このブログでの報告はちょっと遅れましたが、5月末に Speed Booster Canon EF Lens to Micro Four Thirds S購入しました\(^o^)/
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取り付けているレンズはCanon EF 28-105 F3.5-4.5です。
5~6月の超多忙期間を乗り越えた自分へのご褒美ですヾ(*´Д`*)ノ
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今回の更新は、このSpeed Booster EF to m4/3 Sのレビューではなく、購入の前後に私が検討した内容や経緯などを記録したモノになります。
レビューは次ページ「Speed Booster EF to m4/3 S 購入しました(レビュー)」に掲載。
購入したSpeed Boosterについて
購入したのは「5Vの外部電源供給は不要」「BMCC 2.5Kなどパッシブm4/3では使えない」S(BM2)バージョンの方です。
購入時期について
- 購入時期
KIPONの新アダプター「EF-MFT AF」が全然入手出来ない頃、かつメタボーンズの「Speed Booster EF to m4/3 XL 0.64x」発表される直前でした。 - 「普通のSpeedBooster EF to m4/3」を注文してから手元に届くまでの間に「XL 0.64x版」が出てしまい、マジで椅子から転げ落ちましたw
- とりあえず今回の場合、明るさや広角側よりも、「50~150mmあたりの画角でシステムを組みたい」がメインだったので、精神的ダメージは小さかったです。
- 噂で聞いていた「x0.64倍のスピードブースター」が、まさか本当に出るとは思わなかった。。。
- あとx0.64版はGH3/GH4には付くけど、GH1/GH2/GM5などには付かない等々・・・ギリギリの設計みたい。
- なので仮に購入が1週間遅れても、x0.64版をチョイスする事は無かったと思う。。。
- なので、普通の「EF to m4/3」を買ってしまったのはこれで良しとしよう(^_^;
- そしてこのブログを執筆している今、2015年7月15~16日あたりに、パナソニックから新しいレンズが発表される予定があるらしい。
- 17-75mm F4.0通しとか20-60mm F2.8通しってなスペックのレンズが出てきたら、多分私は泣く(^_^;
その他のメモ
- 今回も、Metabonesのサイトで購入する際は、住所や名前の記入は一切なし。
- Paypalのメールアドレスを伝え、Playpalで支払う。
- PayPalに登録された住所に届く。
- 今回、初めてFedExを利用してみた。
- 注文から3日で届いてビックリした。
- 香港EMSの場合、1週間~10日かかる。FedExは倍早い。
- 税関を当日パスするとは思わなかった。
- 今回も消費税と通関代を別途徴収された。
2012年頃までは個人輸入しても消費税と通関代を徴収された記憶はないのだけれど、最近はコレがデフォなのかなあ。
Speed Booster購入の最初の動機
- 既に持っているCanon FD to Micro Four Thirds Speed BoosterでMF 撮影するのが楽しすぎる。
- 特に今は、NFD 35-105 F3.5で撮影するのが楽しい。やはり私は換算50~150mmの画角が好きなのだと再確認した。
- ※正確に云うと、35~150mmが好き
- しかしm4/3にはこの画角で明るいズームレンズが存在しない。
そしてNFD 35-105 F3.5(600g)は重い。あとマニュアル撮影したデータに絞りのExif値が残らないのも少し悲しい。 - \ __ /
_ (m) _ ピコーン
|ミ|
/ `´ \
( ゚∀゚)
ノヽノ |
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EF to m4/3のスピードブースターとEF28-105 (375g)の組み合わせって、私にとって最強じゃないかな!?
以上が今回の購入動機です。
んで、上で「EF to m4/3のスピードブースターとEF28-105の組み合わせ最強かな?」と書いていますが、そこに辿り付くまで、かなり考えました。
以下はその考えの過程です。
どのマウント規格のアダプターを買うか?
- 私はGH3からレンズ交換式カメラの世界に入った人なので、m4/3以外の規格を良く知らない。
- 今はただ、m4/3で「17.5~75mmあたりでF4以下(出来ればF2.8通し)」の便利なズームレンズが欲しいのだ。
- でもm4/3陣営からそういうレンズが発売されそうにないから、マウントアダプタ経由で物色してみよう。
- レンズの種類、製品と情報の入手しやすさを考えると、キャノンEFか、ニコンのFマウントで探すのがベストかなあ。
(関連記事:ニコンのレンズとマウントの種類が分からない。) - キャノンEFアダプタは(高価だけど)絞りが電気的に連動してる製品あり。
ニコンアダプタは機械的に絞りを連動させるコトが可能。
- Exif残したい場合、電気的に連動できるEFマウントの方が有利
- 絞りをマニュアル操作したいなら、ニコンマウントの方が有利
- 欲しい画角でレンズを調べてみた場合
- 24-85または28-105あたりでF4~F4.5で撮れるレンズを探してみると、キャノン製レンズの方が(古いけど)軽い。使いやすそう。
- EF 28-105 F3.5-4.5・・・375g
- EF 24-85 F3.5-4.5・・・380g
- Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G・・・465g
- Nikkor 24-85mm f/2.8-4 D・・・545g
- もしワンランク上のレンズが欲しくなった場合でも・・・
- EF 24-105 F4L・・・・660g
- Nikkor AF-S 24-120mm f/4G ・・・・710g
- キヤノンのレンズの方が、チョットだけ小さくて済みそう。
- 24-85または28-105あたりでF4~F4.5で撮れるレンズを探してみると、キャノン製レンズの方が(古いけど)軽い。使いやすそう。
キヤノンにするかニコンにするか(はたまた別のマウントにするか・・・?)を考えていたら、いくら時間があっても足りないので、ひとまずキヤノンのEFマウントで物色を進める事にした。
SpeedBooster以外の選択肢はないのか?の調査
マウントアダプター側の検討。
バカ高いMetabones社製じゃなくても、他にも良いモノあるんじゃない?てな考えで色々調査。
- 購入した当時は、「KIPON EF→マイクロフォーサーズ HIGH SPEED AF電子マウントアダプター」(EF-MFT AF)が発表された直後だった。
- KIPONのAF可能アダプターも非常に気になったが、リリース直後は代理店への入荷数も非常に少なく、予約してもいつ手元に届くか分からない状況だった。
- また今回は、光学縮小系のアダプタが欲しかったので、ひとまずパス。
- LensTurboなどの他社製品の場合、「EF to m4/3」では絞り開放で使うしかない。
- フォーカルレデューサーでない製品の場合、絞り羽根付きのEF to m4/3アダプターもあるが、(多くのレンズで)絞ると周辺減光が酷くなる・・・という弊害があるらしい。
- Exif情報に拘らない場合は、ニコンFのマウントアダプタの方が有利になる。(ただしこの場合、Gレンズ対応か非対応かを事前にチェックする必要がある)
- 今回はx0.7倍の製品メインで物色していたが、一応 BMCC用のSpeed Boosterを通常のm4/3機に付ける場合、具体的にはどの辺で無理が生じるのかをメールで聞いてみた。
- 先に「XL 0.64x版をチョイスする事は無かったと思う。」と書いていますが「F5.6のズームレンズをF4.0以下で使えるかも」という考えもあり、やっぱx0.64~x0.58倍のSpeed Boosterも気になっていた。
- 国内代理店のデジタルホビー、販売元のmetabones、両方に問い合わせたが、どちらからも「内部に干渉があるため無理」というHP上の注意書きと同じ回答しか貰えなかった。
- GM5は規格外レンズを付けるとメカシャッターが切れない仕組みなので、GM5なら干渉は無いのではないか?とも質問したが、これも「内部に干渉があるため無理」との事だった。
(干渉するのはメカシャッター部分じゃないのかな・・・?)
(ひょっとすると電子接点が付いた場合、GM5のメカシャッターが作動するのだろうか・・・?)
まあ、色々と後ろ髪を引かれながらも「買って、実際に使ってみないと分からない」という事で、電子接点を持った「Speed Booster Canon EF Lens to Micro Four Thirds S」を購入し、レンズは「個人的に画角と重さが丁度良い」と感じた「EF 28-105 F3.5-4.5 USM」を中古購入してみたのですが・・・。
うーん。色々と不満は残ります。
とりあえず続きは次回更新以降で。
サイト内 関連ページ
・Speed Booster EF to m4/3 S 購入しました(レビュー)
しかしまあ・・・なるほど。わたくし、レンズ沼にはまりそうです。しかも、単焦点ではなくズームレンズでw
納得いくレンズを買うまでは、暫く「小金を貯めては散財」を繰り返すかもしれません( ̄▽ ̄;)