高機能な音声波形編集ソフト、SoundEngine Freeの紹介。
SoundEngine Freeは、音声ファイルの録音、WAVやOGGファイルの再生や切り貼り編集、エフェクト付加、音質やボリュームの調整などが行えるサウンド編集ツールです。
ツール概要
公式サイト: SoundEngine Free【音楽編集・音声録音フリーソフト】
対応OS:Windows 2000/XP/Vista/7/8
ライセンス:フリーソフト(個人利用または教育目的、転載目的のみ)
SoundEngine Freeは自分で録音した音声ファイルのボリューム調整や、音質・音程の調整、エフェクトの付加などに向いたツールです。
複数の音声ファイルをミックスしたい場合は、同作者が開発しているRadioLine Freeの方が便利に編集できます。
ダウンロード場所/インストール方法
公式サイトTOP一番下の「ソフトウェア」リンクからダウンロードページへジャンプできます。
公式サイトTOP
▲ダウンロードページへのアクセスはこのリンクから行います。
インストールについて
ダウンロードしたファイル(soundengine_free_xxx.exe)はごく一般的なインストーラー形式であり、ダブルクリックした後に指示に従い数回クリックを繰り返せばインストールが完了します。
SoundEngineのここがお気に入り!
録音レベルがバラバラになりやすい「屋外録音」や「長時間の複数人の会話」なども、SoundEngineの「オートマキシマイズ」や「リミッター」、「コンプレッサー」を使うとかなり簡単にレベル調整が可能です。
▲クリックで拡大
「オートマキシマイズ」はSoundEngine独自の機能で、全体の音量を「ノーマライズ」よりも大きくする事が可能です。
他の音声波形編集ツールには似たような機能がなかなかありません。
「リミッター」や「コンプレッサー」機能は、扱いやすさ・精度・処理速度ともに他のソフトよりもかなり優秀と感じます。
例えばAdobe Soundbooth CS5と比較して処理速度は体感7~8倍の速度です。(Soundbooth CS5は内部処理が32bitだからかもしれない)
またSoundboothでは音が歪んじゃうレベルまで音量を上げていっても、SoundEngineでは何故か音の歪みが気にならないです。(音量調整のGUIが直感的なので、操作しやすいだけなのかも)
SoundEngineの使い方
とりあえず基本だけ紹介
タブ・機能の選択
▲クリックで拡大
・録音したい場合は「録音タブ」
・MIXや切り貼りを行いたい場合は「編集タブ」
・音程調整を行いたい場合は「音程タブ」
を選択し作業します。
また再生や一時停止には、スペースバーを使います。