AVI bitrate Grapherは、AVI動画を解析してフレーム毎のデータサイズを出力してくれるフリーソフト。avi動画のちょっとしたデータ解析を行いたい場合に便利です。

出力データ
▲AVI bitrate Grapherで出力した解析データを、Excelで出力した図。
  縦軸に「瞬間ビットレート」
  横軸に「フレーム数」
を使ってフレーム毎のビットレートを波形化/グラフ化しています。

AVI bitrate Analyzer

解説&ダウンロードサイト:
NiSi くんの創るぺえじ-PC:AVI bitrate Analyzer-

AVI bitrate Analyzerの使い方
▲AVI bitrate Analyzerの使い方
  1. 「開く」で動画を開き
  2. 解析を [1フレーム毎か/指定フレーム毎か] を指定して
  3. 「フレーム情報の保存」で出力するだけ。
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使い方の一例

防犯用Webカメラなどの録画データを解析するのに、意外と便利。
動体検知ツールが使えない場合など、このツールである程度の代用が可能です。

解析結果はtxt形式で出力されます。
AVI bitrate Analyzerの出力データ
▲クリックで拡大:AVI bitrate Analyzerの出力データ
10フレーム毎のAVI解析データを合算して出力した場合のテキストはこんな感じです。
※古いExcelは3万2千行までしかグラフ化できないので、長時間の動画の場合は10フレーム毎のデータを合算して出力するのがお勧め設定になります。

テキストのままでは何が何だか解らないので、Excelなどで読み込んでグラフ化する必要があります。

WebカムのデータをExcelで「散布図」としてグラフ化して見た所
エクセルでグラフ化
▲クリックで拡大
カメラ内で何か変化があった場合、ビットレートが大きく変化します。気になるシーンだけを選択して再生したい場合、かなり便利です。

 

余談:IPカメラ購入しました

近所で空き巣狙いというか、不審人物の徘徊が目立つようになり、
防犯用にIPカメラを購入しました。
防犯用のWebカム
▲クリックで拡大:
購入したIPカメラは「PLANEX CS-W05NM」という製品。

動体検知が出来て、その結果をiPhoneなどのメールにお知らせする機能付き。「コリャ便利!」と飛びついてみたものの、プロバイダーがグローバルIPアドレスに対応していないと動体検知もお知らせメールも使えない事に、後から気が付きました(つД`)

補足:動体検知はグローバルIPアドレスなしでも作動可能です。でも。。。
  • 本体内のSDカードへの動体検知録画が可能
     →カメラごとSDカードも盗まれちゃ無意味
  • Sambaサーバーをたてる事により、LAN内で動体検知録画が可能
     →いま忙しい。新たにサーバー構築するの面倒くさい。
  • その他色々な便利な機能は、プロバイダーのグローバルIPアドレスを経由して使う事が前提になっている。

ってな感じで、現在グローバルIPアドレスサービスをプロバイダーに申請中。
動体検知の利用は当分お預け。

こいつの使い方やレビューは、後日行う予定です。

あとがき

とりあえず現在は、留守中はずーっと録画設定にしておいて、帰宅後に録画ファイルをチェックする方法を取っています。

不便だなぁと思う反面、「全部録画している」ってのはかなり安心感があります。
全録画して、ビットレートを解析して、目立ったシーンのみ後からチェックするこの方法、意外に悪くありません。私には合っている感じ。