Micorsoft Essential Security Pro 2013 という名前のMSEソックリの偽セキュリティーツール(ウイルス)が発見され、海外のフォーラムに投稿されているのを見つけたので、その紹介記事。
今回発見された偽ツールMicorsoft Essential Security Pro 2013
▲クリックで拡大
マジでMSEそっくりですね(^_^;
ちなみに、本物のMicrosoft Security Essentialsはこんな感じ
▲クリックで拡大
Proとか2013とかの冠は付いていません。
名称も微妙に違う
・Micorsoft Essential Security Pro 2013 ・・・偽ツール
・Microsoft Essential Security ・・・・本物
違いがわかりますでしょうか?
検索したい時など、この違いを分かっていないと正確な情報が出てこなかったりします。
駆除方法
この偽ツールの詳細や、駆除方法については、以下ページが詳しいです(英語)- Remove Micorsoft Essential Security Pro 2013 (Uninstall Guide)
PCに詳しい人なら、英文読めなくてもなんとなく理解できるページです。
- ※ちなみに当サイトの過去記事の手順でも駆除可能です。
→ 偽セキュリティソフト系のウイルスに感染した場合の駆除方法
- 駆除のポイント
・駆除する際は、WindowsをSafeモードにする。
・駆除にMalwarebytes Anti-Malwareを使う。
・regeditでスタートアップに登録されたウイルスのキーを削除する
・ツールやregeditが開かない場合はRKillを使ってみる
- ※ちなみに当サイトの過去記事の手順でも駆除可能です。
- 注意:
この手の偽セキュリティーツールは、ツール自体の削除は簡単な場合が多いです。怖いのは偽ツールと抱き合わせでPCに侵入してくるルートキットウィルスです。クラッカーの腕前や悪意次第で、凶悪なウイルスがセットになっている場合があるので注意です。
ちなみに、国内ではまだ大きな感染被害は出ていないようですが、最近再びJAVAの脆弱性などが発見されているので注意しておきましょう。
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最近のセキュリティーニュース
という事で、気になったものを4点ほど紹介。JAVAの脆弱性には特に注意です。
- Javaの最新版に未解決の脆弱性? 闇市場で売り出し中 - ITmedia ニュース
普段JAVAを利用していない人は、削除しておきましょう。 - Windows 8用の偽ライセンスキー生成ツールが登場……実際はクリック詐欺 | RBB TODAY
好奇心は猫も・・・・って事で、怪しいモノには裏があるので注意です。 - Google、「Chrome 23」の更新でさらに2件の脆弱性に対処 - ITmedia ニュース
ブラウザは常に最新の状態にしておきましょう。 - 本物サイトの中に偽画面、IPAがネット銀行マルウェアに注意喚起 - ITmedia ニュース
ネット銀行マルウェアが進化してきました。
ネット銀行の正規アドレスにアクセスした際でも、個人情報を盗んでいく事例が発見・報告されています。
以上、本日は最近のセキュリティーニュースを中心にした更新でした。