今からする話はもう3年前の話。現在では全く役に立たない可能性あり。
しかも「こんな事がありました」ってな話で、「こうやると良いですよ」って話ではありません。ゴメンナサイ(笑)
「友人からキャプチャした映像を再エンコすると音ズレしまくる」と相談を受けた話
上記のような相談を受けた訳だ。「音ズレする理由が解らない」と。
中身はと言うと、その友人達のアマチュアバンドのライブ映像。
キャプチャはUSB外付けのMPEG2キャプチャ機器で行っていた。
ライブハウスの薄暗い中での演奏を家庭用ビデオカメラで撮影なので、当然ノイズが酷い。
友人もPCにそれなりに詳しかったので、ノイズを消せばキレイになるし、保存サイズも減ると言う話をどこかで知っていて、私と同じようにVirtualDubModとAvisynthに行き着いたらしい。
が、コレがVirtualDubMod使って読み込んでも、Avisynth通してみても、盛大に音ズレが発生する。スローで確認してみると、アチコチでキャプチャ時にコマ落ちが発生していた。
しかも不定期にコマ落ち。一定間隔でずれて行く訳じゃないので手動で直すにも限界がある。オマケに当時は私もdirectshowsourceで読み込んで音ズレを直す方法を知らなくて途方に暮れた。
MPEG2のままで良いじゃんとアドバイスしたが、彼は納得しない。
まぁ、エンコ道とはそういうモノです。自分の納得したい形に残したいワケです(笑)
ドライバを最新のモノにアップデートしてキャプチャしなおしを勧めたんですが、その結果も同じでした(´Д`;)
で、ネットでその解決法を探してみると、そのキャプチャ機器のボロクソな評判ばかりが出て来る始末。いわゆる地雷製品を買ってしまっていたようです。
当時の安いキャプチャ機器はハードウェアキャプチャでもこんなのザラでした。
こういう失敗を繰り返してみんな買い物上手になっていく訳です。私も友人も、当時はネットの口コミを見てから購入するという方法を知りませんでした。
結局、私の持っていたUleadMediaStudio(市販品)で読み込むと、音ズレしない事が分かり、UleadMediaStudioで読み込んでAviに再エンコして、それをAvisynthでノイズ除去して保存すると言う、何とも効率の悪い方法を取ってしまいました。
私はコーデックの仕組みまで勉強していないのであまり良く分かりませんが、タイムスタンプの打ち方がAvi形式とMpeg2形式じゃ違うんですかね?
「さすが市販品は違うね」という結論で終わり。
その後の彼のエンコ道
その後、彼はUSB外付けキャプチャ機器を売り払ってしまうのかと思ったが、UleadVideoStudioと言う上記市販品の廉価版がその機器にはバンドルされており、それを使えば音ズレしないと気が付き、UleadVideoStudioでAviに変換→Avisynth&Virtualdubmodでノイズ除去という、二度手間、三度手間になるエンコ作業を続けた。
その彼は現在はHDDレコーダを持っていて、もうPCで動画エンコはしていない。
彼もまだ地デジ対応の機器はもっておらず、私と同じで買うタイミングを探っているらしい。
今のMPEG2キャプチャはどうなんでしょうかね?
やっぱりコマ落ちは発生する機種多いんでしょうか?