検証に含まれていません。
本文
クリーンインストールした Windows7 を Windows Update で最新の状態にする際、IE8の修正パッチや .NET Framework 4 、4.5 など、不要と思われる更新プログラムを除外してみた。
Windows7無印のSP1化 直後の Windows Update
▲クリックで拡大
最初の220個くらいある更新リストから、
・IE8の修正パッチ
・.NET Framework 4 、4.5関連
これらの更新パッチを探し、チェックを外してみる。
※「名前」をソートすれば簡単に見つかる。思ったより少ない。
.NET Framework 4 、4.5 ・・・・・ 最新の4.6.1があれば不要 (3.5系は必要)
IE8 ・・・・・ IE11があれば不要
.NET Framework 関連のWindows Updateは結構時間がかかるので、30~40分くらい時間短縮できないかな?と淡い期待をしてみる。
IEの更新やアップグレードも時間がかかるので、こちらもある程度の時間短縮が期待できる。
結論
IE11 と .NET Framework はスタンドアローン インストーラーを利用して、Windows Updateより先に手動でインストールしちゃうのが良い感じでした。
IE11 ダウンロード
2016年9月現在、IE8ではダウンロードできなくなっています。Google Chromeなど別ブラウザを使うか、事前にダウンロードしておきましょう。
対処方法 → IE8でIE11がダウンロードできない場合の対処方法 (2016年9月版)
.NET Framework 4.6.2 ダウンロード
※検証した時は4.6.1 が最新でしたが、2016年8月現在は4.6.2が最新です。
Windows Update画面であれこれとチェックを外しても、Windows Updateの設定を「更新プログラムを自動的にインストールする(推奨)」にしてると、勝手にインストールされる。
(最初の200個超の更新は数回の再起動が必要なため、再起動時にチェックが入るためと思われる)
以下、個別の検証内容の紹介です。
はじめに注意
個別の更新プログラムを手動でインストールしようとした際、「準備中」の段階から先に進まなくなる問題がよく発生します。
上記ページ後半で紹介している「「手動インストール」も時間がかかる場合」などの項目を参考に、「Windows Updateサービスを一旦停止する」「Windows Updateの設定を「確認しない」にする」などの措置を行った後に手動アップデートするのが無難です。
以下、個別のテスト内容
このテストはVMware上の Windows 7 Enterprise評価版にて行っています。
ゲストOSの設定
OS: x86 Windows 7 (SP1化した所でスナップショット作成)
CPU 4コア (4.2Ghz)
メモリ: 3GB
ストレージ: HDD 60GB (単一、7200rpm)
不要なパッチのチェックを手動で外した場合にかかった時間
まず、不要パッチのチェックを手動で外して (.NETやIE11の先入れは行わず) 更新してみた結果
更新の確認ボタンを押す→リスト表示 70分・・・・変わらん
全部ダウンロードする時間 30分・・・・・変わらん(※平均20Mbps出る回線)
最新の状態まで 3時間 0分 ・・・・変わらん
合計 4時間 40分
全部Windowsにお任せしてアップデートした時と ほとんど変わらん結果になりました・・・・
しかも、しれっとインストールされとる・・・・
Windows Updateの設定を「更新プログラムを自動的にインストールする(推奨)」にしてると、.NET Framework 4 、4.5はチェックを外していても、(更新中に何度かPC再起動させているうちに)しれっと入り込んできます。。。
▲クリックで拡大
こりゃダウンロードやインストール時間に違いが出ない訳だ。
チェックを外すだけでは次回のWindows Updateでインストールされちゃう。
(※.NET Framework 4がWindows Updateでインストールされるのは Windows7無印から(推奨設定で)アップデートする時のみ。インストールDVDにWindows7 SP1を利用する場合は 勝手に入ってくる事はなかった。)
何度か試してみたけれど、.NET Framework 4は、再起動の度に不要パッチのチェックを外したり、非表示設定にしても全然防げない。この方法は使えない。