2016.09.12: 毎回chkdskが走る現象が解消していたので追記

Paragon Backup & Recoveryの解説ページです。
このページではリストア(復元)方法を解説しています。

サイト内に新しいバージョンの情報があります
 ・インストール方法
 ・リカバリメディアの作成
 ・概要およびバックアップ方法
 ・リストア方法(ドライブ単位)
 ・リストア方法(フォルダ単位)

システムドライブを復元する場合は、リカバリーメディア経由で復元しましょう。同梱の「Paragon Recovery Media Builder」を使うことでWindowsのリカバリーメディアを作成する事が可能です。

バージョン14時代のサイト内リンク
 ・インストール方法
 ・概要およびバックアップ方法
 ・リストア方法(ドライブ単位)
 ・リストア方法(フォルダ単位)
 ・リカバリメディアの作成

リカバリーメディアを作成する

まずは「Paragon Recovery Media Builder」を起動します。
「Paragon Recovery Media Builder」を起動
▲クリックで拡大
(Paragon Backup & Recoveryを初回起動した時は、自動で起動します)

これもダイアログが起動します。
リカバリーメディアを作成
▲クリックで拡大
[Next]をクリック

作成するメディアの種類を選択します。
作成するメディアの種類
▲クリックで拡大
Windows PE、Linux(EFIまたはBIOS)、用途に合うものを選択します。
[Next]をクリック

インストール先を選択します。
インストール先を選択
▲クリックで拡大
ISOファイル(光学メディア)またはリムーバブルメディア(USBメモリなど)、どちらかを選択します。

ここで[Next]をクリックすると、メディアの作成が行われます。

メディアの作成が終わると、以下の画面になります。
メディアの作成終了
▲クリックで拡大

これでメディアの作成は終了です。
ISOファイルで出力した場合は、ライティングツールでCD/DVDなどに焼きましょう。

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リカバリーメディアの起動

システムドライブを復元する場合は、リカバリーメディア経由で復元しましょう。

メディアを利用する際は、PCのブート先を変更します。
ブート先の変更
▲クリックで拡大

  • PC再起動時、(PCによって異なりますが) DEL/F2/ESCキーを押してBIOS画面に入り、起動の優先順位を変更します。
  • DVDドライブや、USBメディアの起動優先順位を上にしてPCを再起動します。
  • UEFIブートメディアの場合の注意点
    • Windows PE系のリカバリメディアを作成した場合でも、マザーのBIOSを「セキュアブート無効/CSM 有効」と設定しておく必要があります。

メディアの使い方は、WindowsにインストールしたParagon Backup &Recoveryと同じです。

Windows PEのリカバリーメディアを利用した場合

Windows PEのリカバリーメディア1
▲クリックで拡大
Windows PEのリカバリーメディア2
▲クリックで拡大
Windows上のParagon Backup & Recoveryと同じGUIでの操作が可能です。
通常はこちらを選べば良い様に感じます。

一応チェック!
パーティション アライメントを一応チェックする

Windows PEのリカバリーメディア2
▲クリックで拡大
左上メニューからSettingを選択しパーティションモードを確認しましょう
 ・Legacy (XP以前)
 ・Vista 以降
 ・inheritance (XP以前からVista以降へのアップグレードをしたDisk)
となっています。
ここが正しいかどうか、復元前にチェックしておきましょう。

Linux(EFIまたはBIOS)のリカバリーメディアを利用した場合

Linux(EFIまたはBIOS)のリカバリーメディア1
▲クリックで拡大: Normalモードを選択

Linux(EFIまたはBIOS)のリカバリーメディア2
▲クリックで拡大
Paragon Backup & Recoveryを選択

文字化け
▲クリックで拡大
ドライブレターが文字化けしています。
Windows PE版と比較すると起動も遅いです。
まあ、恐らく機能的には問題ないかと思います(ここも未確認)。

リカバリーメディアの注意点

私のPC環境では、リカバリーメディアを利用すると「Windowsが正常に終了されなかった」と判断され、chkdskが走ります。
最初はビックリしましたが、毎回発生する事、復元を行わなくてもリカバリーメディアを起動しただけでもchkdskが起動する事などを考えると、(ダーティビットフラグの消し忘れなどが原因と考えられ)、特に問題になる事は無いように思います。
2015年9月頃に Paragon Backup & Recovery 14 Free を再度ダウンロード&インストールしなおし、リカバリメディアも作成し直したらこの症状はなくなりました。

※考えられる原因

  • Paragon Backup & Recovery 14 Free に修正が入った
  • 執筆当時(2014年11月)、私のPCが正常ではなかった。
  • Windows7 + UEFI(GPT) の組み合わせで「Fast Boot有効」を使っていた。
    ※Fast Bootは、本来はWindows8以降で利用する機能。
  • リカバリディスクを起動する際、マザーボードの設定を間違えていた
    • 例「セキュアブート無効/Fast Boot 有効/CSM 有効」などの組み合わせ
      ※ Fast BootとCSM両方を同時に有効にすると正常起動しないマザーがある。

以上。

あとがき

思ったより手間のかかる更新だった(^_^;
未確認な部分が多くて失礼します m(_ _)m

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