Windows 7/8 およびWMP12の動画再生に最適化されたフリーのコーデックパック、「Shark007 STANDARD Codecs」の紹介です。
旧ページタイトル「Windows8用に最適化されたコーデックパック、Windows 8 Codecs」
▲Standard Codecsの管理画面
これをインストールすれば、Windows 8標準のWindows Media Playerでも、あらゆる動画の再生が可能になります。H264やAVCの hi10p / 10bit カラーにも対応しています。
現在では、Win8Codecs と Win7Codecsは統合され、Standard版とAdvanced版の2つに分かれています。
ダウンロード
・Standard Codecs for Windows 7 / 8(旧Win8Codecs)
・Advanced Codecs for Windows 7 / 8(旧Win7Codecs)
※現在(v4.7.0)は、32bit版と64bit版は一つのパッケージにまとめられています。
※XP/Vistaユーザー用にCodecs for Windows XP and Vistaも用意されています。
インストール方法
別ページで詳しく解説しています。
・Shark007 Codecs (旧 Win7Codecs / Win8Codecs)のインストール方法
注意
Shark007のコーデック管理方法は個人的には非常に気に入っているのですが、最近はアドウェア満載のツールになってしまいました。英語が苦手な人は利用は避けるべきソフトです。
まずはCCCPなどのコーデックパックを試してみて、機能に物足りなさを感じた場合に挑戦してみてください。
Win7Codecs との違い (Standard版/Advanced版の違い)
- Standard版・・・・従来のWin8Codecs
lav filtersもしくはMicrosoft codecsのみで殆どの動画再生を可能にしています。Haali、FFDshow、Gabest などのフィルター・スプリッターを利用していません。
比較的簡単に動画再生の設定を行えます。 - Advanced版・・・・従来のWin7Codecs
スプリッターにHaali、FFDshow、Gabest などを実装しています。
rm ,mov, ogg などの再生設定も変更可能になります。
動画再生に色々とこだわりたい人向けのコーデックパックです。
主な機能(STANDARD版)
- Windows 7/8 用のコーデックパック。フリーソフト
- ほぼ全ての動画・音声形式が、Windows Media Player 12で再生可能になる
amr | mpc | ofr | divx | mka | ape | flac | evo | flv | m4b | mkv | ogg | ogv | ogm | rmvb | xvid - h.264 MP4 動画のGPU再生支援機能あり
- Haali、FFDshow、Gabest などのフィルター・スプリッターを利用しなくてもMP4の再生が可能になる。
- 32bit LiveTVなど、PDVD12デコーダーとの相性で問題が発生していた一部のアプリケーションが正常に使えるようになる。
- FLVや10bitカラーの MKVファイルなどが、
・サムネイルが表示されるようになる。
・エクスプローラーのプロパティ表示が出来るようになる。
・Windows Media Player リストに追加できるようになる。 - インストールした各コーデックを個別に有効/無効の選択が出来る
Standard Codecsの設定
設定の変更には(部分的に)管理者権限が必要です。
Settings Application を「管理者として実行」を選んで起動しましょう。
また、設定終了後はPCの再起動を行うのが無難です。(常駐プログラムがコーデックやスプリッターを使用していると、Shark007 Codecs の設定が反映されない)
Windows8の場合
▲クリックで拡大
上図のように操作して管理者として実行します。
簡易設定方法
▲再生環境がおかしくなった場合は、左下の「Reset ALL」で設定を初期値に戻すことが可能です。
また、下段の「Shark007 Suggested Setting」を選択すると、自動的にツール側でオススメの設定に変更できます。特殊な再生環境を構築したいと思わない限り、このオススメ設定を利用しておけば十分です。
各種設定画面
▲Shark007 Standard Codecsが内包したコーデックやスプリッターの構成を一元管理できます。
Standard版では、サムネイル作成の指定、LAV Filterの指定、字幕(VobSub)の指定、レンダラーにEVRを利用するかどうかなど、必要最小限の設定が行えるのみになっています。
▲動画の分析や、プレイリストの作成、Windowsの各種タスクへのアクセス、WMPライブラリの再構成など、Shark007 Standard Codecsが持っているその他の機能へのアクセス画面。
▲スピーカーやオーディオ関連の設定はここから指定します。
▲AVIファイルの再生設定はここから。スプリッタの切替機能のみで、Standard版では大した変更は出来ません。
▲H.264形式の動画を再生する際、どのデコーダーを利用するか指定可能です。
▲mkvコンテナの動画を再生する際、どのスプリッタを利用するか指定可能です。
▲mpgやmp4コンテナを再生する場合の指定
▲その他の設定項目
▲コーデック類の[Enable/Disable List]が地味に便利です。
また、アンインストールはこの画面から行いましょう。
(64bitアドオンをインストールしている場合は先にアンインストールする事。またコントロールパネルから削除すると、時々おかしな事になり、アンインストールできなくなる。)(現在は64bitアドオンは統合されているので、このような注意を払う必要はありません)
サイト内関連ページ
・Shark007 Standard Codecs(旧Win8Codecs)
・Shark007 Advanced Codecs(旧Win7Codecs)
・Shark007 Codecs (旧 Win7Codecs / Win8Codecs)のインストール方法
・何でも再生!おすすめコーデックパック 一覧
▲Windowsで利用される代表的なコーデックパックをまとめて紹介しています。