2015.10.09: 項目 [AviUtlの使い方] のリンク修正。
※注意: その他の情報は古いままです。

このブログで何度も紹介しているVirtualDubModと双璧をなす、動画エンコードツールの定番「AviUtl」の紹介です。
AviUtlは、aviファイルやd2vファイルを読み込み、色調補正、画像補正等の各種フィルターをかけたり、簡単な編集を行い、好みのaviコーデックに変換、圧縮を行うためのフリーソフトです。

シンプルな作りですが、動画の基本編集はこれ1本で十分行えます。プラグインも豊富で、拡張性が高い事も特徴です。

数年前に一度開発は止まっていたのですが、2007年11月より再び開発が始まり、CPUのマルチスレッド化に対応する等、細かなバージョンアップが再び行われています。
2008年1月12日公開のAviUtl0.99bでだいぶ安定したようです。

AviUtl
▲AviUtl0.99b
作動環境は、MMXが使えるCPU(今時のPCなら大丈夫です)、Win2000、WinXPです。

AviUtlのダウンロード

AviUtlのダウンロードは、以下より行えます。
AviUtlのお部屋
▲上記よりAviUtl、各種プラグインが入手します。現時点では最新のバージョン(AviUtl0.99b)を入手するのが良いでしょう。

AviUtlの特徴

AviUtlは、主にTVからキャプチャした動画のエンコード、Mpeg2素材からにAvi形式変換する場合に使用します。同様の目的で使用されるVirtualDubMod+AviSynthと比較すると、次のような特徴があります。

  1. 作者が日本人なので、FAQ、プラグイン、解説サイト等の
    日本語ページが充実している。
  2. 初心者でも使いやすい
  3. フィルター等のGUIが分かりやすい。フィルターの効果の確認も簡単
  4. マルチスレッドに対応した(注:1

また個人的な感想では

  1. アナログ地上波放送で発生するゴースト(画像の二重写り)を消去するプラグインが使いやすく、非常に優秀
  2. VirtualDubModに比べ、エンコード速度はやや遅め(注:1
  3. 30fps→24fps化にやや難アリ(注:1
  4. 上記以外はVirtualDubMod+AviSynthと同等の機能を持つが、使いやすさは圧倒的にAviUtlが上

といった感じです。

注:1
私がよくAviUtlを使用していたのは2002年~2003年であり、「注:1」を付けた部分に関しては、現時点での性能は未確認です。

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AviUtlのインストール

  1. AviUtlは特別なインストール方法は無く、ダウンロードしたファイルを解凍し、「aviutl.exe」をダブルクリックすればAviUtlは起動します。
  2. 各種プラグインはダウンロードした後、「.auf」ファイルを「aviutl.exe」と同じ階層のフォルダに入れれば使えるようになります。
    AviUtl002
    ▲プラグインはこんな感じにドンドン突っ込む。

AviUtlの使い方

このサイトでは、AviUtlの詳しい使い方は割愛しています。
以下サイトなどが参考になります。
私はたまたまVirtualDub系のツールを先に使い出し そのまま愛用しているので、AviUtlに関しては あまり詳しくありません。

AviUtlとVirtualDub系で迷っておられる方へ

使い方はAviUtlの方が簡単なので、これから動画エンコを始めてみようという方で、AviUtlを使った方が良いかもしれません。両方使ってみて、自分の手にしっくり来る方を選びましょう。

このページの情報は 以上です。